幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

開智未来、私の注目ポイント2選~開智未来高校を訪ねて

2022年06月04日 14時11分59秒 | 受験・学校
先日、開智未来高校の説明会に行ってきました。
当塾から近い高校といえば、昌平・花咲徳栄、そしてここ開智未来高校ですが、意外と知られていない高校という気がします。
どちらかというと、ストイックに勉強という感じの強い学校ではありますが、
今回はそんな開智未来の従来の印象を変えるようなこともありましたので、
合わせてリポートできればと思います。


説明会ではまず、今春から第3代校長に就任された藤井先生の紹介が、
初代校長の関根先生からありました。
関根先生が藤井先生の紹介の中でお話しされたこととして、
藤井先生は、生粋の私学人であること、
また数学の専門家でありながら、哲学を持っている人、
そう紹介されていました。

初代の関根先生、2代目の加藤先生、いずれも公立高校の教員出身の先生でしたが、
藤井先生は開智中学校の中高一貫部の立ち上げに参加した生粋の私学人です。
私学をずっと中から見てきた藤井先生が、どんなふうに新たな味付けをされていくのか、
そんなところにも注目をしていきたいと思います。

この説明会が行われた日は、翌日が体育祭だったらしく、
校内のあちこちから、明日の体育祭に向けた練習を頑張る生徒さんたちの声が聞こえてきていました。
冒頭でも書いたように、開智未来というとストイックに勉強するというイメージが強く、
ややもすると、少し活気に欠けた学校なのかなと勝手に思い込んでいたのですが、
こうやって体育祭に向けた練習の様子などを聞いていると、
とても活気のある学校なんだなということに、改めて気づいた気がします。

私が注目した開智未来の注目ポイントの1つ目はここです。
以前はストイックな学習の学校というイメージだった開智未来ですが、
最近はとみに勉強面だけではない活気が出てきているように思います。
学校説明会などに行って、そういった点に注目をしてみるのも1つかなと思います。

これから生徒・保護者の皆さんは、いろんな学校を見学しに行くと思いますが、
「活気のある学校かどうか」は、パンフレットや合同相談会だけではわからない大切な注目のポイントだと思います。
ぜひ、そんなところにも注目をしてほしいと思います。

私は開智未来に行くと必ず行ってみたい場所があります。
それが「展示室」と呼ばれる教室です。
何が展示しているのかというと、生徒さんの学習活動の成果や、実際に授業などで使われる学校独自のテキスト類です。
私の開智未来の注目ポイントの2つ目はここで、
もし開智未来に説明会で行ったら、皆さんにもぜひ訪れて欲しいところでもあります。

↑展示室全景 パノラマモードで撮影

この教室に入ると、そのすごさに圧倒されるのではないかなと思います。
(皆さんはわかりませんが、私は毎度カンターパンチを食らった気分になります。)
「中学生や高校生がここまでやっているのか」という気持ちにさせられます。
生徒さんたちの展示を見ると、その「ものの見方」や「思考の深さ」に驚かされます。




私が言葉にするよりも実際にご覧いただいたほうが良いかなと思いますので、
開智未来にいったならば、ぜひこの展示室、一度は訪れてみてほしいと思います。
この展示室にある生徒さんたちの学習成果もまた、パンフレットだけではわかりにくいものだと思います。
実際に訪れて、その学校生活の一端でも覗いてみることをお勧めいたします。

今回は私の個人的な注目ポイントを中心に書かせていただきました。
田んぼの真ん中に静かにたたずむ学校ですが、(当塾も立地は変わらない…)ぜひその中身の濃さを見てきてほしいと思います。



※校内の写真につきましては、学校側の許可を得ております。

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時代とは違う流れに乗って飛躍した学校 ~春日部共栄高校を訪ねて

2022年06月01日 13時08分04秒 | 受験・学校
先日、春日部共栄高校の学校説明会に行ってきました。
前回から春日部共栄の説明会は学校での開催となり、
授業の見学などもできるようになりました。
学校で行われる説明会は、やはりいいですね。
授業見学も合わせることで、生徒さんの様子もよくわかります。
生の様子を見せるのはいいことばかりではないかもしれません。
でもその方が学校の雰囲気もわかり、塾での進学の相談にも生かせるように思います。



