幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

第3章の始まり 〜開智未来高校を訪ねて

2022年09月14日 09時35分09秒 | 受験・学校
先日、開智未来高校の説明会に参加してきました。
今年から校長先生が3代目の藤井先生に変わられて半年が経ちましたが、その新しい方向性も見えてきたように思います。



開智未来は、どちらかというと"勉強に特化した学校"というイメージが強くあります。
その代わりに、ここでしか受けられない授業、ここでしか経験できないことというのもあり、
開智未来らしさという存在感も示してきたように思います。

小規模校ですから、他の学校と比べると実数では少なく感じますが、
割合でみてみれば、国公立大学への進学などは、開校当初から比較的高い割合で推移してきたと思います。

そういった開智未来らしさをベースにしながら新たに加えようとしているのが部活です。

学校の存在の意味はどこにあるのかといえば、
それは学びであったり、友人との出会いであったり、
頼れる先生との出会いだったり、部活で汗を流すことであったりと様々だと思います。

その中で開智未来らしさを追求したがゆえに、開智未来にまだ足りていなかったもの、
それを3代校長の藤井先生の代で完成していこうという意気込みがあるように思います。


↑開智未来高校の資料展示室。開智未来での学びの一端を知ることができます。


学ぶことは、青春時代に大いにしておいたことがいいことの1つだと思います。
ただ、青春時代には有り余るエネルギーの発散場所も大切になってくると思います。
その意味で、今後は部活にもエネルギーを注いでいくという学校の方針が見えるのは、
開智未来の新たな章の始まりになるのではないかなと思います。

考えてみれば、近隣には部活で名を挙げている高校がたくさんあります。
その中で、新たに名乗りを上げてていくことは、なかなか難しい面もあるかなと思いますが、
それぞれを専門的に指導できる顧問やコーチを招聘して、
あらたな一歩を踏み出したように感じます。

実績のある学校に進学するのも1つですが、
「これから一緒に実績を作っていきたい」という人は、
開智未来にも足を運んでみるといいのではないかなと思います。
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自ら進んで学ぶ若者を育てる 〜獨協埼玉高校を訪ねて

2022年09月12日 16時20分31秒 | 受験・学校
先日、獨協埼玉高校へ行ってきました。
獨協埼玉といえば、その校風が他の私立高校とはちょっと違うことで知られている学校です。
私立の高校というと、レベル別のコース制が敷かれている学校がほとんどですが、
獨協埼玉にはそれがなく、全員同じコースでのスタートとなります。
獨協埼玉では、あえて1年次に全員が同じ内容で学ぶことで、その可能性を広げていきたい、
そのような理由であえてコース制を引いていないとのことです。




コース制にしたほうが学力に合わせた授業ができたり、目標に合わせた効率の良い勉強ができると思いますが、
高校入試の段階でどのコースかを決めていかなくてはならないため、
その後に進路変更があっても、コースを変えることがなかなか難しいように思います。
(注:最近は年度途中でコース変更ができる学校もあります)

その点獨協埼玉は、入学時は全員一緒、
同じコースでの学びとなりますので、
高校入学後に高校の勉強をしながら自分の進路を改めて考えることができる、
そういった特徴を持ちます。

また、学校の教育目標には「」というものがあります。
どの学校も生徒の自主性を重んじてはいますが、
「押し付けではなく、自ら考えて行動する」という部分に関しては、
獨協埼玉はその色が他の私立に比べても濃いように思います。
当塾からも過去に数名の生徒さんが進学していますが、
理由を聞いてみると、他の私立高校にはない こういった獨協埼玉独自の"色"に惹かれたという人が少なくありません。

↑今回は最寄りのせんげん台駅からバスで行ってみました。直通バスだと5分ぐらい。通学も便利です。 

当塾から通える範囲には、いろんな高校があります。そしてそれぞれに独自の"色"があります。
いろんな学校を訪れてみて、自分が染まりたい"色"の学校を見つける、
そんな視点での学校選びも、大切かなと思います。
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一通の手紙 〜國學院栃木高校を訪ねて

