チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

口を閉じると自分が見える

2019年07月08日 20時43分08秒 | 日記
女はおしゃべり
とよく言われる
しかし昨今は
男のほうがよく喋る

乗り物に乗ると
ほとんどの人がスマホをみる
本読読んでいる人は稀
じっと思索にハマっている人はまずいない

多くの人が
自分の話をしたがる
人の話は聞かない
傾聴をするという言葉は死語?

だから余計喋りたくなる

内省するのが怖いのだろうか
自分を顧みると人のこともよく分かる

私をわかってほしい
私を知ってほしい
私を見てほしい
私を信頼してほしい
私を愛してほしい

この事人に向けるのではなく
自分自身に向けると
黙っていても人から愛されるようになる

すべての人は天才
人に認めて貰う必要はない
あなたがあなたを認める
それで周りは変わる

こんなことに思いを馳せた「言霊(ことば)力 心理カウンセラー養成講座」
 
#言霊力 #心理カウンセラー #養成講座 #中谷比佐子 #秋櫻舎 #天才 #愛 #傾聴
#自分自身 #内省 

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どんな贈り物より笑顔が最高

2019年07月07日 14時29分06秒 | 日記
最近赤ちゃんがわらうのを見るのがとてつもなく好き
公園を散歩していても
お買い物に行っても
電車に乗っても
バスの中でも
赤ちゃんを見るとにじり寄って(笑)あやす

100%の赤ちゃんが笑ってくれる
そうするとお母さんも近くにいる人もみんな笑顔になる

話しかけるのは
「かわいいわねえーー今日は元気?おひさまてっていて嬉しいね」
「かわいいわねえーーどこにおでかけ?そのアブちゃん素敵よ」
「かわいいわねえーー君のお母さん美人ね」
体中を揺すって嬉しがってくれるそして満面の笑みを見せてチャコちゃん先生をずっとニコニコしながら眺めている、なんと幸せだろうと思う

その余韻で働いている人にも声かける
「おはようございまーーす公園きれいにしていただいて嬉しいです」
すると
「今日は亀が甲羅干ししてるよ」
「えっそうですかいってみよう」

デパートで
「トイレいつもきれいですねありがとうございます」
ニッコリと優しい笑顔が帰ってくる。それだけで嬉しい

一昨日AtMの場所で
「うっとりする着物姿ですね」
とモップを片手にニコニコ笑いながら話しかけてくる女性
この方もいっぱい笑顔を与えてそして毎日色んな人の笑顔を頂いているんだろうなあと見とれた
「いつもピカピカ磨いていただいて感謝ですわ」
「うふっ」と恥じらいながら笑う姿も初々しい

日本は殺伐としているという方が多いけど自分から笑顔を渡せばこの世は一気に平和
ブサイクだとか不器量だとか思っている人もいるがその人の笑顔は絶世の美人と同じように光り輝くと思う

昭和25年そういうお話を書いた真山美保さんの「泥かぶら」久しぶりに東京で開演
8月17,18,19日 新制作座

#新制作座 #絶世の美人 #赤ちゃんの笑顔 #泥かぶら #秋櫻舎 #チャコちゃん先生 
#中谷比佐子 #不器量 #真山美保 #甲羅干し #掃除 #笑顔 #アブちゃん #公園

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着物が繋ぐもの 186

2019年07月06日 18時28分12秒 | 日記
完全オフ
自分を振り返る時間が十分にある日は嬉しい幸せ
なのにテレビっ子になっていた
映画一本推理(古いな)ドラマ一本合計4時間
昔人間だから、ぼーーーとテレビだけ見るのは時間に申し訳ないと思いかねて気になっていた、秋の単衣の着物を一枚ほどいた

この着物は「絹縮」と言って新潟の小千谷でつくっていただいた
つまり小千谷縮は麻だけど絹でも同じように縮ませることはできないのかと樋口工芸の当時は専務だった現社長に相談した

出来上がったらこれまた最高の素材になり、ちょうどいま時分梅雨の最中で湿気があるけど少し肌寒いそういうときの着物にもってこい

もともと縮んでいるから湿気に縮むということも気にならない
今日解いた着物は試作品で絹反物を通常より広幅に織り、小千谷ちぢみの工程と同じようにお湯につけて足で揉むという作業やっていただいた

コールドベージュに染めて芒を五つ紋のように背、両袖、胸においた
そしてこげ茶色の地色に金のすすきの帯を合わせ有頂天で着ていた
襟元もふんわりして体もゆったりと包んでくれて愛しい着物

着心地が良くて5枚も作ってしまった
お人にもお世話して自分のストック分が手元になくなり慌てて注文をしたところ
「縮のできる方があの震災でなくなってもう同じものはできないですよ」
その代り別の方法で絹縮はできますという