さてそんな春日部共栄高校ですが、今年は大きく入学者を伸ばすことができました。
授業見学の際、1年生に15組まであったのを見て、「共栄ってこんなにクラス数あったっけ?」とかなり驚きながら見学をしていました。
そんなこともあり、今年はかなり伸びたんだろうなと思いながら説明を聞いていたのですが、やはり今年はかなり多くの生徒さんが入学してきたようです。

また、国公立大学の進学者も100名と、わずか3年で倍増しました。
2019年の国公立大学進学者が48名だったことを考えると、
短期間でかつコロナ禍だったことを考えれば、かなりの伸び率だったといえると思います。

この2点、かなり気になりますよね。
私もとても気になったので、どうしてこんなに入学者も国公立大学合格者も急増したのか、説明会終了後に入試担当の先生に直接聞いてみました。

入学者の増加については、校長先生が変わられた後の学校改革が支持されたのではないかというお話でした。
いくつかあったのですが、主なものとしては、
3学期制から2学期制への移行
中間テストの廃止、その代わりに単元テストの導入
50分授業から45分授業×7時間制への移行
部活は週1回は休養日に充てる
などです。

よーく見ると、「時代と逆行していない?」というのもあります。
2学期制への移行などがその例ですね。
一時期、2学期制がはやりましたが、その運用の難しさから3学期制へ戻すところも多くなってきましたが、
春日部共栄ではあえて今、2学期制の導入へと踏み切りました。
説明を聞いていると、2学期制導入に当たり、かなりよく考えられてたんだろうなと思う部分がたくさんありました。
これであれば、2学期制の方がメリットがあると感じました。



また、春日部共栄は全国区の部活動もたくさんありますが、
どんな部活でも週1回は休養日にあてて、学習などをしっかりとできる、休養できる日を設けているそうです。

他の高校でもそうですが、強豪校と呼ばれる学校の方が、朝練がなかったり、休養日が設けられていたりして、メリハリがついている印象があります。
無駄に長くやらない、これもまた強さの秘密なのかもしれません。

このような改革の中で生まれてきたのが”余裕”なんだそうです。
ぎちぎちに詰め込まないことで、先生としての”本来の仕事”、
つまり生徒と向き合う時間が増えたこと、
この辺りが生徒の増加にもつながっているのではないかという分析でした。

国公立大学進学者急増の理由もお聞きしたのですが、字数の関係でこちらは割愛させていただきたいと思います。
ぜひ直接学校説明会などに行かれて、お聞きいただけたらと思います。

今回のこの2つの話は、私は「教育の本質を突いた考えだなあ」と思いながら聞いていました。
春日部共栄も、正直一時は大丈夫かな?と思う時がありましたが、
見えてくる未来の景色が、これまでとはまた変わってきたように思います

↑今回は春日部駅からスクールバスで学校へ向かいました。実際の生徒さんが通う経路で行ってみるのも楽しいものです。


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「気づきの教育」で未来を拓く 〜淑徳巣鴨高校を訪ねて

2022年05月25日 10時13分57秒 | 受験・学校
去る5月24日、NPO埼玉教育ネット主催の淑徳巣鴨高校の学校説明会に参加してきました。

「私立高校にはそれぞれ建学の精神があり、それぞれの学校に個性があると思います」
淑徳巣鴨高校の夘木校長先生は、こう言って説明を始められました。

私立高校にはそれぞれその学校を開いた方の思いがあります。
それが建学の精神となり、その学校の根本になっていきます。時代に応じて教育の仕方や方法論は変わってはいくとは思いますが、その学校の個性となるものは、建学の精神にあるといっていいと思います。



それ故に、私立高校は個性的な学校が多いと思います。
偏差値などの数字だけで選ぶことの弊害はここにあります。
その学校が何を目指しているのかを知らないで入学すると、
自分の個性や目指すものとのミスマッチが起こることがあります。
だからこそ、説明会などに参加して、数字だけでなく、その学校の"根本"を知ることが大切なんだろうと思います。