2022年09月08日 10時39分55秒 | 受験・学校
先日、國學院栃木高校の説明会に参加してきました。
付属校としての有利な点、文系の学校に見られがちですが、実は理系にも強い点など、
國栃の魅力を改めて知ることができました。
その説明の最後に、青木校長先生が一通の手紙を紹介してくださいました。

↑今回は学校会場ではなく、宇都宮会場にお邪魔しました


その手紙は、大平山に行った方たちが、その帰りに國栃ノ生徒さんに道を訪ねたところ、とても丁寧に教えてくれたことに対する御礼が書かれた手紙でした。

最近はとても見た目を気にする傾向があります。
それは学校においてもきっと同じだろうと思います。
登下校の様子などを見て、地域の方からの評判なども決まってきてしまうように思います。

それゆえに、表面的なことはいろいろと注意を受けたりすることもあり、
きちんとルールを守ったり、できるようになっていくように思います。
ただそれが本当にそれが子どもたちの中にまで浸透していっているかどうか、
それは別の問題だろうと思います。

表面的には穏やかに見えても、そこに"ココロ"があるかどうか、
本来はそこに気を配らねばならないのではないかなと思います。
その意味で、いろんな物事が表面的になってきたなあと感じます。


↑國學院栃木高校(以前に撮影)


何ごとも見た目は大切なものだと思います。
けれど、それは器ができたにしか過ぎません。
そこにどんな"ココロ"を詰めていくか、本当に問われなくてはならないのは、ここではないのかなと思います。

そんな時代において、國栃の生徒さんは素晴らしいなあと思います。
きっと心の中から、困っている人を助けてあげたいという"ココロの衝動"があったのだと思います。
それをしっかりと行動に移し、困っていた人の役に立つことができたこと、
それはきっと、その生徒さんの心の中にも残っていくことと思います。

いろんな学校があり、いろんな実績を出している学校がたくさんあります。
志望校を選ぶときに、そういった実績などの数字を見て決めていくことも大切だと思います。
しかし私は校風もまた大切だと思います。
それは実際にその学校行って生徒さんを見ることでわかると思います。



↑栃木駅前にある教育センター(以前に撮影)

これから学校説明会のシーズンですが、
パンフレットだけで終わりでなく、その高校にも行って雰囲気・校風を確かめてくる、
それをこれから高校を選ぶ皆さんには、大切にして欲しいと思います。
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同じ目線 ~栄北高校を訪ねて

2022年09月04日 16時34分53秒 | 受験・学校
先日、栄北高校の説明会に参加してきました。
当塾からは以前に2名の生徒さんが進学をしていますが、
ここ最近は説明会の日程がうまく合わず、栄北高校の説明会に行ったのは数年ぶりでした。
しかしその数年の間に栄北高校の進学実績と入学者は急増。
なんだか浦島太郎になったような気分で、説明会に参加させていただきました。

ここ最近の進学実績の急上昇については、その理由をよく聞かれると小暮校長先生はお話をされていました。
その理由はいくつもあるのだと思いますが、その中でも私が特に印象に残ったのは、「生徒と同じ目線で見る」という言葉でした。

↑説明会開始前に流れていた動画では、生徒さんたちの楽しそうな学校生活が印象的でした

学習活動でも進路選びにおいても、先生と生徒という間柄から、
どうしても“指導”という形をとることが多いように思います。
実際に私も、“学習指導”“進路指導”という言葉をなんの違和感もなく使っていました。
ただ、小暮先生のお話を聞くにつれて、“指導”だけでは足りないのではないか、そんなことに気づかされたように思います。

「子どもたちと一緒に進路について学び、考え組み立てていく。それが生徒や保護者の共感を得たのではないか」
この言葉は、私にとっては大きな、そして意味のある言葉だったと思います。

私たちは学習や進路の面においては、それで生業を立てている以上“プロ”でなくてはならないと思います。
ただ、それを意識しすぎるあまり、生徒さんや保護者の皆さんの目線を忘れて、無意識のうちに“上から”になっていなかったか、
私は小暮先生のお話を聞きながら、そんなことを考えていました。

