去る4/27に、本年度第1回目の講師研修を実施しました。
今回のテーマは2013年度の総括と2014年度の指導目標についてでした。
いままでは代表から講師の皆さんへの「講話」といった形の研修でしたが、今回はみんなで意見を出し合うスタイルで研修を実施しました。
各講師がそれぞれの立場から前年度を振り返り、今年度はどのような指導をして行ったら良いかの意見を出し合いました。そしてその上で、それを一つの形にまとめ、1年間の大まかな方向性と、直面する1学期間の指導に関する目標・指導方法などを確認しあいました。
また、勉強の指導だけでなく、普段からの習慣や勉強のスキルを高めてもらうためにどのようなことができるか、何をしていったらよいかなどの話も進めていきました。

それぞれが講師は、自分は正しいと思いながら指導をしていると思います。しかし、ときには他の人がどのような思いで指導をし、どのような考えでその指導をしているのかを知ることも重要だと思います。同じ仕事をしていても感じること・考えることは実にさまざまで、それを交換し合うことで、新しい視点や考え方、講師としてのスキルを持つことができると感じました。
「井の中の蛙」にならないようにと考えて、他の塾との交流なども行っていますが、これは塾内にもいえることだと思います。授業が始まってしまえば、お互いの授業を見合う機会はほとんどありません。ゆえに、このような機会は非常に大切だと感じました。
また、それぞれの講師の担当の生徒さんに対する“思い”が伝わってきたことも、今回の研修では大きな収穫でした。担当する以上、その生徒さんに「伸びて欲しい」、その思いは講師として誰にでもあることだと思います。ゆえに、ときに悩んだり辛かったりすることもあるようですが、それらを共有し、具体例を積み重ねることで、講師の皆さんの“思い”を実現できるようにしたい、そのようにも感じました。
当塾の講師は個性は様々でいろいろな考え方・指導法がありますが、生徒の皆さんに「伸びて欲しい」という点は共通しているように思います。だからこそ、研修などを通じてその実現を図るために、生徒さんをどのように指導していくのか、お互いのスキルや視点を高めていくことが大切だと感じました。