中越地震でなくなった人の手によってできていたこの着物大切にしなければとよく手を通した
そのため袖口は擦り切れ、裾も切れ、「頑張ってくれたねえ」と丁寧に解く

試作品として作った第一号が最も縮み具合がよくなにか作りての「新しいものに挑戰している!」という気迫を感じる
だからこそ着る方も嬉しくて力が入る
言葉は交わさないが着物は作った人と着る人の魂の会話があるように思う

#絹縮 #小千谷縮 #魂の会話 #着心地 #中越地震 #袖口 #裾が切れる #チャコちゃん先生 #中谷比佐子 #樋口工芸 #梅雨寒 #湿気が多い #比佐子流骨格着付け #秋櫻舎

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着物が繋ぐもの 185

2019年07月05日 09時41分42秒 | 日記
もう髪は染めないと決めて4ヶ月近くになるが
毎日別人に合う感じで楽しい
長く長く憧れていた大人の顔になっている まるでどこかの人
おばあさんではなく大人の顔
これが一番嬉しい

着る色に苦労すると思いきや
本来単純な色を好んでいたので古い着物がまだら白髪に微妙に調和して着物が逆に新鮮だ

何年か前あるきもの雑誌の編集で、白髪の方にしろっぽいお着物を着せて撮影をした
そのページをたまたまご覧になっていた美智子上皇様が「白髪でも白い着物はよく合いますネ」というお言葉を人づてに頂戴し 白髪にはどんな色の着物の色がいいのかお考えなのだと深く感じ入った

自分が斑になったらやはり着る色が気になる
若くみせるというより「元気に見える」ということが一番大切だと気がついた
そうすると着物の色を派手にするのではなく透明感のある色そして単純な模様、帯で変化をつけるという着方がいいと結論

振り返るとタンスの中には派手な模様や強い色は殆ど無い
30代のものでも逆に楽しく着ることができる
着物の選び方は間違っていなかったと自分自身を褒めている
逆に白髪になったほうが着物が似合あってきたのではないかとすら思う

というのは
着物を着るということは少なからず覚悟が必要
「シャントしなければ」という覚悟だけど
そうすると髪の毛をまとめるメイクにも手をかける(厚化粧ではなく)

今回わかったことだけど
年とともにまぶたが落ちてくるそのためアイシャドウがいい、人によって色が違うだろうがチャコちゃん先生はチャコールグレイとブルー、そして眉はこげ茶色で足す、口紅は思いっきり赤く、頬紅も必要
自分の顔をキャンバスだと思うと作り上げるのも楽しい
斑白髪もいいねえ

#斑白髪 #白髪 #アイシャドウ #赤い口紅 #眉化粧 #チャコちゃん先生 #中谷比佐子 #秋櫻舎 #西新宿着物教室 #頬紅 #着物 #厚化粧 #着物を着る覚悟 #髪の毛 #秋櫻舎



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和の風水

2019年07月04日 17時50分21秒 | 日記
久しぶりの風水セミナーの一日が終わった
着物から派生して風水を勉強しようと思ったのは草木染めの取材をしているときだった
その時山崎斌さんから「聖徳太子の冠位十二階の色は茜、紫根、山藍、鬱金、矢車附子、胡粉という色が使われている」という話を聞き、その色の意味がどういうものなのかを識ると「五行」から来ていることがわかった、

五行を勉強をしていくと襟合わせの問題なども風水に関わっていることがわかってきて
「これは本格的に風水を勉強せねば」
と思っていたら中国風水の大家故「鮑 黎明」先生とお会いすることができた
鮑先生を師と仰ぎ30年「八宅風水」を勉強した

この八宅風水は幼少の頃の細かい躾と合い通じるところがあり、日本の風水というのは日常の中で育てられてきたのだとわかった

お辞儀の意味、人との上下関係、五行の食事、神仏への接し方、親子関係の心理学や話し方、男と女の役割、人が人として生きる根底の軸は風水に則っていることが多い
風水の基本を知っていれば自分の生きる道はすぐ解明する

部屋の中で自分を守るためにはどういう場所に座ると良いのか
苦しまない生き方
人を喜ばせることは自分の喜びになるという風水の考え方
ものを大切にする心 丁寧に生きる心構え
大流行の断捨離ももとは風水の整理学から来ている
食事の仕方然り 食べ物の順序 玄関は顔だという論理
日常の暮らしの中に私達の賢い先人たちは風水の奥義を入れて子供や使用人を躾けてきていた

そこをしっかり認識しながら風水を伝えている
親の躾が薄い今こそ聖徳太子の頃から我が国にある日常風水が大切なのではないかと思う

鮑先生が生前お元気な頃そのようなことを申し上げたら「チャコネーサン(私が歳上なので)は和の風水として日本本来の礼節を踏まえた風水を構築したらいい」とおっしゃっていただいた

