1校目の昌平高校に引き続き、2校目の埼玉栄高校を訪問したときの様子を紹介します。
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当塾の私立高校見学会としては2回目の訪問となる埼玉栄高校。今回の訪問も入試広報センターの顧問である島村先生にお世話になり実現しました。ご協力ありがとうございます。
埼玉栄高校到着後は、初めに埼玉栄高校についてのDVDの視聴と説明を受けました。
埼玉栄高校といえば、数々のオリンピック選手を輩出し、部活動でもインターハイや全国大会へ多くの部が出場するなど、部活動が盛んな学校としてのイメージがあります。全国大会やインターハイなどに出場するには、高度な練習が必要となり、充実した施設は欠かせません。埼玉栄高校には「一部活・一施設」という方針のもt充実した施設があり、だからこそできる高度な練習がインターハイや全国大会へと導いてくれているように思います。
そういった部活が盛んな栄高校とというイメージのほかに、最近では大学進学にも力を入れていて、日大の提携校として日大への優先入学枠を持つようになるなど、学習の面でも力を入れ始めています。今年から校長先生が変わられたことや、新校舎が2年後に完成することも踏まえ、これからさらに学習の面でも力を入れていくとのお話がなされました。
説明会後は校舎見学に行きました。食堂や職員室などを通りながら見学していきましたが、圧巻だったのはマーチングバンド部の練習でした。高校生の皆さんが一生懸命練習しているのを見て、生徒さんも保護者の皆さんも見入っているようでした。特に現役の吹奏楽部のIさんは、ずっと見ていたかったようで「移動するよ!」といってもなかなか動こうとしなかったのが印象的でした。レベルの高い演奏はもちろんですが、暑い中でも一糸乱れず一生懸命に練習する姿は、多くの生徒・保護者の皆さんの心をつかんだようです。(当塾の卒業生も2名いますが、頑張っているようでした)
埼玉栄高校を見学校として選んだのは、高校3年間を部活動でがんばりたいという生徒さんへの選択肢の一つとして提示するためでした。高校3年間は人生の中でももっとも伸びる時期、私はそのように思います。その3年間で勉強に励み自分を成長させる、そういう選択肢もありますし、部活動に打ち込んで精神的にも技術的にも成長するという選択肢もあると思います。
いずれにせよ、ただ3年間を過ごすだけではなく、充実した16歳から18歳を送ってほしいというのが、私の願いです。
どんな3年間を過ごすのかは人それぞれだと思いますが、部活に励む先輩や勉強に励む先輩を見て、自分はどうするかを考えるきっかけになってほしい、そのように思います。