幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

自分との戦い

2016年06月20日 23時24分12秒 | 日記・エッセイ・コラム
期末テストが近づいてきました。
テストに向けて頑張っている皆さんの姿を方々で見かけます。今日は自習用の座席が足りなくなるくらい多くの皆さんが自習に来ていて、臨時に座席を設けたり相席をお願いしたりで、一部の皆さんには狭い思いをさせてしまいました。相席や臨時席で勉強をしてくれた皆さん、お疲れ様でした。

ところで、皆さんはテストは何のためにあると思いますか?
学習内容を確認するため、成績を取るため、学習の理解度を測るため…いろんな答えが出てくると思います。どれもが正しいとは思いますが、それらに1つ加えておいてほしい理由、それは、
“自分と戦い成長するため”という考え方です。

テストに向けてはいろんな障壁が皆さんの前に立ちふさがると思います。
部活が盛んで時間がなかなか取れない、
なかなか集中して取り組めない、
分からない問題があると、どうしても立ち止まってしまう…など、
勉強を進めたくても進められない理由も、これまたたくさんあるように思います。

それら1つ1つを直視して自分と向き合うこと、すなわち“自分と戦い成長すること”これがテストを受ける大きな1つの意味だと思います。

時間が取れないなら取れないなりに、どのような工夫をするのか?
分からない問題があったときに、それに対してどのように対応するのか?
集中できないというならば、どんな工夫をして集中力を高めるのか?
前回のテストがうまくいかなかったなら。どのように今回はやり方を工夫していくのか?

そういったことを1つ1つ自らの手で考え答えを導いていくこと、これもまた大切な勉強です。

勉強で身につけられるものは、知識だけではありません。
これから生きていくための知恵も身につけていくことができます。
良い成績を取るためには、それなりの努力や工夫が必要です。どう努力するのか、どう工夫するのか、それを考えることで知恵を身につけることができ、知識とあいまって、本当の学力(=生きる力)となってくるのではないかと思います。

定期テストでの学習を通して、自分の課題や弱点としっかりと向き合っていきましょう。そこから逃げないで、しっかりと自分の課題や弱点を直視し、改善点や工夫できる点を考えていきましょう。そういったことを、誰からか言われたからやるのではなく、“自覚”して自分からやり始めたときに、成績とはフッと上がっていくものだと思います。

テスト勉強をやらなかったり、課題や弱点から目をそらしてしまうのは、自分との戦いから目を逸らすことでもあります。自分と戦うのは正直めんどくさいし大変です。でもそれをする機会を逃してしまったら、皆さんは成長のチャンスを失うことになります。

テストとは自分を成長させるための良い機会だと思います。その機会を最大限に活用した人こそ、将来大人になって課題にぶつかってもそれを克服し、歩みを続けていくことができるようになると思います。そんな“かっこいい大人”になるための第一歩は、実は中学時代の今にあることを忘れないで欲しいと思います。


完走! ~期末対策勉強会1・2日目

2016年06月19日 22時58分17秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨日と今日、期末対策勉強会を実施しました。
2日間で延べ21時間の設定でしたが、中にはこの21時間を達成してしまう人がいるのが驚きです。テストですから、一番大切なのは結果を出すことではありますが、まずはしっかりと学習に向き合えたということを自信にして欲しいと思います。

21時間の勉強を完走した皆さんを見ていると、ときおり疲れた表情を見せたり、集中力を切らせてしまっているかなというときもありましたが、それでも最後までやりきったのは、素晴らしいと思います。頑張れた自分に自信と誇りを持って欲しいと思います。

さて、期末テストまであと少し。
自分にできる精一杯の努力をしっかりとして、頑張っていきましょう!

追伸:
 昨日と今日で自習監督をするほうもバテてしまいましたので、今日はちょっと早く終わります。みなさんも疲れたらしっかりと休んで、体調を整えてテストにのぞみましょう!

生徒さんの成長記

2016年06月18日 21時10分48秒 | 日記・エッセイ・コラム
この1週間、手帳に書きとめた生徒さんの成長記。

◆Sさん、Uさん
 二人とも最近は英語の授業の予習をしっかりとやってきてくれるようになりました。以前も指示された範囲はしっかりとやってきてくれる生徒さん達でしたが、今は指示した以上に、自分の判断で予習を進めてくれるようになりました。
 このちょっとした積極性が実は大切。積極的な予習のおかげで、“作業”に費やす時間が減り、“理解”に利用できる時間を増やすことができるようになります。勉強ができるようになるということは、こういうちょっとした積極性の積み重ねなんだろうと思います。
 このちょっとした積極性、受験のときまでだけでなくこれからの人生においても、大切にしていってくださいね!

