
両国のGallery MoMoで開催されている、川島小鳥さんの写真展『BABY BABY』を観に行った。川島さんのことは昨年12月の『BRUTUS』で初めて知った。それから興味も持ってはいたのだが、ついつい忘れてしまっていた。
先週、新聞の夕刊にこの写真展が紹介されていたのを見つけた。あのカバーガールの写真は展示されていないというが、それでも、作品に触れてみたいと思った。
目的地は地下鉄の両国駅近くだったが、JRの駅からはやや離れている。だが、場所は比較的わかりやすく、難なく見つかった。
一人の女の子を撮り続けた作品を観ながら、写真家とモデルとの関係について考えていた。「美しく撮ろう」とか、「このような構図なら興味をそそるだろう」といった気負いが感じられない。それは、以前よりも写真が身近になったことによるものなのだろうか。
写真展を観終え、そのまま両国まで戻ってもよかったが、車の点検が終わるまでまだ時間があったので、その先の駅に向かった。錦糸町と亀戸のどちらが近かったのかを忘れていたが、とりあえず、着いた駅から電車に乗ることにした。
この辺の話題と言えばスカイツリーだ。歩いている間、いつも見守られていたようだが、途中通りかかった公園には、先輩の姿を模したような遊具があった。数年後ここを訪れたら、裾がもう少しタイトになっているかもしれない。
途中でいい店があったら食事を取ろうとも思っていたが、駅も店もなかなか見つからなかった。途中、行列ができた店があったものの、「待つ」という選択肢がなかったのでそのままスルーしてしまった。
隣の雑貨屋さんにも行列が…という訳ではないようだが、どこかで見たことのある影だった。
結局、昼を少し過ぎた頃に錦糸町駅近くの洋食店で昼食を取った。結構込んでいたが、辛うじてカウンター席を確保できたため、相席にはならなかった。カップルと相席にでもなったら、俯いているしかなかっただろうか。
帰り道、降りなくてもいい秋葉原駅で途中下車した。どうしてもミルクスタンドに寄りたくなった。冷たいものは控えた方がいいと思いつつ、コーヒー牛乳を一気飲みして満足した。
ところで、あのカバーガール「未来ちゃん」の写真展が来月渋谷パルコで開催されるという。写真集の出版を記念してということだそうだ。渋谷なら仕事帰りに寄ることもできる。まずは、忘れないことだろうか…