淑徳巣鴨は、最近は生徒数も進学実績も伸びてきている高校と聞いていましたので、私も、
「どんな個性のある学校なんだろうか?」
と、夘木校長先生の言葉に注目していました。

ほぼ初めてに近い形で淑徳巣鴨を訪ねた私に、夘木先生がお話された淑徳巣鴨の個性、
それは、「気づきの教育」という新しい視点の教育方針でした。

自分の良さに気づく、
毎日、たくさんの人に支えられていることに気づく、
そして、それらの人・社会に対して自分の良さを生かして何ができるか、
そういったことが「気づきの教育」の根幹にあると感じました。



考えてみれば、私達は本当に何にも気づいていないのだと思います。
自分の良さも、社会がたくさんの人によって支えられていることも、遠くの国での戦争が自分たちの生活にも影響を与えかねないことも。

一番身近な自分がどんな人であるかに気づくことで、自分を通して社会を見、それをさらに外へ広げていく、そうやっていろんなことに"気づいて"いく、
そのように近くから遠くへと視点を広げていく、それが気づきの教育の目指すところなのかなと思いました。

気づきの根幹は”ほめる”ことにあるということです。
そうすることで、自らの可能性に気づき人は成長していく、
そのようなお話が私にはとても印象に残りました。

↑屋上庭園からの眺め。訪れた日はとても良い天気で、5月の風がとても心地よかったです。(パノラマで撮影)

ややもすると、私たちは常に自分に対してもマイナスのメッセージを送り続けてしまうのかもしれません。
そうなれば必然的に、周りのを見る目もマイナスが主体になってしまいます。
けれど、自分の良さに気づき、可能性を見つけられれば、
自分に対しても、周りに対してもプラスのイメージで物事を見ることができるようになる、
そんな風にも感じました。

この「気づきの教育」の成果は、入学者数や進学実績にも少しずつ表れているように思います。
決して数字だけを追うのではなく、学校の個性を通して生徒さんをの個性を磨いていく学校、
そんな学校であるとの印象を胸に、淑徳巣鴨高校をあとにしました。

*校内の写真は、学校の許可を得て撮影しています。

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今年も驚異の99% 〜佐野日大高校の入試報告会を訪ねて

2022年05月22日 14時29分17秒 | 受験・学校
去る5月20日、佐野日大高校・中等教育学校の入試報告会へ行ってきました。
日大の付属と進学校との両方の面を併せ持つ佐野日大。
昨年は東大に4人合格と、話題に欠かない学校ですが、今年も驚異の数字を叩き出してくれました。
それが、現役合格率99.7%とという驚異の数字です。



逆にここまで来ると、残りの0.3%が気になりますが、こちらは海外の大学を希望している生徒さんとのこと。
つまりは、日本国内の大学については、現役合格率は100%ということになります。

いろんな条件がありますから、ひとくくりにはできませんが、
それでもこの実質100%という現役合格率はインパクトがあります。
現役進学率も96%となっていて、きちんと進学を考えた受験になっているということがうかがえると思います。

そんな佐野日大ですが、今年は志願者を減らしてしまったという話でした。
特に当塾がある埼玉県からの受験が減っているとのこと。
コロナ禍での長い移動に対する抵抗や、
県内私立高校にしか適用されない補助金制度、
そしてもしかしたら親大学である日大の一連の不祥事などの影響もあるかもしれません。

そういったマイナス要因も色々ありますが、卒業生の進路や学校での取り組みを見てみると、
最初からこういった理由で排除してしまうのではなく、一度検討してみる価値はあるのではないかなと思います。

また、日大付属の高校で行われる統一のテストがありますが、全付属の中でも上位にランクしているとのことでした。
(具体的な数字は聞き漏らしてしまったので、ぜひ説明会等で、皆さん直接聞いてみてください。)
付属の特典を利用して進学するためには、このテストで良い成績をおさめる必要がありますが、
そのテストで上位ということは、日大への進学の幅も広がるということになります。



↑今回は学校会場ではなかったので、別日に撮影した写真を。(2020年9月5日撮影)