生徒の皆さんの進路を考えていくうえで、これまでの経験や情報量、それについてはプロとしての矜持を保ちつつも、
生徒さんと進路について語るときには、生徒さんの目線を大切にするということ、
そして生徒さんたちと一緒に進路を“指導”するだけでなく、一緒に“組み立てていく”という姿勢、
それが大切なのではないかとこの説明会で感じました。



小暮校長先生は、春日部女子高校や浦和西高校の校長先生を歴任された先生です。
その時の経験も踏まえたお話を聞くことができたのは、私にとって非常に貴重な機会となりました。

今回の説明会では栄北高校の実績急上昇の理由の一端を見たような気がします。
それを今後、当塾でも生徒の皆さんと進路について語るときに、生かしていきたいと思います。
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多様な可能性を拓ける学校 〜花咲徳栄高校を訪ねて

2022年07月12日 11時55分45秒 | 受験・学校
少し前に花咲徳栄高校へ行ってきました。



花咲徳栄高校は、現在、塾対象の学校説明会は行っていません。
ただ当塾からは受験を希望する生徒も多いので、「今の花咲徳栄を知りたい」という一心でお願いしたところ、説明会を実施してくださることになりました。
せっかくなので、ふだん仲良くさせていただいている塾の先生方にもお声がけをして、
4名で花咲徳栄高校を訪問しました。
ご対応いただいた先生方、本当にありがとうございました。




花咲徳栄高校のキャッチフレーズに
「選んだ道で頂きへ」
という言葉がありますが、今回の説明を聞いていて、まさにそんな学校なんだなあというふうに思いました。

いちばん驚いたのは、食育実践科の卒業生の進路です。
専門学科といえば、その後もその系統に進むイメージが強くあります。
もちろん、ほとんどの人がその前提で入ってくるとは思うのですが、
中には学びの中で更に幅を広げて、
また別の方向で学びたい、そんなふうに思う人も出てくるのではないかなと思います。





これまで私は、専門学科に進むとそれは難しいという認識でした。
それについては、花咲徳栄高校の食育実践科についても同じで、
食育実践科を出るときには、そちらの系統にしか進路の指導もしないし、進学もできないと思っていました。

でも、それが違ったんです。
入試担当の渡邉先生のお話を聞いていると、
食育実践科の生徒さんに対しても、多方面への進路指導をしているし、
また実際に幼児教育系や経済学部などへの進学実績もあるとのことでした。

そういった進路を希望する場合は、普通科の方とも連携しながら、
進路選択や学びの保証をしていく、
そんなお話をされていたように思います。

↑アクティブラーニングで学習中

今回は食育実践科のお話がインパクトとして大きかったので、そちらを中心に書かせていただきましたが、
それは普通科の方でも同じなんだろうと思います。

もちろん、コースごとに目指す目標やメインとなる進学先はあると思います。
ただそれにこだわらずに、柔軟に多様性のある進路選択ができるようにしていく、
そのあたりが花咲徳栄高校の強みなのかなとも思いました。

今回の訪問で、花咲徳栄高校の知らなかった一面を知ることができたように思います。
お忙しい中、ご対応を頂きました花咲徳栄高校の先生方に重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

※写真撮影は学校の許可済を得ております



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力強い言葉で前進し続ける学校 ~駒込高校を訪ねて

2022年07月10日 18時02分05秒 | 受験・学校
だいぶ時間がたってしまいましたが、先日、駒込高校の学校説明会に行ってきました。

当塾からは1時間半。
埼玉の北東部から山手線内にある高校へ行く人なんているのかとおもいきや、
すでに4人の生徒さんが進学をしています。(全員女子)
わざわざそんなところまで…という声も聞こえてきそうですが、
それでも進学先として選ぶ生徒さんがいる、
それは駒込高校にそれだけ魅力があるから、
そういうことが言えるのではないかなと思います。



