あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

あしたはきっと…大丈夫

2009-01-02 21:17:26 | 前に進む
今日観に行った映画は、『大丈夫であるように-Cocco 終わらない旅-』だった。そう、僕の大好きな是枝裕和監督が、僕の大好きなCoccoを撮った作品だ。

一昨年末から昨年1月にかけて行われた全国ツアーを中心に、彼女が出会ったものや感じたこと、そしてそれらを紡いだ「うた」… その間、監督は彼女にそっと寄り添い、彼女から発せられる言葉を紡いでいった。

だれよりも優しい心を持ち、自分が知り、問題に感じたことに対し「何とかしなければ」と取り組もうとするCocco。でも、一人では到底立ちいかない問題もある。その度に悩み、苦しみ、そして傷ついてしまう。そんな彼女だから、相手の心をこじ開けようとする作家では撮れなかっただろう。

そんな彼女から発せられる言葉だから、あのちょっと乱暴に聞こえるうちなーぐちの中には嘘がない。だから、聞く者の心にまっすぐに届く。監督もそれを知っているから、彼女の言葉を無理に引き出すのではなく、彼女自身の気持ちから発せらるのをじっと待っている。

彼女が紡いだ歌に込められた想いや、彼女の心の動きに触れながら、僕の心も揺さぶられた。そして、以前感じていたことが、今の現実と、その現実に染められていく空気に対する想いと重なる。

終盤、ジュゴンの見える丘の上で彼女は語る。その中で、ある映画作品のラストについての感じ方が、子供を授かったことで変わったということを話していた。

それを聞いていて、「大丈夫であるように」という思いを、僕も持った。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレーム

2009-01-02 19:17:57 | 美と戯れる
映画を観た後に、恵比寿の写真美術館に向かった。
もともと行きたいと思っていた展示会があったのだが、今日は無料で展示が鑑賞できるとのことで、遠慮なしに行くことにした。

先日、通勤電車の車内広告を見て気になっていたのが、「ランドスケープ 柴田敏雄展」だ。その広告に掲載されていた橋の写真のほか、ダムや崖崩れ防止措置が施された法面など、自然に人が手を加えた景色を切り取った写真が柴田氏のライフワークのようだ。入場無料となった分で音声ガイド装置を借り、展示室内に入った。

柴田氏自身の声での解説は、その作品を鑑賞する上で参考となるものだったが、僕自身が橋や建物の写真を撮るのが好きなのもあって、解説がなくても十分楽しめたと思う。
帰りにアンケートを書いたのだが、「どのような構図で被写体を切り取るか」という、写真の楽しみを再認識させてもらった。

そう言えば、橋だけでなく、最近「撮るぞ」という強い気持ちでカメラを構えていない。それは、デジカメにしてからだろうか。
たまにはフィルムカメラを持って出掛けてみるのもいいかな…



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あおい色

2009-01-02 16:25:02 | つれづれ
今日は1日ゆっくり出掛けようと決めていた。一昨々日に別の映画館に寄り、今日の朝一の回の指定を取っておいたので、そこを起点に大まかな予定を立て、歩き始めた。

映画の感想は後でゆっくり書くとして、映画を見終わった後、坂を上がった正面にあった看板をしばし眺めていた。

大河ドラマで一躍国民的女優…という表現は好まないが…となった彼女の次の活躍が楽しみだ。
そう、まだまだ「あおい色」を輝かせてほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする