あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

喉ごし

2008-12-20 23:54:59 | おいしい
年末になると、埼玉にある酒屋さんまで日本酒を買いに行く。
ある時、たまたま通りかかって見つけたお店だが、近所の店には置いていないお酒がいろいろと、それも酒蔵に近い金額で売られている。ご主人のこだわりによるものだが、今日は新たに取引を開始したという銘柄を紹介され、迷いを断ち切った。
結局、日本酒2本と焼酎2本を購入した。

その前に食事をしようと、以前妹夫婦に紹介してもらった瓦葺のそば屋に寄った。
その店は、そばもおいしいが、天ぷらも専用の揚げ場所に板さんが付き、腕を振るっている。
同行した母はなぜか、鍋焼きうどんを注文した。せっかくそば屋に来たのにという言葉が出かかったが、メニューにある以上文句を言う筋でもない。

僕はここでも迷っていたが、「新そば」という響きに惹かれ、それに舞茸天ぷらを付けたセットを注文した。

そばが運ばれてきた。生わさびをそばの上に乗せ、さっとつゆにつけて喉をくぐらせれば、ほんのりとそばの香りとわさびの甘味が口の中に広がる。値段はそれなりだが、満足度はそれ以上だった。

ところで、今朝散歩して寄った場所がある。酒屋では初めて焼酎の一升瓶を買った。そこに通じる道について書こうと思ったが、また明日にしよう。

冬の池

2008-12-20 07:07:38 | つれづれ
久しぶりに不忍池に来た。夏にも来ているのだが、身を縮めて水面に漂う水鳥たちの姿を見ると、この前の冬に来た記憶だけが鮮明に蘇ってきた。

寒々しいのに何を好んでこんなところに来るのかと、胸の中で自問してみたが、もちろん、明確な答えを期待してのものではない。足の向くまま、気の向くままである。

いや、もしかしたら、水鳥たちが毎年ここへやってくるのと同じように、僕の心の中の気付かないところに、何かがセットされているのかもしれない。

雲が晴れてきた。そろそろ帰り道に入ろう。