医学部などの難関学部ほどその恩恵は大きいようで、
付属のメリットを大いに活かした進学も考えられます。

またその反面、上位コースでは他大への進学も常に視野に入れていて、
昨年は東大に4名合格するという結果も残しています。

付属と進学校としての面を合わせ持つ佐野日大ならではの実績。
皆さんも一度、見学などに行ってみると、その力強さを感じるかもしれませんね。



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アナログとデジタルの両立 ~國學院栃木高校を訪ねて

2022年05月19日 16時23分24秒 | 受験・学校
去る5月13日、国学院栃木高校の入試報告会に参加してきました。
今回の会場は、栃木駅から徒歩3分のところにある國學院栃木学園の教育センター。
昨年の入試報告会で初めて教育センターを訪れましたが、とても立派できれいな建物で、驚いたことを覚えています。
普段は講座や自習室として使用しているとのことですが、こんな立派な施設が駅前にあるのは、とてもうらやましいなあと素直に思いました。

教育センターの4階から栃木駅を望む。本当にすぐそこ。

今回は報告会ということでしたが、國學院栃木高校の様々な取り組みについての説明もありました。
その中で、青木校長先生がお話しされていた「アナログとデジタルを組み合わせた教育」というお話に興味をひかれました。

コロナ禍の臨時休校などで、様々なデジタル分野の教育が注目を集めました。
高校選択において、「いざ休校などになったときに、オンライン授業などを含めて、どこまで対応できるのか」もまた、志望校選びの指標になってきたように思います。

國學院栃木高校でも、授業はもちろん、授業参観や三者面談もオンラインを活用しているとのことです。
また、一人1台のiPadを持つことで、個別最適化学習や共同作業にも活用しているとのことでした。
最近は学校規模でこのような取り組みが盛んにおこなわれ、今までにない学習の形が生まれてきているように思います。
柔軟性のある生徒さんたちは、それらをうまく使いこなし、様々に能力を磨いている、そんな雰囲気が出来上がってきているのかなとも思いました。



↑教育センターの内部。吹き抜けが印象的。

時代の要請に応じて、双方向のオンライン授業や配信授業などが盛んにおこなわれるようになってきましたが、ただ反面、それだけではやはり何か物足りないという雰囲気が出てきたようにも思います。

そのような中で、國學院栃木高校では、アナログとデジタルの両方の良さを生かす取り組みをしているというお話が印象に残りました。
一人1台タブレットやノートパソコンを持つ時代、便利になり様々なコミュニケーションが新しく生まれてくる時代になりましたが、
そんな時だからこそ、デジタル一辺倒ではなく、アナログの良さ、重要さというものも見直し、双方をバランスよく配置していこうとする、そんな努力も見えたように思います。

新しい道具が普及し始めると、それを活用した様々な新しいものが生まれてくると思います。
しかし、それらをすべて受け入れ・受け取るだけでなく、旧来のものと組み合わせて双方の良さを引きだしていく、
それが、これからの塾を含めた教育機関では必要になってくる、そんなことを感じました。

↑教育センターは20時30分まで自習室として使えるそうです。
電車の待ち時間や、部活帰りに学習する人が多いそうです。
写真はすべて、学校の許可を得て撮影しております。

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「志」で未来を変える ~足立学園高校を訪ねて

2022年05月12日 21時07分58秒 | 受験・学校
本日(2022.5.12)足立区の北千住駅からすぐのところにある足立学園中学・高等学校の学校説明会に行ってきました。


線路を挟んで反対側にある潤徳女子高校にはよく行くのですが、足立学園に来るのはかなり久しぶり。
そんな私が今回足立学園にいこうと思ったきっかけは、仲良くしていただいている越谷の教学館の木下先生から、
「校長先生が変わって、学校の雰囲気が変わって、面白くなってきたよ」
という言葉を聞いたからでした。
そんなきっかけがあったので、どんな学校なのだろうと、わくわくしながら久しぶりに足立学園の門をくぐりました。




説明の中で校長の井上先生は、「志」という言葉を盛んに使っていらっしゃいました。
「ただ偏差値が高い大学に行くことを目的とするのではなく、好きなことを掘り下げていくことで社会貢献ができる『志』をもった生徒を育てたい」
そのようなことをお話しされていました。