駒込高校の魅力はいくつもあると思いますが、
その原点はやはり河合校長先生にあるのだと思います。
今回も、本当に力強くお話をされていました。

もちろん校長先生ですから、自校についてもお話をされます。
こんなことに取り組んでいるとか、これからこんなことに取り組みたいとか、
そういうお話ももちろん出てきます。
それは、他の学校でも同じだと思うのですが、
河合先生のお話に力強さを感じるのは、
その取り組みを行っていくというバックボーンとなる考え方が、
私には想像もつかないほど、とてつもなく深い知識と経験から来ているということです。

これから将来ちょっと不安だという人に、
とても力強い言葉でお話をしてくださいます。
決して平易な話ではないと思いますが、
具体的かつ分かりやすくお話をして下さるので、すっと頭に入ってくる、
私はそんなふうにかんじます。



具体的なお話はぜひ皆さんにも直接お聞きいただきたいので、
ここでは詳細は書きませんが、その中で1番印象的だったのは、
「自分の身体や心を守るよりも、今の生徒は横並びの恐怖から抜け出すことのほうが大きい」
という言葉でした。
そしてもしかしたらこれは、大人も同じかもしれないのでは、そんなふうに思いました。

もちろんそれでは、このグローバル化する社会の中で生き残っていくことはできません。
そんな背景をふまえながら駒込高校がどんな取り組みをされているのかは、ぜひ実際に訪れて、見て、そして聞いてきてほしい、そんなふうに思います。


↑河合先生のお話を聞くとメモだらけになってしまします。本当に勉強になります。

時代はいま急速に大きく変わりつつあります。
AIの登場、コロナウイルス蔓延、変わる大学入試、ウクライナ問題…
数えきれないほどのたくさんの問題に向き合える人間を育てていきたい、
そんな意気込みを駒込高校から感じることができました。

↓駒込高校の最寄駅から駒込高校への道のりを動画にしてみました


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生涯設計を踏まえた出口戦略を ~西武台千葉高校を訪ねて

2022年07月01日 16時14分00秒 | 受験・学校
先日、西武台千葉高校の説明会に行ってきました。
当日は生徒さんの登校をなぞってみようと思い、電車とバスを使って行ってみました。



↑西武台千葉高校

"千葉"と名前がつくので、とても遠い…そんなイメージを持たれがちですが、最寄りの川間駅は春日部から3駅目。実は大宮に出るよりも近いという立地にあります。

当日はアーバンパークライン(野田線)で踏切事故があった日で、普段はない野田市行に乗車。鉄道ファンの私としては、このレア体験に、やっぱり電車で良かったと思ったのでした(笑)
川間からは西武台千葉高校のバスに揺られて10分ぐらい。西武台千葉高校に到着しました。

当塾の最寄りの南栗橋から実測で40分ぐらいでした。ただ電車のダイヤが乱れていたので、本来はもう少し早く行けるのかもしれません。


↑ダイヤ乱れで登場した野田市行

西武台千葉高校というと、バドミントンやソフトテニス・吹奏楽など、部活でも有名な学校です。ただ今までの感覚でいうと、どちらかというとそちらのイメージが強い感じがします。
当塾から西武台千葉に進学した生徒さんも、そういった理由で進学した生徒さんが多かったように思います。
ただ最近はそれだけでなく、様々な取り組みも始めているようです。

その1つは進学面です。
正直に言うと、今までの西武台千葉は、このあたりが弱点だったような気がします。ただ、特進コースを中心に見直しを図った結果、
国公立・早慶上理・GMARCHクラスが一昨年の34人から今年度は58人に、
日東駒専やそのほかの中堅大学へは、一昨年の26人から57人と伸ばすことができたようです。

これは、校内予備校やリベラルアーツ講座などを含むSSK(西武台進学研究会)を立ち上げ実行することで得られた成果のようです。
このSSKには、将来、医歯薬看護系に進むことを希望する生徒さんを対象にした「メディカルプロジェクト」や、教員を目指す人たちのための「教員養成プロジェクト」などもあり、
将来を見越した進路・学習指導によるものも大きいように思います。




