7月の19・20日にさいたまスーパーアリーナで「2014 彩の国進学フェア」が実施されます。
この進学相談会には県内の公立・私立高校はほぼ全ての学校がブースを出展するほか、隣接する県の私立高校なども多数出展します。毎年1日に2万人を越える来場者のある、埼玉では一番規模の大きい相談会です。
これから彩の国進学フェアを始め、いろいろな進学相談会が行われますが、皆さんにはぜひ参加しておいて欲しいと思います。理由としては、埼玉県は進路については生徒と保護者が主体となって決めていくことが主体となっていますので、進路選びに必要な情報は自ら収集していくことも必要になります。
学校説明会は各学校ごとにも開催していますが、進学相談会では一度に多数の学校が出展するので、1回行けば、何校かの説明を一度に聞けるのが魅力だと思います。「部活の強いA高校、先輩の行ったB高校、進学実績が伸びているC高校も、みんな気になる!!」というひとは、ぜひ進学相談会でいろいろな高校をきいてまわり、比較検討しておくと良いと思います。
また、高校にはそれぞれ合格目安のラインがあります。公立高校の場合は500点中の目標ラインを聞いたり、私立高校の場合はテスト結果と照らし合わせることで今後の学習目安となるので、ここで確認しておいたほうが良いと思います。もし手元のテスト結果でそのラインを越えていない場合は、その数値が夏休みの目標の1つにもなります。目標なく頑張るよりも、目標を持って取り組んだほうがいいと思いますので、自分の夏休みの目標を決める上でも参加する意義はあると思います。
あと見ておくべきところの1つとしては、その学校に並んでいる人の数です。相談に何人ぐらい並んでいるかをみれば、その学校の人気度が分かります。自分の希望している学校にたくさんの人が並んでいたら、ライバルは多いということがいえると思います。中にはディズニーランド並みに90分待ちなんていう学校もあります。そういう学校を志望する場合は、今から心して準備をしていく必要があるといえます。
他にも在校生の学習や生活の様子、進学実績やそのための補習体制、施設・設備の様子、部活動の実績や練習日、修学旅行・合宿・制服などの費用(県立でもかかります)などを確認しておくようにしておくと良いと思います。
そして何よりも大切なのは、対応してくれた先生が熱心かどうかです。今はその学校のラインに届かなくても、勉強面に関してアドバイスをくれたり励ましてくれる先生ならば、きっとその学校に入っても同じように皆さんのことをしっかりとサポートしてくれると思います。
「こんな先生がいる学校になら行ってみたい!」そんな先生がいる学校をぜひ探してみてください。
※公式サイトでは服装は自由となっていますが、高校の先生との面談と考えて、しっかりとした制服でいくのを個人的にはオススメします。