あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

うららかな日

2007-10-07 21:39:14 | つれづれ
朝から天気が良かったので、久しぶりに車で出かけた。
後席に老婦人を乗せて目指す場所は、東秩父。過去に2度行ったことがあるのだが、道順が思い出せないまま、まずは秩父を目指して出発した。

出発時間が遅かったから、「渋滞のピークは過ぎているだろう」と、関越自動車道に入った。しばらく順調に進んでいたので、「読みは当たった」と思うと同時に、段々と流れが悪くなってきた。
時々思うのだが、「道路って生き物ではないか」って。裏をかいたと思うと外れたり、そうかと思うと「あれっ」て思うくらい空いていて、料金所であわててお金を用意したり… まあ、ナビもETCも着いていない車に乗っていることが、そもそもの問題? 違う違う、「道路は生き物」という答えは、道路を構成している分子たる車を動かしているのが人間だから…というところだろうか。

正丸トンネルを通過しているときに、何だかうとうとしてきたので、芦ヶ久保の道の駅で休憩を取る事にした。何だかやたらに車、つまり人が多い。その少し前に老婦人が「昨日、アド街ックで奥秩父を紹介していた」と言っていたが、合点がいった。というか、出発前に言ってくれれば、こんなルートを選ばなかったのに…

さて、混雑するであろう街中を避けようと、少し手前で抜け道に入り、再び長瀞方面に向かう道に出た。道路を少し左に入ったという記憶だけを頼りに、ひたすらその分かれ道を目指すが、なかなか見つからない。結局、山を越えて小川町を抜けて帰ろうと、峠に向かった。
峠近くのうどんやに寄り、きんぴらごぼうの入ったうどんを食べた。麺にはコシがあり、汁もまあまあだったが、きんぴらがやたらに辛くて、普通のうどんも出せばいいのにと思った。
帰り際、そこの女将さんに行き先のことを尋ねたら、「小川町に抜けるところにある」と言われた。そうだ、小川町から奥に入っていくところにあったんだ。

その帰り道、目的地は見つかった。けれども5時を過ぎ店は閉まっていた…

結局、ただただ走り続けただけの一日であった。

こんな時、いつも思い出すのが「何事にも先達はあらまほしきことなり」という、吉田兼好の言葉である。
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