◆Oさん
 今回は学校のワークをとても積極的に進めてくれているようですね。試験2週間前の日に、ワークを借りたくて聞いたら、「実は、もう全部やったんですよ」との回答。嬉しかったですね。
 この段階で終わっていれば、きっと復習もたくさんできるはず。ちょっとした時間の余裕が、点数だったり合否だったりを分けていきます。時間に追われて問題を解いたりワークをやったりするのと、時間に余裕を持って問題を解くのでは、焦燥感が違いますから、頭に入る量もぜんぜん違ってきます。
 早めに終わらせる行動力は、成績を上げていくのに必要な“チカラ”の1つですね。

◆Sくん、Sさん兄妹
 今回二人は、期末対策のプリントリクエストカードを配布された初日に提出していましたね。
 今までは最後の最後にちょっとリクエストをするくらいでしたが、今回は初日に提出するという積極性的な行動をとってくれました。今回のテストにかける二人の気合の強さ、とても嬉しいですね。
 どんなに気合いが入っていても。どんなにやる気に満ちていても、それらをしっかりと行動に移さなければ結果を期待することはできません。その点で、今回は気持ちだけでなく行動でそれを示したことは、大きな成長だと思います。
 この積極性、無駄にすることのないように、そして結果が出せるように、さらに取り組みを深めていきましょうね! 

◆Wさん 
Wさんはいつでも挨拶や返事をしっかりとしてくれますね。挨拶や返事をしっかりしてくれる人は、素直な生徒さんが多いように思います。
 勉強ができるようになる条件の1つに「素直さ」があると思います。素直さがあれば、学習の内容も、先生からのアドバイスもどんどん吸収して成長をしていくことができます。
 挨拶や返事を億劫に思ってしまう生徒さんが多い中で、しっかりと挨拶や返事ができる、その素直さをこれからの学習につなげていって欲しいと思います。

◆Kさん
 勉強が苦手というKさん。確かに1つ1つを確実にできるようになるには時間がかかりますね。
 でもこの数ヶ月の間だけでも、だいぶ変わってきたように思いますよ。だんだんと飲み込みが早くなってきているし、だんだんと正解率も上がってきている、最初からすれば大きな進歩だと思います!
 あとは練習をたくさんすることですね。それがしっかりとできるようになったとき、Kさんはきっと大きく成長すると思います。
 いつも元気で明るくて、何よりも笑顔もステキなKさん。そんなKさんに学力というもうひとつの良いところが増えることを期待しています!

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 今週(6/13~6/18)に私がノートに書きとめた生徒さんの成長の記録の前半です。たった1週間ではありますが、授業をしていると気づく生徒さんの成長は本当にたくさんあります。
「人は一時(いっとき)として同じときはない」という言葉がありますが、まさにその通りですね。特にいろんな意味での成長期に当たる皆さんは、それが余計に顕著なのかもしれません。

 そういった生徒さんの成長を見守り育てる、それがこの仕事の一番の醍醐味なのかもしれません。ときに厳しく、ときに楽しく、しっかりと成長を見守れる大人でありたいと思います。 

看護・薬学・教育に興味のある人、集まれ! ~千代田女学園高校を訪ねて

2016年06月17日 23時26分04秒 | 受験・学校
今日は、東京千代田区にある千代田女学園高校に行ってきました。



もう何度目の訪問か忘れましたが、来るたびに思うのは、皇居までほど近いというところなのに、とても静かな環境だということです。半蔵門駅から徒歩10分ぐらいのこのような静かな環境で学べることは、学校生活を送る上では、とても恵まれた環境だなと、千代田女学園に来るたびに思います。

さて、その千代田女学園ですが、武蔵野大学との法人合併により、あらたなスタートを切ったといえると思います。武蔵野大学への優先・優遇制度が新たに強化されたことで、定期テスト対策を中心とした学習で、武蔵野大学への進学が可能となりました。武蔵野大学は、看護や教育そして薬学などの学部を持つ大学ですので、将来、そういった方面に進学を考えている人には、とても進学しやすい環境が整ったのではないかと思います。

高校の選び方はいろいろとあると思いますが、自分の将来の希望や夢がある人は、そういった夢が実現できる環境を持つ高校を選んでいくことが重要なのではないかなと思います。

