病院…というよりお医者さんの方があっている。そこには、平日の閉院前も、土曜日の午前中も、待合室に集う人々の構成は同じようだ。ただひとつ、製薬会社の営業さんは土曜日にはいない。
同じ人ではないが、だいたい2~3組の親子連れは必ずいて、そのうちの子ども1人は歩き回っている。
診察室の脇で次の順番を待っていると、目の前を2歳くらいの子どもがスタスタと歩き去ったかと思うと、また戻ってきて、大きな瞳で僕を見つめる。微笑みを返すと、彼女はまた自分の世界に戻っていった。
こんな狭い空間で、つかの間僕は世の中とのつながりを感じる。
同じ人ではないが、だいたい2~3組の親子連れは必ずいて、そのうちの子ども1人は歩き回っている。
診察室の脇で次の順番を待っていると、目の前を2歳くらいの子どもがスタスタと歩き去ったかと思うと、また戻ってきて、大きな瞳で僕を見つめる。微笑みを返すと、彼女はまた自分の世界に戻っていった。
こんな狭い空間で、つかの間僕は世の中とのつながりを感じる。