あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

まずは、自分から

2009-01-18 20:36:25 | つれづれ
まだ体調が戻らず、昨日と今日はほとんど家にいて、ビデオを見ていた。

そのうちの一本が、この前の土曜日に放送されていた『子どもサポートネット』だ。
この歳になって、そろそろ結婚することも親になることも諦めかけているが、たとえ自分の子どもがいなくても、子育てはできるのではないかと、何となく思っている。今度ボランティアとして参加するイベントでも、そんなことができないかということで、いつもとは違う役割を担うことにした。で、このような企画をNHKがやっているというのは、昨年末から知っていた。

親の立場、子どもの立場、それぞれの苦しみが紹介されていく。親の立場での悩みは、僕にとっては想像の範囲でしかないが、子どもの立場については、子どもの頃だけでなく今の自分にとっても同感できる内容だった。

「アダルトチルドレン」という言葉を、以前聞いたことがあったが、出演されていた女優の東ちづるさんのお話を聞くまで、実はその意味をよく知らなかった。そしてそれを知り、自分がその「アダルトチルドレン」であることに気付いた。たぶん、それに該当すると思う。

傷を負った子供たちをケアする人が言っていた。「大人になるということは、単に自立するというだけでなく、誰かに依存することができること」だと。
子どもの頃から誰かを頼りにすることなく、人は自分を利用しようとしか思っていないのだろうという気持ちが強い。だから、何かを人に頼むのはとても苦手で、結局は自分の首を絞めることになってしまう。

こんな大人だから、子供を持って、育てることなどできないのかもしれない。いや、今更だけど自分のことに気づくことができた僕は、これから一歩踏みだすことができるかもしれない。そう、自分らしく生きるために…
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きぼう

2009-01-16 23:38:02 | つれづれ
夕食後、放映されていた映画『L change the World』を観ていた。そう、前売り券を買ったのに観に行けなかったっけ…

正直、面白く観ていた。松山ケンイチくん、福田麻由子ちゃんは好きな役者さんで、それだけでも、僕にとっては観る価値があった。

それにしても、松山ケンイチという役者は面白い。ドラマ『セクシーボイス アンド ロボ』で彼の魅力に気付いて以降、いろいろな映画で観て、それぞれその役を自分のものにしている印象だ。

そう、明日からはドラマ『銭ゲバ』に主演する。ちょっと引いてしまいそうな内容みたいだが、彼が演じるということだけで観る価値はありそうだ。

麻由子ちゃんも、TOKIOの長瀬智也さんと共演した映画『ヘブンズ・ドア』が間もなく公開される。こちらも楽しみだ。

もうそろそろ一人で映画を観にいくのは卒業したい…というのは、単なる願望にすぎないが、彼らの活躍を観るのは、希望を目の当たりにしているような感じだ。
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我慢

2009-01-15 07:35:00 | つれづれ
咳込み始めると、しばらく止まらない。そんな状態が続いている。病気のもとを外へ出すために機能しているのだろうから、多少の痛みは我慢しよう。

「我慢」と書いて、ふと指が止まった。
何でも我慢すればいい訳ではない。もちろん、物欲や食欲など、時に我慢すべきものはいくつもある。けれど、抑えつけられたり、理不尽なことに対して我慢してしまうのは、それを暗に認めてしまったと言われても仕方がない。

だが、僕らはそれに声を上げたがらない。やがて茹で上げられてしまうとわかっていながら…

だからだろうか、パレスチナ人の抵抗活動に対する理解が深まらないのは。

今、同じ地球上で起きている残忍な出来事に対し、単に「かわいそう」というだけでない、もっと踏み込んだ何かをしなければ…

誰が、何を我慢するのか…
それが今求められているのかもしれない。
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つながり

2009-01-14 12:43:00 | つれづれ
病院…というよりお医者さんの方があっている。そこには、平日の閉院前も、土曜日の午前中も、待合室に集う人々の構成は同じようだ。ただひとつ、製薬会社の営業さんは土曜日にはいない。
同じ人ではないが、だいたい2~3組の親子連れは必ずいて、そのうちの子ども1人は歩き回っている。

診察室の脇で次の順番を待っていると、目の前を2歳くらいの子どもがスタスタと歩き去ったかと思うと、また戻ってきて、大きな瞳で僕を見つめる。微笑みを返すと、彼女はまた自分の世界に戻っていった。

こんな狭い空間で、つかの間僕は世の中とのつながりを感じる。
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熱のせい?