大学への進学には一般入試やAO入試、指定校推薦、一般推薦など、いろいろな方法がありますが、各高校がどの方法を中心にして大学進学を考えているのか、そのあたりも見ていく必要があるように思います。

大学受験は高校受験と違い、ハードルがかなり高いものでもあります。高校在学中に腕を磨き、一般入試にチャレンジしてみるという考え方もよし、定期テストなどをしっかりと頑張って、指定校推薦などを狙っていくもよし、その人にあった大学進学の仕方があります。

実績の数字だけ見ていると分かりにくいのですが、高校を選ぶ時には、どんな手段で大学へ進学していくのかを確かめないと、自分の思い描いていた高校生活とはかけ離れたものになってしまうこともあるように思います。



千代田女学園は、系列の武蔵野大学には優先・優遇制度がありますので、定期テストの勉強を中心にやっていくことができます。この点は一般入試などに比べると、期間は長くなりますが、普段の頑張りが評価されるタイプの進学方法といえると思います。

女子生徒の皆さんの中には、コツコツと学習をしていくほうが得意という生徒さんもいると思います。そういった生徒さんの中で、看護・薬学・教育などに興味のある皆さんには、武蔵野大学への進学を視野に入れた千代田女学園への進学は、夢への大きな第一歩になるのではないかと思います。

そのほかにも、ICTを使った教育やグローバル教育などにも力を入れており、同じ敷地内にインターナショナルスクールを建設するなど、新たな取り組みも始まっています。

武蔵野大学の系列校としての強みと共に、国際化していく社会の中で活躍できる人材を育ててい
きたい、そういう思いが見える学校説明会でした。

何を武器にして社会に貢献するのか ~駒込高校を訪ねて

2016年06月16日 22時52分39秒 | 受験・学校
昨日、東京の文京区にある駒込中学・高校の塾対象説明会に行ってきました。



駒込高校も、このブログで紹介している他校と同様、ICTやグローバル教育などを盛んに行っている学校の1つで、いまグングンと伸びてきている勢いのある学校の1つだと思います。

勢いのある学校とは、言い換えれば、受験生やその保護者からの支持が厚いということがいえるのではないかと思いますが、それはそれだけ魅力的なカリキュラムやシステムがあるということだと思います。今回は、そのカリキュラムやシステムをどんな思いをもって作っているのか、そんなお話しを聞くことができました。

ICTやグローバル教育が私立高校を中心にだんだんと浸透してきました。
iPadの配布や長期・短期の留学、海外語学研修、日本語禁止部屋、ブリテッィシュ・ヒルズへの擬似留学、IB(国際バカロレア)の導入、学び合い、アクティブラーニング…
いろんな高校が工夫を凝らし、実に様々な取り組みを始めています。

駒込高校もここに挙げたような内容か、もしくは同種の様々なイベントやシステムを導入していますが、すごいと思ったのは、そこにこめられた「想い」がしっかりとあることです。

駒込高校がICTやグローバル教育を行う理由、それは、
「将来社会に出たときに、社会に貢献するための武器を持たせるため」
なんとも壮大な理由ですが、それが単なる題目ではなく、実際の日々の授業にその想いが浸透をしているように感じられるところが駒込高校のとても大きな強みなんだなと感じられます。

勉強をしていく意味はいろんな言い方がるとおもいますが、駒込高校では、「勉強をしていくことは、他者への貢献への準備」ととらえているとのことです。しっかりと学習して社会に出れば、自分を必要としている他者へ貢献ができる、そのような考えに立っているようです。

そして、社会で貢献するときに持つ武器、それが高校のときに学び始めたICTの技術だったり、グローバルな視点であったり、英語を話せることであったり…
そういうものが武器になって、他者への貢献ができるようになる、そのことを念頭に置きながら教育活動を行っているとの言葉に、深い感銘を覚えました。

昨今はいろんな高校がいろんなシステムやカリキュラムを導入してきていますが、これらの取り組みもただ導入しても意味のがありません。ただ導入しただけでは、無味乾燥なものになってしまいがちです。

「となりの高校も導入したからうちでも…」といって形だけ導入しても、ただ実施しているだけで、せっかくいいものでも魂の入っていないものになってしまいます。

しかし、駒込高校はその点、1つ1つのカリキュラムやシステムに、将来の社会への貢献というしっかりとした導入の根本的な理由があり、それがしっかりと息づくようになっているところがとてもステキなところだなと思いました。

