手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

講師・雁部貞夫先生の歌(2012年10月)

2012年10月23日 | 講師の作品
新アララギ 2012年10月号より

・銀山のかつての毒も消え去るか沢に山女魚の斑の色光る
・尾花沢に紅商人の家残る蕉翁十日の逗留の跡
・銀山を開きし人は越の人湯宿の能登屋その草分けか
・出羽の紅ぬらば活力みなぎると刀自言ひしがその慣ひ失す
・谷こめて雨は土砂降り茂吉碑を訪ふはあきらめ出羽の酒酌む
・『山びこ学校』に農の貧しさ知りし日よどの山里も今は桜桃を売る
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講師・吉村睦人先生の歌(2012年10月)

2012年10月23日 | 講師の作品
新アララギ 2012年10月号より

・暁にしばらく鳴きて鳴き止みし蝉はふたたび鳴くことのなし
・外灯の光に飛びて来たりしか今朝も幾匹か黄金虫落ちをり
・白き犬来たりて傍らにすわりたり今しばらくこのベンチにをらむ
・捨てられし撫子の茎幾本か挿ししが根付き花つけそめぬ
・ブラインドの隙より入り来る夕日ざし今日の校正ここまでとせむ
・たつた一回ちよつと乗つて何を言ふオスプレイは安全などと
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