偏差値や合格者数は、学校を評価するうえではわかりやすい指標の一つではあります。
ただ、その指標をあげるためだけに邁進してしまうと、ややもすると大学受験がゴールになってしまい、
せっかく合格した大学での生活をふいにしてしまう、そんな話も聞いたことがあります。

その点、足立学園では、
「好きなことをやって掘り下げて、それを社会貢献につなげていく」
ということをコンセプトとした「志に根ざした教育」を実践することで、
単に偏差値が高いとか有名だというだけで大学を選ぶのとは一線を画した大学進学への教育を行っている、そのように感じました。

↑もうすぐ創立100年を迎えるそうです

大学受験でも就職でも
「何を学び、何をやったのが問われる時代」になったといわれます。
高校生という、人生において最も成長するこの時期に、こういったことを考える機会があることは、
大学受験、そしてその先の社会に出てからの“自分”というものを築き上げていくうえで、大きな経験になるのではないか、そのように思いました。

説明会後に校内見学をさせていただきましたが、すれ違う生徒さんたちが皆きちんと挨拶をしてくれたのも印象的でした。
今まであまりよく知らない学校だった足立学園、
今日はその良さの一端をみられたような気がしました。

↑半地下の自習室。なんと朝7時から開室。広々していて落ち着いて学習ができそうです。



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北辰テストが返ってきたらすること 2選

2022年04月24日 13時05分00秒 | 受験・学校
今日は3年生になって初めての北辰テストの日ですね。さて皆さん、しっかりとできたでしょうか?
まだまだ入試は遠い未来!のように思えて実感がわかないかも知れませんが、
できるヤツはこの時期からの動きが違います。
今日はそのことについて書いてみようと思います。

今回の北辰テストが終わったらすること、
私は大きく分けて2つあると思います。
1つは復習ですね。
これは言わずもがな、テストを受けたら1番やるべき大切なことですね。

復習の仕方については、当塾では「深勉」などを中心にやり直しの指導をしていますが、
他にも様々な方法を多くの方が解説していますので、ここでは省略して、
もう1つのやるべきこと、それに話を移していきたいと思います。

(イメージ)

もう1つやるべきことは何か、それは
「高校の説明会や個別相談の予約をする」
ということです。

「まだ学校説明会なんて早くない?」
という声が聞こえてきそうですが、できるヤツはここが違います。
早めにいろんな学校の情報を集めていく、
ここができるヤツの今やっていることの1つです。

北辰テストが返ってくれば、自分の今の実力がわかります。その実力でどこまで行けるか。できる人はこの時期からの見極めていきます。
「意外と行けるぞ。この調子で頑張ろう!」
となるか、
「ヤバい、このままじゃ受からない!勉強しなくちゃ!」
となるかは人それぞれですが、
今の自分の実力でどこまで行けるかを見極めることこそ、できるヤツが今からやっていることだと思います。

「まだ志望校も決まっていないのに…」とか、
「自信がないから〜」という人もいると思います。
でも、だからこそ、学校説明会や個別相談に行ってほしいのです。


(イメージ)

志望校が決まっていないからこそ、いろんな学校を知るチャンスです!
自信がないからこそ個別相談に行って、高校の先生から直にアドバイスをもらいましょう!
そうすることで、自分の中で何かが動き出します。

「決まっていない」や、「自信がない」は、
動き出していけば解消できる可能性がある問題です。
逆に言えば、決まっていないから、自信がないからと動かないと、いつまでも解消できない可能性のほうが高い問題とも言えます。

決まっていないからこそ、自信がないからこそ、今から動き始める、これを大切にしてみてください。

5月に学校説明会をやる学校はまだ少ないですが、予約は5月から始まる学校もあります。
そろそろ各学校のホームページなどをチェックして、予約開始時期をチェックしておきましょう。

今年もコロナ禍ですので人数制限で倍率がかなり高くなる可能性もあります。早め早めのチェックをしておきましょう。

追伸:
6月には合同相談会も開催されます。
いろんな学校を見て回れるチャンスなので、ぜひ参加を検討されてみてはいかがでしょうか。ただし入場は抽選制のようなので、その点はご注意ください。