様々なカリキュラムやシステムを導入する理由として、大学受験のためというものがあります。もちろんそれはそれで大切なことなんだろうとは思いますが、そういったありきたりの短い目標達成のためだけでなく「社会への貢献のため」という目標には、とても心を揺さぶるものがありました。

いろんな高校がいろんなカリキュラムやシステムを導入する中で、それらがもたらす期待や効果について、これほどはっきりと長期にわたって意味のあるものになるという話は、今まできいた覚えがありません。

「仏作って魂はいらず」ということわざがあります。いろんなステキなカリキュラムやシステムも、ややもすると「やること」が目標になってしまう「手段の目的化」に陥りがちです。けれど駒込高校では、様々な取り組みに対してしっかりと魂をこめて、そして今だけでなく、20年後・30年後を見据えた上でのカリキュラムやシステムへの魂の込め方に、ため息が出るような深い感銘を受けました。

この塾も、高校に合格させること、成績を上げていくことがまずは目標ではありますが、それだけでなく、将来にわたって広く通用する人材を育成する、そんな目標を持っていくこともまた大切なんだなと、改めて思いました。

塾からのお知らせ【6/16版】

2016年06月16日 18時59分08秒 | お知らせ
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≪6/26までの予定≫
◇6/18(土) ◎栗橋東中対象:期末対策勉強会(10:00-22:00)◎3年・理社国授業(19:00-20:50、時間注意)
◆6/19(日) ◎栗橋東中対象:期末対策勉強会&理社暗記マラソン(9:00-22:00)■3年・北辰テスト受験日
◇6/20(月) 
◇6/21(火)   
◇6/22(水) 
◇6/23(木) ■栗橋東中・期末テスト
◇6/24(金) ■栗橋東中・期末テスト
◇6/25(土) ◎栗橋西中対象:期末対策勉強会(10:00-22:00)◎3年・理社国授業(19:00-20:50、時間注意)
◆6/26(日) 栗橋西中対象:期末対策勉強会&理社暗記マラソン(9:00-22:00)
※予定はやむを得ない理由により変更をする場合があります。その際は、メールなどでお知らせいたします。
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【お申込み】
◇3年生・7月北辰テストの申し込み(今回から必修、7/17実施、6/27締切、申込書は、来週はじめまでに到着するように郵送します)

≪6/18・6/19 栗橋東中対象:期末対策勉強会≫
6/18・19に、栗橋東中を対象にした期末対策勉強会を実施いたします。
◇6/18(土) 勉強会(10:00-22:00)
◇6/19(日) 勉強会(9:00-22:00)、1・2年理社暗記マラソン(必修、9:00-12:00)、3年理社暗記マラソン(19:00-22:00)
※6/19は北辰テストの受験日です。6月の北辰テストに申し込んだ皆さんは、受験票などの確認をお願いします。
※北辰テストの受験日と重なるため、3年生の理社暗記マラソンは19:00-22:00で行います。ご注意ください。

≪6/18と6/25の理社国授業について≫
3年生を対象にした理社国授業の時間割を、6/18と6/25は勉強会とあわせるために19:00-20:50に変更します。あらかじめご了承ください。

≪7/10 高校入試ガイダンスのお知らせ≫
3年生を対象にした高校入試ガイダンスを7/10(日)に実施いたします。時間は18:00-20:15を予定しております。3年生の生徒・保護者の皆様は出席をお願いしたいと思いますので、日程調整をお願い致します。

≪7月から北辰テストは必修です≫
3年生を対象にした北辰テストですが、7月からは必修となります。申込書は塾から送付をいたしますので、必要事項を記入・ご確認のうえ、費用を添えて6/27までに塾へお持ちください。
※申込書は、来週のはじめまでに到着するよう郵送いたします。
※必修期間については11月までの4回ですが、私立高校との相談の結果によって前後いたします。詳しくは、7/10の高校入試ガイダンスでご説明申し上げます。

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≪空席状況≫
【授業】
6/20(月) 空席はありません
6/21(火) 空席はありません
6/22(水) 18:40- 1人、20:40- 1人
6/23(木) 空席はありません
6/24(金) 空席はありません
6/25(土) 空席はありません
6/26(日) 授業はお休みです

【習熟】
6/20(月) 20:40-
6/21(火) 18:40-、20:40-
6/22(水) 空席はありません
6/23(木) 20:40-
6/24(金) 18:40-
6/25(土) 習熟はお休みです
6/26(日) 習熟はお休みです

