地方を旅して、夕食時に街をさ迷い歩いていると、なぜか妖しげな飲み屋街のネオンに目が止まる。その奥にはきっと、ひとの根源的な楽しみがあるのだろうが、その前に、そこは恐いところという固定観念が、踏み込もうとする脚を止めようとする。
実際にそんなことがあるのかはわからないが、そこに入り込んで酔っ払って身ぐるみ剥がされて放り出されたら、それはそれでなにかしらの経験になるのだろう。まあ、僕の歳になってしまえば、ただ恥ずかしいだけだが…
駅に続く誘導灯の反対には、未だ踏み込めずにいる。
実際にそんなことがあるのかはわからないが、そこに入り込んで酔っ払って身ぐるみ剥がされて放り出されたら、それはそれでなにかしらの経験になるのだろう。まあ、僕の歳になってしまえば、ただ恥ずかしいだけだが…
駅に続く誘導灯の反対には、未だ踏み込めずにいる。