今回「進路指導とは生涯設計」という言葉を担当の先生がされていました。
「単に出口を決めるだけではない。何かを成し遂げるには時間がどうしてもかかる。そこから自分の人生を考え始めてほしい」という言葉が印象的でした。

今までの良さを残しつつも、少しずつ変化の兆しを見せ始めている西武台千葉高校。
これからどんな実績を積んでいくのか、注目をしていきたいと思います。


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草高(クサコウ)の挑戦 ~草加高校を訪ねて

2022年06月26日 16時47分21秒 | 受験・学校
先日、草加高校の学校説明会に行ってきました。
公立高校の塾対象の説明会はあまり開催されることがなく、
私自身もこれまでにいったことがあるのは、不動岡高校古河三高、栗橋北彩高校の3校だけ。今回の草加高校が4校目となります。

↑新田駅から徒歩20分ぐらい。バスもあるようでしたが、私は歩きでも十分でした

滅多の足を踏み入れることない公立高校。
どんな雰囲気なんだろうと思い校舎内はいると、一気に自分の高校時代がフラッシュバックしてきました。
私自身は公立高校の出身なのですが、やはり校舎の雰囲気はそっくりですね。
もう30年も前の高校時代のことを思い出しながら、説明会に参加しました。




「草高(クサコウ)は、何も特色がないのが特色といわれてきましたが…」
そんなちょっと自虐的な言葉で始まった草加高校の説明会。
そんな草加高校を変えるべく、今はいろんなことにチャレンジをしているんだということがわかってきました。
・地域のリーディングスクールとしての自覚
・自主自律
・主体的で対話的な深い学び
この3つを柱として、草加高校はチャレンジをしているように見えました。
詳しい内容は皆さん自身でお聞きいただきたので、詳しくは割愛しますが、
部活動や行事・勉強面でも新たな特色を持つための試行錯誤が始まっている、そのように感じました。

その中で一番私が注目したのは進学実績です。
数字として十分かどうかはわかりませんが、
令和2年と3年を比べると、大学進学実績は人数だけで見ると2倍以上に伸びています。
特に日東駒専のレベルは38名から119名と3倍以上に大きく合格者数を増やしました。




1年でなんでこんなに伸びたのか、
不思議だった私は、休み時間に校長の橋本先生に直接お尋ねをしました。
橋本先生は、「大学入試が変わる中で、受験のタイプなどについて一人一人に合わせた進路指導をした」そのようなことをおっしゃっていました。

高校受験より把握すべき範囲が広い大学受験では、生徒・保護者が自分たちでできる情報収集には限界があります。
私立高校はここを丁寧にやることで実績を伸ばしてきました。
草加高校の取り組みは、もしかしたらそこに通ずるものがあるのかもしれない、そんな気がしました。

説明会後は図書室を見学したり、授業の様子を見学させていただきました。
2台あるプロジェクターをフルに活用した授業、
スマートフォンを活用した調べ学習、
生徒同士で学び合うグループワークなどの授業を見ることができました。





どの授業でも生徒さんたちが落ち着いて取り組んでいる様子がうかがえました。

草加高校のある東部地区は、全国的に見ても私立高校が強い地区として知られています。
そのようなこともあり、近年は倍率の低下などにも直面しているようです。
そういった中で打ち出された新たな特色と実績をもとに、
草加高校の挑戦が始まる、そんな感じが私にはしました。
(塾対象説明会もある意味、挑戦だと思います)
そんな草加高校のこれからの様子を注目していきたいと思います。

※写真は学校の許可を得ております

追伸:
塾生活30年にしてようやく4校目となった公立高校の説明会。
より良い進路を生徒に選んでほしいという気持ちは、公私を問わず同じだと思いますので、これを機に公立高校の塾を対象にした説明会がより多く開かれることを願っています。