≪6/26までの自習時間≫
6/18(土) 10:00-22:00
6/19(日) 9:00-22:00
6/20(月) 16:00-21:30
6/21(火) 16:00-21:30
6/22(水) 16:00-19:30(時間注意)
6/23(木) 16:00-21:30
6/24(金) 16:00-21:30
6/25(土) 10:00-22:00
6/26(日) 9:00-22:00

≪進路・学習のご相談の受付≫
お電話にてお問い合わせください。

10年ひと昔とはこういくことか! ~昌平高校を訪ねて

2016年06月15日 22時52分26秒 | 受験・学校
昨日、昌平高校の塾対象説明会に参加してきました。

今年は東大合格者3名(現役は2名)、関東大会に8つの部活が進出するなど、文武両面において、とても目覚しい成果を出されているように思います。私にとって昌平高校のある杉戸町は、ある意味地元なので、その変化の大きさは身をもって体験しているように思います。



昌平高校が「新生昌平」として進学校化を目指し始めて約10年。それまでは、特進コースなどもありましたが、なかなかパッとした結果は出せていなかったのが実情だったと思います。それから10年の間に改革を推し進めていき、ついに東大に合格者を出したりするまでになったというのが今の現状です。

10年前と今を見比べてみると「10年ひと昔」という言葉の重みを実感します。
外部から見ている人間は、その過程をすべて見ているわけではなく結果しか見ていないので、「この10年でこんなにも変わったんだ」という結果論的なことしか見えていないのだと思いますが、本当はこの10年、内部では徐々に徐々に、そして地道な改革が進められてきたのではないかと思っています。

10年前と比べて大きく変化しているといっても、急にパッと変わったわけではないわけですから、それこそ地道な努力の積み重ねがずっと途切れることなく続いてきたというのが実際のところだろうと思います。それだけ地道に改革を続けるだけのモチベーションを先生方が持っているということ、そしてそれに応えようとする生徒さんが集まっているということ、それが本当にすごいなと思うところです。



この10年、昌平高校でどんな改革が行われてきたのかは、外からは断片的にしか見ることができません。ただ、募集に関しては、私たちと直接的に接点があるだけに、この10年間、どんな募集を進めてきたのかは、ある程度は知っているつもりです。モチベーションの高い、やる気のある生徒さんを集めるための仕掛けや工夫がたくさんあり、そうやって希望や目標を明確に持てる生徒さんを集めたことが、こんにちの昌平高校発展の礎になっているといえるのではないかと思います。

集団としての成長は、そこにどんな人が集うかによって決められてくるといっても良いのではないかと思います。その意味において、昌平高校で学びたいという生徒さんをしっかりと集め、そしてその生徒さん達のニーズやウオンツに応えた学校運営ができたことが、昌平高校がここまでの結果を出せるほど成長したひとつの要素なのかなと思います。

10年ひと昔と簡単に言いますが、10年間その意思を持ち続け実行していくとは大変なことなんだろうと思います。10年前には想像できなかった姿になるとは、その間、いろんな困難や苦難があってもあきらめずにやり続けたということ、その証拠なのだろうと思います。



10年間で変わるのは、何も学校だけではないと思います。人も10年間で大きく変化・成長をしていく人がたくさんいます。10年たって久しぶりにあったときに、10年前の姿しか知らない人からすれば、急にパッと変わったようにしか見えませんが、本当はその10年にいろんなことにもめげずに頑張り続けてきた努力の結果であるということができると思います。

「10年ひと昔」とはこういう努力の結果の上に成り立つということ、そのことを改めて認識させられた1日でした。

頑張りの行方

2016年06月13日 23時21分02秒 | 日記・エッセイ・コラム
先日の中間テストの結果がまとまり、教室にも掲示をしています。
皆さんの頑張りが結果としてしっかりと出たようで、用意しておいたコルクボード2枚では足りず、急遽3枚目のコルクボードを用意することになりました。それだけ皆さんが頑張って学習をしてくれた証拠ですね!!






