あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

ほどほど

2009-02-18 07:21:16 | つれづれ
今日は瓶類の回収日、ならば飲んでしまおうと、お猪口を出して注ぎだすと、半分くらいで底をつき、この前飲んでおいたらと、思ってみてもはじまらず、アテもないのにちびちびと、その味だけを楽しんだ。

この酒を開けたのは元日の朝で、兄や義弟に振る舞っても、空けるまで随分とかかった。酒は好きだが、雰囲気で飲むものと思っているので、禁断症状になることもなく、また次の日の仕事に差し支えないよう、平日や日曜の晩は、飲まないか、飲んでも量を控えている。

そのニュースは、一昨日の晩に会った仲間から聞いたのだが、正直何のことだかピンとこなかったが、昨晩彼は辞意を表明した。
言い訳が情けなかったことも恥を上塗りした。まあ、医師不足が叫ばれている中、そんな言い訳に協力する医師もいるということにも呆れるが、問題はもっと根深い。有能な政治家が不足している方が、医師不足より深刻らしい…

この男は、数年前に酔った勢いであの甘えん坊ちゃんとNHKに文句を付けに行ったのだろうか。酔っ払いはたちが悪いが、肩書きが付くと尚更だろう。

何事もほどほどにということよりも、無策のまま沈んでいきつつあるこの国の明日を憂う。
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心の色

2009-02-18 06:51:53 | つれづれ
昨日に続き寒い朝、けれども風が強くない分、体感的には和らいでいる。

見上げた空を彩るグラデーションが、ほんのり気持ちを温めてくれる。

さて、僕の今の心の色はどこらへんだろう…
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春遠し

2009-02-17 07:02:07 | つれづれ
昨晩から強く冷たい風が吹き続けている。

帰宅した時に倒れていた自転車をそのままにして、今朝も家を出た。

電車に乗り、定位置のドア脇に立つ。駅に着く度に冷蔵庫を開けた時のようなひんやりとした空気が足元から静かに襲いかかってくる。

未だ「春遠し」だと、冷えた体が呟いた。
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月曜日の夜

2009-02-16 22:32:40 | つれづれ
薄暗い店内に、色ガラスの器に入ったキャンドルの灯が揺らめく。
ガラス窓の外を行き交う車と、店内に流れる音楽、そして静かな会話の声が、時が進んでいることを辛うじて認識させる。

店内には僕と、一組のカップルと、店員さん二人。月曜日の夜は、みな帰りを急ぐのだろうか。

しばらくして仲間がやってきた。どうやら僕が集合場所を間違えていたようだ
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恋の路

2009-02-16 00:01:41 | 音楽を聴く
昨日の新聞の土曜版の見出しに目が止まった。

村下孝蔵さんの『初恋』と『踊り子』を、カラオケに行くとよく歌っていた時期があった。最近はカラオケに行くこともないから、歌うこともないが、「好きだよと言えずに初恋は…」というフレーズだけでなく、一番だけなら歌詞を見ずに歌える。

さて、村下さんが熊本県水俣市の出身だというのは、以前参加していたNPOの活動でいろいろ調べているときに知った。その活動で数回水俣を訪れたが、そこが公害の原点というのは、表面的にはわからなかった。もちろん、人々の心の中にはまだ癒えない傷が残っているだろうが…

だが、そのことを忘れさせてくれるほどに、海も川もきれいだ。海沿いと川沿いに温泉を有するこの土地とそこに住む人々に、水俣病が残した傷は容易に癒えるものではない。

今はまったく関係していないが、新聞やテレビに「水俣」という言葉が出てくると、つい反応してしまう。昨日の朝もそうだった。

いつかまた、不知火海に沈む夕日を見に行きたい。その時は、「初恋」ではないが、好きな人と一緒がいいな。だってそこは、恋の町だから…
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お買い物

2009-02-14 23:40:23 | つれづれ
今日は午後から出かけた。本当は目的があったのだけれど、行こうかどうかためらっていた。迷っているうちに、別の場所を思い出してそちらに向かった。

数年前、成瀬巳喜男監督の作品が集中上映された時、林芙美子の原作を映画化した作品が数本あった。特に『放浪記』は印象に残った。

それよりも前に、妹が連れ合いの実家に住んでいた時に何度か車で送って行ったことがあった。裏道を案内されて走っていて、ふと「林芙美子記念館」という標識が目に入ったものの、関心は持たなかった。
その後映画を観て気にはなっていたが、どこだったかと思いだそうとするものの、それ以上のアクションは取らずにいた。

門をくぐり、庭から家の中を見て回った。ここでも梅の花が咲き、その香りがほのかに漂う中、都会の喧騒を離れ、しばし静かな時を過ごした。

夜になり、テレビドラマを観ていた。
お買い物』という作品で、脚本は、昨年観た舞台『混じり合うこと、消えること』を書いた前田司朗さんで、ホームページを見ながらとても気になっていた。

地方に住む老夫婦が、送られてきた骨董カメラ市のDMを見て東京に向かうという、起伏に乏しい作品だった。が、それがとても面白く、また何だか涙が出てきていた。

久米明さん、渡辺美佐子さんという大ベテラン自然な演技が、穏やかさに何かきらっと光るものを感じさせる。

こんなドラマを放送できるのも、NHKならではだろう。
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風まかせ

2009-02-14 14:19:32 | つれづれ
午前中、診察に行く途中で梅の花を見つけた。季節は確実に春へと向かっている。

それにしても暖かな陽気だ。衣替えにはまだ早いので、服装のせいで暑いくらいだ。だからだろうか、昨日は温風を出し続けていた電車のエアコンからは、冷たい風が流れてくる。

いっそのこと、朝から出かけてしまえば良かったと思いつつ、駅のベンチに腰掛けて動けない。そんな時は、風に聞いてみようか…
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杏仁の味

2009-02-13 19:27:42 | つれづれ
お腹が空いている訳でもないのに、ついつい駅の売店の前で立ち止まってしまう。いつも目がいく柿ピーの近くに、見慣れないパッケージを見つけた。「ナタデココ杏仁グミ」。ナタデココも杏仁豆腐も好きなので、つい手を伸ばしてしまった。

混雑した車内に空席を見つけ、身を縮めて腰掛けると、その封を開け一粒口に放り込んだ。ほんのりと、杏仁豆腐の味が広がる。

食べながら、本物の杏仁豆腐を食べたいと思った。そう言えば、この前テレビで見た専門店はどこだったかな…
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上がり下がり

2009-02-13 19:13:09 | つれづれ
仕事を残して帰るのには、罪悪感を伴うものの、そもそも何で仕事が残るのかの真因に手を付けるべきだということをわかってもらいたく、帰途につく。

早く帰れば、その分何か別のことが出来る。ただ、いざとなると、いったい何をしたらいいのか…

エスカレーターの上がり下がりを見つめながら、浮き沈みする僕の心を思った。

さて、今度は上りに乗ろうか…
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曇り空の下

2009-02-13 07:26:58 | つれづれ
道端に整然と並べられたコーンやら何やらに、ふと違和感を感じた。

もしかしたら、この時間にはいつもこのように整理されているのに、今まで気付かなかっただけかもしれないが、ならなぜ今朝は気付いたのだろう…

だいたい、整理されているのは悪いことではない。とても矛盾しているのかもしれないが、曇り空の下、何か不規則なものが当たり前だと思う気持ちがあったのかもしれない。たぶん、晴れていたらこんなことは書かないし、気付きもしなかっただろう。

固定観念は視野を狭めると言うが、たまにはそうでもないこともある。
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