⬇6月の合同相談会はこちら⬇
⬆埼玉東部進学フェアの様子(写真はコロナ禍以前の2019年のもの)




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駒込高校の人気の秘密は…? 〜駒込高校の説明会に参加して

2022年04月21日 13時15分00秒 | 受験・学校
昨日、東京の文京区にある駒込高校の入試報告会にオンラインで参加しました。


⬆今回はオンラインで参加しました

当塾からは電車で1時間半ぐらいかかりますが、今までに4名の生徒さんが進学しています。

スカイツリーラインの終点でおなじみの南栗橋という埼玉の端っこから東京のど真ん中へ、
普通はなかなか考えない選択肢だとは思うのですが、
それでも4名の生徒さんはその学校を選択し、通学をしていました。

その生徒さんたちに駒込高校を紹介したのは紛れもなく私自身なのですが、
改めて駒込高校の魅力ってなんなんだろう?
そんなことを考えながらオンライン報告会に参加しました。

そんな思いで報告会を聞いていたのですが、
その中で気づいた駒込高校の魅力は
「一歩先の未来を見せてくれること」
なんだろうと思います。

⬆毎回読み応えのある資料がいただけます。一歩先を知ることができ、とても勉強になります

振り返ってみれば、
世の中にAIと言う言葉が広まりだした頃にペッパーくんが説明会で登場したり、
他校が対面の授業で成果をと言っている頃に、すでにオンラインへの準備を進めていたり、
他校がオンラインが充実してきた頃に、今度はオンラインだけの弊害を言い始めたりと、
常に世の中の一歩先、もしかしたら数歩先をいっているのではないか、
それが駒込高校の魅力だったり、駒込高校への安心感だったりするのかもしれません。

駒込高校の河合校長先生は常々、「自分で考えられるリーダーの育成」をとお話されています。
コロナ禍やウクライナ問題など、一筋縄では解決できない混沌とした社会だからこそ、
ただ単に知識を詰め込むだけてはなく、
自分で考えて行動する人を育てる
という理念に共鳴する人たちが集まってくるのではないかなと思います。

⬆以前に駒込高校を訪れたときの写真


中高一貫校の特区認可校だからできる様々なカリキュラムもまた、他校にはない魅力だと思います。
でも、カリキュラムだけではなく、それを運用する校長先生はじめ、先生方の生徒の未来に対する様々な想いが
この学校を魅力的にしているのかなと思います。

今年は定員超過が過ぎて難易度が上がってしまいそうですが、きっと多くの人の心を捉えていくのかな、そんなふうに思います。



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埼玉県公立高校入試倍率 もう少し上がると見ておこう

2022年01月14日 01時25分36秒 | 受験・学校
埼玉県教育委員会は、昨日(2022/01/13)に進路希望調査の結果を発表しました。
(学校別の倍率などの資料はこちらからご覧になれます)

倍率、皆さん気になりますよね。
「倍率なんか気にするな!」と言われたり、私も言ったりしますが、
そう入っても気になるのが人情。
皆さんは、自分の志望校の倍率はもうチェックしましたか?

倍率がそれほど高くないと、心のなかでガッツポーズしてしまいそうですが、
実はこの倍率には含まれていない数字があるのを知っていますか?



この進路希望調査は、埼玉県内の中学校を対象に行っています。
「埼玉県立高校だし、それでいいんじゃないの?それの何が問題なの?」と言われそうですが、実はちょっとここに落とし穴があります。

皆さんは埼玉県立高校の一部は、他県からの志願を認めていることを知っていますか?(隣接県協定といいます)

例えば不動岡高校は、群馬や茨城から受験する人もいます。
越谷地区は千葉県から、春日部地区の高校は茨城や千葉から受験する人もいます。
このように他県から流入してくる人たちがいるのですが、その人たちの分は今回の調査には含まれていないのです。