今日はそのことを思い出しながら一日目のセミナーを終わらせた

#和の風水 #八宅風水 #中谷比佐子 #チャコネーサン #秋櫻舎 #西新宿 #日常の中の風水 #聖徳太子 #躾 #鮑 黎明 #礼節 #着物と風水 #五行思想 #断捨離 #西新宿着物教室 #整理学 #玄関は顔 #奥義 
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着物が繋ぐもの 184

2019年07月03日 12時03分03秒 | 日記
結城紬大使を結城市に任命されて7年たつ

33歳から53歳までは一年365日とっかえひっかえ着物を着ていたのだから自分でもびっくり
そのときの学びは本当にチャコちゃん先生の宝
昨日着物初心者をまだきものを買ったこともないという方たちを結城にお連れした
着物は買ったことはないけど興味がありご自分のお母さんや知人たちから頂いた着物をときに着ていらっしゃる
中には頂いた着物の直しをしたくて和裁の勉強を初め自分で縫い上げた着物を着て見たところ素材についてもっと知りたいと思ったという方

伺った先は奥順さん
一つ一つの手順を丁寧に説明してくださる
質問も多くみんなが本当に結城紬の良さを理解したようであった
自分が思っていた着物のコーデイネートとみんなの意見があるコーディネイトの面白さに着物と洋服の違いも理解出来皆さん大喜び

はじめての着物の買い物が結城紬というのはハードルが高い
一歩が踏み出せない
そういう人にこそ温かい配慮が必要でいづれはフアンになるのだから出し惜しみなく説明に時間をかける

しかししっかりと結城紬の良さは体に染み込んだ
「いつかまた来てね」とおっとりした社長の言葉に皆さん深い感動を覚えたようである
「日本の手仕事の合理性と素晴らしさを感じました」
「まずはホンモノを見たことがこれからの着物生活に大きな影響を感じます」
「まずは結城紬を着たいです」
「とにかく着物を着ることが伝統の技術を絶やさない一番いいことです」
「これから着物生活に入ります」

チャコちゃん先生は自分のお金で初めて着物を購入したのが結城紬であった
黒に近い濃紺の地に遠州椿が赤絣で飛んでいる飛び柄
それに薄桃色の地色に小倉辻が花とても品が良く双方ともに一目惚れ
40年は着た

初心者の方たちに絹や自然素材のすばらしさを教える年になった

#チャコちゃん先生 #結城紬 #結城紬大使 #奥順 #着物生活 #小倉辻が花 #遠州椿 #着物初心者 #中谷比佐子 #秋櫻舎 #比佐子流着付け #日本の手仕事 #合理性 #薄桃色 


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着物が繋ぐもの 183

2019年07月01日 09時33分27秒 | 日記
着物業界が本気で着物の普及を目指している企画が毎年行われる「東京着物ショー」なのだそうだ
もう4年続いていて毎年来場客がうなぎのぼりに増えているという
着物に興味のある人達が増えていて洋服での来場も多いらしい
多いらしいというのはチャコちゃん先生一度も関わっていないし言っていないので事情はよくわからない

女の着物愛好者の中ではそれぞれにグループを作って着物を着て集まるという会がそこかしこにできているありがたいことだ
しかしこういう話も聞く お茶とかお花とか伝統のお稽古ごとに人が集まるようになったというが、先生が「着物を着てお稽古しましょうね」と声を掛けるとやめていく方もいらっしゃるとか
そこまでしてもーーということなのだろうか

チャコちゃん先生の周りでは男の着物愛好者が増えている
男は女のように「エイッ」と何十万も掛けて着物を購入する構造は頭の中にない
家族への遠慮が強い
このお金があったら家族をもっと喜ばすことができるのではないかという考えだ
それは立派としか言いようがない
だからレンタルで着るという形になる

男のレンタルは難しい
なんたって寸法の問題が立ちはだかる
特に最近これは男女ともにだが裄を長く着る  これは洋服の袖の長さに慣れているからだろう
特に男は裄を短く着たほうが活発感が出てカッコいい
丈も短めの方がいい まずは着流しにすればいいそうすると寸法の問題はほぼ解決する

着流しを美しくするには姿勢が問題だ
背筋が真っ直ぐでないといけない
それには腰が座っていること、そして腹がすわること
それを注意すればレンタル着物でも自分の寸法に合わすことができるだろう

さてそういうかっこいい男の着物の話を「11月7日」にすることになった
高倉健さんの着物美学ということで三田佳子さんとチャコちゃん先生のとーくしょー
場所その他はまた後ほど詳しく

#高倉健さん #三田佳子さん #チャコちゃん先生 #中谷比佐子 #着流しスタイル #着物 #着付け #男の着物 #着物ショー #秋櫻舎 #着物の裄 #着物の丈

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