年末から、母の体調が悪い。先週末は「いよいよか…」と思うくらいだったけど、やや持ち直した。
母を疎ましく思うことも少なくないけど、いざそうなるとあれこれ考えてしまう。心の準備ができていないということもある。ところで「心の準備」って、どんなものなのだろうか…
料理、洗濯、買い物と、先週も今週も週末は家事に多くの時間を割いた。まあ、買い物はそれ以前から週末にまとめて行くようにしている。平日は食事づくりくらいしかできないし、それでも慌ただしく、作り置きや下ごしらえをしておこうと思うんだけど、作り置きの方は「いつも同じものばかり」と文句を言われるたびに、自分はいったい何のために生きているのだろうかと考えてしまう。もっと困難な状況にいる人もいる一方、そんな苦労とは縁遠い人も少なくないだろう。まあ、その人たちはまた別の苦労がある。
仕事を持ち帰っても来たけど、結局はほとんど手を付けずに週明けを迎え、徒労感に襲われる。あの、何とも言えぬ後味の悪さを毎週感じるくらいなら、いっそのこと仕事を置いてきてしまえばいいんだけど、割り切れない。
さて、今日は食材とともに何枚もタオルを買ってきた。母のために妹がタオルストッカーを買ってくれ、壁に付けてから1ヵ月以上使っていなかった。清潔なものに取り換えなければという気持ちも後押しした。家に帰ったのはお昼過ぎ。それから洗濯して干すまでは済んだけど、冬に昼から洗濯したところで乾くまではいかない。諦めてそのまま干している。
いつその時が来るかはわからないけど、近づいていることは間違いない。本人にとってどんな人生だったのかなどと考えながら、明日は出掛ける前に洗濯をしようかどうか考えている。