@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

ミッドナイト・イーグル

2008年12月11日 | ○○な話


ミッドナイト・イーグル

2007年公開

出演:大沢たかお、竹内結子、玉木宏、吉田栄作


元・有名戦争カメラマン

目の前で幼い子供が爆死したのを目撃し、心に傷を負ってしまう。

日本に帰ってきても、報道カメラマンとしての意欲をも失ってしまう。

そして日本アルプスの冬山にこもっていたある日、光を放ちながら墜落する物体を目撃する。

それは軍事機密を搭載したステルスが墜落した瞬間だった。

後輩に引っ張られるように現場に向かう途中、信じられない出来事が次々と起こる。

軍事機密をめぐって極秘裏にテロ国家の特殊工作員自衛隊特殊部隊の間で繰り広げられ戦闘。

瞬く間に警戒されるアルプス周辺。

多数の国民が危険にさらされる絶体絶命の極限状態において、隊員とジャーナリスト、そして日本が選択した決断とは?

核兵器、自衛隊、米軍基地、北朝鮮問題、・・・

今の日本で話題にしなければならないテーマを扱った作品ですがツッコミ処は沢山あります。

単なる娯楽作品と考えれば結構楽しめます。

この映画のお勧め度:☆☆☆☆ 

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伊坂 幸太郎/死神の精度

2008年12月10日 | ○○な話

伊坂 幸太郎 著 死神の精度を読みました。


主人公の死神の名前は千葉

死神の「調査部員」として人間の世界に派遣され、調査対象である人間を一週間にわたり観察し、死を見定める

」にした場合、対象は八日目に死し、「見送り」とした場合は対象は死ぬ事なく、天寿を全うする事となる。

」にするか「見送り」にするかどうかについて明確な基準はなく、裁定は死神の裁量に全て任される

殆どの調査対象は「」となり、「見送り」になる事は極めて稀である。

何故なら、それが彼の「仕事だからだ

人の死には意味がなくて、価値もない

彼はどんな立派で愛すべき人間であろうとも

淡々と「」の判断を下す。

そして彼はまた今日も対象者の下に派遣される。

外はいつものように雨・・・


サスペンスあり、ミステリーあり、純愛あり、ドラマあり、

それぞれが無関係で時代を超えた死神の視点でつづられるのが面白い。

しかし、最後にはそれが・・・。

内容も盛りだくさんの一冊です。

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ハンティング・パーティ~CIAの陰謀~

2008年12月09日 | ○○な話


ハンティング・パーティ~CIAの陰謀~


製作:2007年 アメリカ

出演:リチャード・ギア、テレンス・ハワード、ジェシー・アイゼンバーグ


 

2000年、サラエボ。

かつて戦場リポーターの頂点に立ちながらも破滅し、どん底から再起のチャンスを伺うサイモン

彼とともに戦火をくぐり、いまや出世街道まっしぐらの元・戦場カメラマンのダック

そして新米TVプロデューサーのペン

この3人のジャーナリストがスクープを求めて、重要戦争犯罪人・フォックスの至近距離までたどり着いたとき、想像しえない事態が彼らの前に立ちはだかる…。

実話をもとに、命知らずなジャーナリストたちのスリリングな追走劇を描く。

歴史的な重い背景を背負いながらも、 ジャーナリストとしてのこころを失わない主人公たちの行動と 徐々に高まっていく結束が、思いがけない展開につながっていきます。

深刻な戦争モノだと思ったら、 軽快なテンポと登場人物たちの ユーモラスな会話のやりとりが小気味よく、 テンポ良く楽しめる作品です。

この映画のお勧め度:☆☆☆☆ 
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モノフェローズ

2008年12月08日 | ○○な話

みんぽす」と云うネットサイトを知っていますか?

正式名称は「みんなのポスト」、略して「みんぽす」です。

みんぽす」は”家電とゲームのレビューサイト”で「WillVii株式会社」と云う会社が運営しています。

みんぽす」は、ブログを書いている人に大手家電メーカーやゲームメーカーの商品を貸し出し、その商品を使ってみたレビューを中立な立場でブログに自由に書いて貰い、サイト上に、高く評価したレビュー一覧と、評価されたレビューが多い商品一覧を評価の高い順に並べて、商品の購入予定者がそれらの一覧を眺めるだけで、どの商品が今話題になっているかがすぐに見つかるというものです。

