来月開催される バレーボール Vプレミアリーグ女子 ファイナルラウンドのチケットを確保した。コートサイドの席がよかったけど、東側のコートエンドだった。それでも、サーブの際の臨場感が味わえると今から期待している。
バレーボールを視るきっかけになったのは、モントリオールオリンピックだった。今となっては巨大な電光掲示板くらいしか記憶がないけど、あのとき確かにバレーボールを見ていた。
その後、荒木由美子さんが主演の「燃えろアタック!」というドラマを視てバレーボールが好きになった。テレビ局の狙い通りだったけど、今も続くとは思っていなかっただろう。
ちなみにこのドラマについて調べてみると、翌年のモスクワオリンピックを見据え、1979年から翌年まで約1年半放映され、原作は石ノ森章太郎(石森章太郎)さんだった。「がんばれロボコン」などの流れを組む作品だったんだな。
当時のソ連によるアフガニスタン侵攻に対する抗議として、アメリカはじめ西側諸国はモスクワオリンピックをボイコットしたので、そこもテレビ局の狙いが外れた(こちらの方が断然大ハズレだ)。柔道の山下康裕さんの涙が印象的だったけど、バレーボールや他の競技の選手たちも同じ思いだったのだろう。
その頃活躍していた選手と言えば、横山樹理さんだったかな。そして、江上由美さんがそのあとに続き、山田義雄監督率いる日立の黄金時代が続いた。そんな中、僕より少し年上の一人の若い選手の登場に心がときめいた。そう、中田久美さんだ! 今も時々お茶目なところを見せてくれるけど…いや、今も可愛い。この前岡山での試合のあと、用事があったのか選手たちとは別に部長さんらとタクシーに乗り込まれるときに拍手を送ったら、少し照れてたのか、その表情が可愛かったな。
その後は全日本の試合を視るくらいだったのが、日本リーグに興味を持った。益子直美さんの登場にハッとした。今でもあさイチ等で拝見するけど、相変わらず美しいなあと思う。選手時代はあまり話さない印象だったけど、気さくないい人だ。
その後、「かおる姫」と呼ばれた菅山かおるさんに興味を持ったりしたけど、そこまでのめり込むことはなかった。それは、「シンデレラ舞子」の登場に対してもだった。
ところが、一昨年のロンドンオリンピックを控え主力選手が固まる中、残る選手枠を巡って彼女がクローズアップされ、両足のアキレス腱を断裂するなど幾度のトラブルに見舞われながらも諦めない姿勢に、次第に彼女を応援するようになった。正直、美人であることも理由だけど。。
ロンドンオリンピックでの活躍は彼女の意図していたところではなかっただろう。それでも、中国との試合では効果的な活躍を魅せてくれた。銅メダルは誇っていいと思った。
その後、新宿のスポーツ用品店で彼女が一日店長をされることを知り、暑い中出かけ、全日本チームユニフォームのレプリカを購入し、彼女と握手や記念撮影をしてもらった。
1シーズン目は直接応援には行かなかったけど、昨年秋の東京国体以降、埼玉・所沢での開幕戦、連敗に終わった兵庫でのホームゲーム、そして先日の岡山での試合を観戦した。そして、ゆっくりとではあるけど狩野舞子さんが成長を続けていることを感じた。
昨日の沖縄・那覇でのレギュラーシーズン最終戦では第3セットからセッターを任され、1セット落としたものの、第5セットまでを務めた。第5セットで交代させずに彼女を送り出した久美監督の心意気と、監督の期待に見事応えた舞子さんの活躍が嬉しかった。
だから、これからも彼女を応援し続けよう!