あしたはきっといい日

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これまで、と、ここから

2012-01-09 23:13:48 | 立ち止まる
昨年3月の東日本大震災による被害は甚大で、今も復興に至っていないという状況が続いているという。

これだけの被害に対し、早急に復興をというのは難しいのではないかと思うが、地元に暮らす人たちにとっては死活問題であり、す急な復興が必要だ。

NHKスペシャル『プロジェクトJAPAN』を見ている。「日本復興のために」と題された番組は、震災被害と復興への道のりについて、過去に日本が経験した震災被害と復興のための取り組みを引き合いに出し、現状の問題を訴えている。

戦後から高度経済成長期にかけ、東北は労働力やエネルギーを供給してきた。そして、その結果東北は潤った…訳ではなく、過疎が進んでいる。そうした状況について、進行を務める解説委員氏は、ご自身が東北出身であるということを申し加えながら、淡々と、しかしながら心からの声で問題を指摘していた。

東京への一極集中が進み、地方は衰退していく。それは「地方の時代」と言われても変わることはないようだ。そうした傾向が進み、地方が衰退していく中で起きたのが昨年の大震災だったと思う。

命が助かっても暮らしていくことが難しい。繋ぎとめた命をみんなで支えていかなければならないのに、それが出来ない。そういう僕自身も具体的には大したことが出来ていない。

これまでの歩みを振り返り、この先どこへ向かっていくのかを考えるためには、今を逃してはいけない。

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