ということは、他県から流入があり得る範囲の高校は、もう少し倍率が高くなる可能性があるということです。

当塾は埼玉県久喜市にありますが、茨城県五霞町の生徒さんもいます。
五霞町は半数ぐらい(もっと多いときもあります)の人が埼玉県の高校を受験します。
こういった埼玉県に流入してくる人たちの分は、この調査には含まれていないので、ちょっと注意が必要です。

もちろん、全体としては倍率を極端に上げるところまではいきませんが、
自分の志望校が、0.99とか1.00などの場合は、ものすごく微妙です。
この数字だけ見て安心して勉強をやめてしまうと、
しっぺ返しを喰らう可能性が無きにしもあらずです。

そういう意味においては、倍率が高くてもそうでなくても、
倍率に関わらず最後まで勉強することが大切なことに変わりはありません。
油断大敵、最後まで粘り強く頑張っていきましょう!

追伸:塾生の皆さんへ
みなさんが受験する各高校の倍率についての予想は、個々に伝えていきますね。
ただ倍率予想はあくまで予想。予想がどうであれ、最後まで粘り強く頑張りましょう!
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瀧野川女子学園高校の説明会に行ってきました!

2021年11月02日 15時04分44秒 | 受験・学校
埼玉県が発表した中学生の進路希望調査を見ていると、
「画一的な教育から個性的な教育へのシフトが見られる」
そんな感想を持ちましたが、
個性的な教育といえば、この瀧野川女子学園を私は思い出します。
いろんなことをやっている学校だと思いますが、
その詳細は学校のホームページYouTubeチャンネルに譲るとして、
「他にはないことが経験できる学校」
そんな学校だと私は思っています。

様々な体験・経験ができる学校ですが、
基本的なコンセプトは「創造性と起業家精神」に尽きると思います。
このようなコンセプトで運営されている学校は、私の知る限り他にはなく、
そういう意味では、非常に個性的な学校の1つかなと思います。



こういうコンセプトを掲げていると、
「大学進学などから逃げている」
そう取られる向きもあるようです。
決してそういうわけではないのですが、
なかなかこの学校でで培ったことを生かして大学進学するということは、
正直に言えば、学力重視の大学入試においては、
今まではなかなか難しかったといえる面もあると思います。
ただ、今年はその点は大きな変化が見られました。

大学入試も半分が推薦入試で行われるようになった現在、
学力以外の「何か」を求める向きも強くなってきました。
そこで強いのが、瀧野川女子学園の掲げる「創造性と起業家精神」です。
学校の中での経験が実際の大学の推薦入試で生きてくる、
そんな時代がやってきた、そんなふうに言えると思います。

詳しくは学校のホームページなどを参照していただければと思いますが、
総合型選抜(旧AO入試)で合格者が4倍、
学校選抜型入試(旧公募推薦)で合格者が2.6倍と
高校生活での経験を生かす形での入試で、一気に大きな成果を上げました。
「大学入試が変わったら、この学校はいつか成果を出すだろう」と注目していたので、
手前味噌ながら、その私の直感は当たったかなという感じです。



大学入試は、もちろん学力は必要です。
ただ、学力一本でなくなってきているのも事実です。
中学生の進路希望調査でも、これまでの傾向から変化が見え始めてきましたが、
大学入試も学力だけはなく、その人個人の「個性や経験」を買う時代になってきた、
そんな変化をしてきている、そのように思います。

そんな時代の変化の波に先行して取り組んできた学校だと思います。
先行していたがゆえに、今までは違和感を持つ方も多かったと思いますが、
時代の波が来た今、この変化をうまくとらえれば、きっとこの学校はまだまだ伸びていくポテンシャルがあるのかなと思います。

そんな瀧野川女子学園の課題は、学校の活性化ですね。
都内の女子高とあって、競合する学校もたくさんあり、
その個性が見えにくくなっているように思います。
それに加えて、卒業生の実績の“数字”の部分が、
これまでは、なかなか評価されにくいところでしたので、
今年度の実績を引っ提げてどう学校が活性化していくのか、
そのあたりを見守っていきたいなと思います。

↓以前作成した瀧野川女子学園から上中里駅まで歩いてみたの動画。
駅からも近いので、女子の皆さんも安心して通学できますね。

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