転んでも…

ここ４ヶ月ほど、ずっと考えていることがある…と書き出そうとした時に足がもつれて転んでしまった。歩きながら携帯の操作をするのは危険だという事を再認識しつつ、懲りもせず打ち続ける。

さて、考えているそのことは、残念ながら女性のことではない。恥ずかしいことでも、悪いことでもないのだが…

迷いや不安、憤りなどが、今朝の雲のように心に立ち込めている。そんな気の迷いが、足をもつれさせたのだろう。

こんな時、「しょうがないねっ」と笑ってくれるパートナーでもいればと思うが、道化のような今の僕には、コケる姿の方が似合っている。

さまよう

こちらもこの前、電車内の広告を見て感心を持っていた。

山下清さんの作品は、観ていてほっとする。彼の作品の実物を観る機会はそうそうないので、昨夜ちょっと寄り道した。

昨年だったかに見た彼に関するドキュメンタリー番組をうっすらと思い出しながら、展示された作品を観ていた。

作品の緻密さにも心が動かされたが、構図や絵の中に散りばめられたもの一つずつに込められた彼の気持ちを思わずにはいられなかった。孤独の中に育った彼が、放浪の中で辛いこともあったろうけど、人々のやさしさに触れていく中で、どのような変化を感じていたのだろう…

孤独の先にあるものは何だ。僕の心は今年もまださまよう。