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実績をつくる勢いを持つ学校 〜浦和麗明高校を訪ねて

2022年06月15日 09時45分00秒 | 受験・学校
先日、浦和麗明高校の学校説明会に行ってきました。
今年度は定員の1.5倍に当たる生徒さんの入学があり、今、勢いに乗っている高校の1つかなと思います。





その勢いの源はいくつかあるとは思うのですが、私個人として注目したのは、
「取り組みの可視化」が、しっかりとできているということです。

今回の説明を聞いていて、浦和麗明がどの方向に向かいたいのか、
そのためにどんなことに取り組んでいるのか、具体的に見える説明だったと思います。

公立中学校に通う生徒さんや保護者のみなさんにとって、高校受験が初めての学校選択になるかと思います。
そういったときに、浦和麗明で説明を聞くと、これから自分たちがどんなことに取り組んでいくのかが見えることと思います。
説明を受けた皆さんは、それを聞いて、具体的な学校生活のイメージができるようになると思いますが、それもまた選ばれる1つのポイントかなとも思います。





でも私自身は、これだけでは浦和麗明がこれだけの人気があることに腑に落ちない部分がありました。
そこで大胆?にも校長の矢菅先生と入試担当の安蒜先生に直接聞いてみました。

お二人は、「共学一期生が進学目標を達成したことが大きな理由の1つではないか」とお話をされていました。

今年度の入学生は、共学一期生の実績を見て入ってきた学年だそうです。
共学化して一期生が目標をしっかりと達成している、
それを見て、自分たちの可能性を拓きたい、という思いや、学校の取組みへの信頼感、
そんなことを感じた生徒さんたちが集まってきたようです。

県内の私立高校は、ここのところ定員を超え続ける高校が多く出てきています。
それはこういった実績があるということ、そして、自分もその可能性を拓けるのではないかという期待、
そこから定員を超えるほどの生徒さんが集まってきているのではないかなと思います。





浦和麗明もその流れに乗ってたくさんの生徒さんが集う学校になりました。
実績を見て集まってきた生徒さんたちだけに、これから実績をつくる勢いか更に増してくるようにも思います。

これからどんな学校になっていくのか、みなさんもぜひ学校説明会などに参加して、
それを肌で感じてみると良いのかなと思います。




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志望校選び、はじめの一歩 ~埼玉東部進学フェアに行ってきました

2022年06月09日 11時34分00秒 | 受験・学校
去る6月5日、草加市のアコスホールで行われた「第18回埼玉東部進学フェア」に行ってきました。
この会を主催するNPO法人ゆめネットの理事長である星野先生とは、以前から交流があり、コロナ禍以前は、この会の運営のお手伝いをさせていただいたこともあります。
今回もその時のご縁で見学のご承諾をいただき、会場の様子を見学させていただきました。

↑今回は入れ替え制。入場時間になると、多くの生徒・保護者のみなさんが会場に入られていきました

コロナ対応で入場を事前予約抽選制にしたため、会場はとてもすっきりとした印象でした。
1部は90分という限られた時間ですが、入場人数が限られているためか、意外と複数の学校を見てまわることができるように感じました。

こういった合同進学相談会の良いところは、目当ての学校「以外」を見られることです。
「え?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、間違いではありません。
合同相談会では、目当て「以外」の学校も見られるところに価値があります。


↑開始直後の会場内。高校の先生方が生徒・保護者の皆さんをお出迎え

ふつうは、目当ての学校があり、その学校に相談にいくわけですが、
目当てとした学校以外にも、
近所で噂の学校、先生がお勧めしてくれた学校、先輩が通っている学校、
そんな学校に気軽に行けるのが、合同進学相談会のいいところです。

これから夏休み、そして秋にかけて、様々な合同相談会があります。
各学校が単独で行う説明会と合同相談会、それぞれにメリットがありますが、
合同相談会のいいところは、一度にいくつも見て回れるところ。
参加する皆さんはぜひその良さを利用して、いくつかの学校を見てまわってほしいと思います。


↑合同相談会はいろんな学校が見てまわれるので、たくさんの学校をまわってみよう。

※会場内の写真については、主催者の許可を得ております。





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