↑かなりツメツメで掲示したので、正直見苦しいところもありますが、ご容赦を。

こうやってみてみると「頑張ってみる」ということには、とても価値があるんだなということが分かります。

頑張ることで、勉強の仕方が分かってきます。
頑張ることで、自分自身という人間が分かってきます。
頑張ることで、自信が持てます。
頑張ることで、希望が持てるようになります。
頑張ることで、人生が変わってきます。


頑張り続けることで、人は自分自身を知り、自分自身を変えていくことができる、その結果、自分の人生を変えていくことさえできるようになる、そのように思います。



以前にも書いたことですが、人は「過去に頑張って乗り越えてきた」という経験があると、その後に出くわす様々な困難にも「乗り越えていこう」という気持ちが生まれてくるそうです。

ところが、頑張った記憶がないと頑張り方が分からず、人生をかけて本当にがんばらなくてはならないときになっても、頑張りきることができずに、課題をうまくそれを乗り越えられなくなってしまう、そんな話を聞いたことがあります。

子どものうちに「頑張る」という経験があるかないかは、むしろ大人になってからの方が、その差になって大きく現れてしまうように思います。テストという「頑張らなくてはならないものにどれだけ全力で取り組めたのか」それが、これからの人生でも大きな鍵を握るということになりそうです。



だからこそ、当塾は頑張った人をしっかりと評価をしていきます。評価の仕方はいろいろあると思いますが、点数による評価だけでなく、学習時間や目標に対する達成度、前回からの得点の上昇率など、さまざまな頑張りを評価していきたいと思います。

テストの結果はイマイチでも、今までより長い時間勉強できた、
立派ですよね。

決していい結果ではないけれども、前回より頑張って点数をあげた、
立派ですよね。

今まで1回しかやっていなかったワークを、2・3回繰り返して学習した、
立派ですよね。




テストは結果が一番大切であることはいうまでもありませんが、それ以外の頑張りもたくさんあるはずです。それらもしっかりと認め評価していくことで、皆さんが自分の頑張りを認め評価することで自分自身の自信につなげていって欲しいとも思っています。

「頑張る」という気持ちと行動は、確実に皆さんの未来を変えていきます。むしろ、未来を変える方法は「頑張る」という方法以外にないともいえると思います。

幸彩学習塾は皆さんのいろんな頑張りを応援していきたいと思います!

結果を出す人、出せない人

2016年06月12日 22時56分14秒 | 日記・エッセイ・コラム
期末テストも近づいてきましたが、さて皆さんの勉強は進んでしますか?
中間テストの結果を見直しながら「結果を出す」ということを真剣に考えて、取り組んでいきましょう。

ところで、結果を出す人と出せない人は何が違うのでしょうか?

頭の良さ。それもあるかもしれません。
要領の良さ。それも確かに大切ですね。

でも、やはり一番大切なのは、準備をして本番を迎えたかどうかだと私は思います。

先日までの中間テストや英検などを見ても、結果を出している人は、事前の準備をしっかりとやってきたなという印象がある人ばかりです。

自習に来て学習を進めていた人。
ワークなどをくり返し解いていた人。
リクエストのプリントを活用していた人。
ノートをしっかりとまとめていた人
、などなど、
私から見ても「これはしっかりと準備ができているな」という人が多かったように思います。

頭は悪くてもいいんです。何度繰り返してもいいいので、きちんと理解ができれば。
要領も悪くてもいいんです。その分、早く始めてしっかりと準備ができていれば。

「頭が悪いから」「要領が悪いから」は確かに結果が出にくい1つの要素にはなりますが、準備をしっかりとしさえすれば、この2つは自分の手で克服することができるようにおもいます。

さて、中間テストで結果が今一歩だったなぁという皆さん、前回のテストはきちんと準備をして本番を迎えられたかどうか、もう一度自分の胸に手を当てて聞いてみましょう。
「準備は万端だったのにできなかった」という人のほうが少ないはずです。
多くの人は「準備が十分でないまま本番を迎えてしまった」という状況だろうと思います。

ということはつまり、「準備を万端にして本番に臨めば、皆さんの成績は上がる余地がある」、そういえるのではないかと思います。だからこそ、今度のテストでは準備をまずは万端にして本番を迎えること、これを最優先して欲しいと思います。

では、どんな準備をして本番を迎えればいいのか?
それはぜひ、自分を担当している講師の先生に聞いてみて欲しいと思います。
目指す目標によっても、どこまで準備すればよいのかが異なります。だからこそ、自分のことを担当してくれている先生とよく相談をして、準備をどこまですべきなのか、今からしっかりと確認して準備を進めていって欲しいと思います。

勉強で成果を出すには、頭の良さや要領のよさも大切です。
でも、準備がちゃんとできているかどうかは、それをしのぐほどの大切な事柄であるということもできると思います。

さあ皆さん、期末テストに向けての準備は大丈夫ですか?
しっかりと準備をして本番に臨んでいくようにしましょう!

次は自分も結果を出せる人になりましょう!
そのためには、今からの行動が大切ですよ!