2009-01-13 17:00:20 | つれづれ
薬のおかげで熱は下がったが、その代わりに咳がひどくなったように感じる。咳込む度に、先週転んで打った胸の痛みと共鳴し、僕を苦しめる。

土曜日まではとても耐えられないし、仕事にも支障をきたしていたため、病院に行くこととした。

帰りの電車の車窓から、夕陽に照らされた雲を見ている。西の方にはオレンジ色の雲が、輝きながら漂っている。一方、東には一足早く舞台を降りた雲が、影を背負うようにそこにある。

いつもこんな時間に帰ることが出来ればと思いつつ、生活費を暗算して正気に戻る。そんな気持ちになったのは、体調のせいではないが…
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眠り続ける

2009-01-11 21:12:48 | つれづれ
今日は一日寝ていた。
先週半ばから体調を崩していたのが、昨日外出したことで決定的にダウンしてしまった。
昼間測った体温が、夕方には下がるどころか上がっていたので、だるさを堪えて薬局に行き風邪薬を買った。明日は祝日だし、ここ数日は会社も休めないので仕方がない。
今体温を測ると、だいぶ下がっていた。ただ、数日後に主治医のところにいったら、必ずきついお叱りを受けるだろう。
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花一輪

2009-01-10 10:10:57 | つれづれ
今日は午前中から出掛ける予定なので、散歩はサボってしまった。理由はそれだけでなく、転んだ日を境にして体調が下降線を辿っていたのもあった。胸の痛みも取れず、家で安静にしていた方がいいのはわかっているものの、今日まで準備していたことでもあり…

で、朝早くに近所のスーパーに薬を買いに行った。けれども薬は扱ってないとのことで、仕方なくコンビニでトローチを買って口に入れた。

帰り道、雨露を湛えた黄色い花を見つけ、レンズを向けてみた。滴をうまく撮るのは難しい。

冷たい雨は、晴れ上がった空と冷たい空気を残していった。この天気を、今日は楽しもう。
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乾燥

2009-01-09 07:32:51 | つれづれ
「今朝は雪が降る」という昨日の天気予報が、今朝もまだ頭の片隅に残っていた。だから、目覚めてすぐに窓を開けようと思ったのだが、その前にテレビをつけたら、「雨」だというので、出掛かっていた手を引っ込めた。

乾燥した日が続いていたせいもあり、このところ火災が相次いでいる。幼い子どもたちをはじめ、犠牲者も後を絶たない。そんな報道に接するたびに、心が傷む。果たして自分に何が出来るかと考えるが、すぐに自分の身の回りのことに流されてしまう。こんな世の中だからか、他人のことなど構っていられないという気持ちがないと言えば嘘になる。薄型テレビに映る「派遣村」の人々を、僕らはどんな気持ちで見ているだろう…

乾燥の度合いは、空気よりも僕らの心のほうが強いように思う。
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くもの中

2009-01-08 07:18:02 | つれづれ
空一面に綿が敷き詰められたような、そんな空だ。そう、濁った色ではないのて、傘を持たなかったことに不安は感じない。

昨夜は、NHK教育テレビで放送されていた、子供の一日を追ったドキュメンタリー番組を観ていた。

淡々と彼らの姿を映し、時折話を聞く。それだけの内容だが、映し出される子供たちの表情がよかった。単に笑顔だけではなく、悩む姿、叫ぶ声、まっすぐな眼差し…
僕もこんな時があったのだと思うと、少年時代の、劣等感の固まりのような僕が振り返って見つめているように感じた。

気がつくと、布団も掛けずに眠っていた。咳き込む喉に違和感を感じた。

もしあの頃の僕に出会えたら、多分彼は「いくつになっても成長しないんだなあ」と思うだろう。そうしたら言ってやろう。「もっと積極的に生きろ!」と。でも、「そうすれば良いことがある」と続けるのは止めよう。それは約束されたものではなく、自分で見つけるものだから。
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転んでも…

2009-01-07 07:58:08 | つれづれ
ここ4ヶ月ほど、ずっと考えていることがある…と書き出そうとした時に足がもつれて転んでしまった。歩きながら携帯の操作をするのは危険だという事を再認識しつつ、懲りもせず打ち続ける。

さて、考えているそのことは、残念ながら女性のことではない。恥ずかしいことでも、悪いことでもないのだが…

迷いや不安、憤りなどが、今朝の雲のように心に立ち込めている。そんな気の迷いが、足をもつれさせたのだろう。

こんな時、「しょうがないねっ」と笑ってくれるパートナーでもいればと思うが、道化のような今の僕には、コケる姿の方が似合っている。
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