調べてみるとこの「WillVii株式会社」は設立2007年1月で、まだ創業間もない会社です。

それでも資本金128,525,000円(資本準備金を含める224,050,000円)はなかなかのものですね。

この会社の事業は大きく2つ

1つは、前述の日本初のデジタル家電商品のクチコミ情報に特化したソーシャルブックマークサービス「みんぽす(みんなのポスト)」の運営。

もう1つは、日本初の家電の価格予約型ショッピングサイト「プラボ(プライスボードの運営です。

プラボ」とは買い手の希望に合わせて商品を「
すぐ買う」か「じっくり買う」かを選ぶことができるネットショップサイト。

すぐ買う」では、プラボと取り引きのある販売店の中でも最も安い価格で商品を提供してくれる販売店の商品提供価格で商品を買えるというもの。
 
じっくり買う」とは○月○日までに値段が○○円に下がるなら、この商品を買うんだけどな”という購入者の要望に販売店が応えて商品を提供するという画期的な取り引き方法です。

今までにない事業スタイルのいわゆる、ベンチャー企業です。

先日この会社の担当者のFさんから私のブログを見たとコメントが入っていました。

さらなるネットワークの拡大のために商品のレビューを書くブロガー会員(モノフェローズ)になって貰えませんか」と云うものです。

高額の商品を借り受けるモノフェローズになるには当然それなりの審査があります

また、借りた商品は一ヶ月以内に返却し、その商品についてのレビューを自身のブログに最低1回以上載せる事が条件だそうです。

面白そうなのでモノフェローズになろうかなと思いましたが、もう年末ですし、これからなんだかんだと公私共に忙しい時期になりますのでどうしたものか現在、思案中です。

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チーズフォンデュ

2008年12月07日 | ○○な話

12月4日は「我が家の記念日でした。

節目節目のイベントを大切にするラージA型のHさん

今回は、地元さいたま市大宮にあるレストランで食事をする事にしました。


向かった先は「大宮氷川神社」の参道入口傍にあるイタリアンダイニングnatura naturale (ナトゥーラ ナトゥラーレ)と云うお店です。

我が家では毎年正月の初詣に「大宮氷川神社」に来ていますが、ここにこんなレストランがあった事に気が付きませんでした。


 

大宮駅から氷川神社までのメイン通りにはリスマス・イルミネーションが点灯していました。

氷川神社参道脇にひっそりと佇む”隠れ家的な創作イタリア料理の店”。

店の前がテラス席になっていていい感じです。

 

店内もこじんまりとしていて、オーナーシュフ可愛い奥さん?の二人で切り盛りしているアットホームな雰囲気のお店でした。

料理は生ズワイ蟹の絶品チーズフォンデュ」コースを注文。

最初に出てきたのは前菜のサラダイタリア風オムレツ

サラダのドレッシングが絶妙の味でした。

続いてサーモンのカルパッチョです。

 

そして、お待ちかねの「アツアツチーズフォンデュ!です

 

まずは、パンにアツアツのチーズをからめて戴きます!

 

基本的に和食派の私はパンはめったに食べませんが

パンにからんだチーズの味がほのかに甘くて美味い!

野菜にも合います!!

 

このチーズはどうやって作るのですか?”と聞いた所、パルミジャーノモッツァレッラミックスチーズ3種類をブレンドしているそうです。

いよいよ”生ズワイ蟹”のチーズフォンデュです!!

 

チーズと蟹の甘味がミックスされて得も言えぬ味わい・・・

そのあとは”ほうれん草のパスタ”です。

上にのった卵の塩味が甘めのクリームソースと合います。

 

店の予約をする時に”記念日です”と言いましたら、最後のデザートにはこんな粋な演出も・・・。

花火付きのムースケーキにシャンパンも付けてくれました

 

このコース、2時間飲み放題がついて何と!3,980円!!
(ホットペッパークーポン券利用。通常料金は5,000円)

美味しい料理と酒もたらふく飲めてこの値段は安い!!

お腹も一杯になり、酔いも廻っていい調子のHさん。

当初の目論見通り、忘年会用の新曲の練習に駅前のカラオケBOXへ立ち寄ったのでした・・・。

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梁石日/闇の子供たち

2008年12月06日 | ○○な話

梁石日(ヤン・ソギル)著闇の子供たちを読みました。




舞台はタイ

ヤイルーンは8歳のときに、実の親に売られて、タイ北部の貧しい山岳地帯の村からバンコクに連れて行かれた。

両親は娘を売った金で冷蔵庫とテレビを手に入れた。

ヤイルーンは日本や欧米などの世界中の富裕層が集まる売春宿に連れて行かれ、大人たちの性的玩具にされていた。

1年後、エイズを発症したヤイルーンは商品としての価値を無くし、食事も与えられず、ゴミ袋に入れられて、処理場に捨てられる。

そして、ヤイルーンが売られたその2年後、今度は8歳になった妹のセンラーが売春宿に売られる事になる・・・

この小説はタイを舞台に幼児が売春宿に売り飛ばされ、挙げ句生きたまま臓器売買されるというショッキングな内容と並行して、それを阻止しようとする現地NPO団体の苦悩を描いたものです。
 
アジアの最底辺で行われているもの。

後を絶たない人身売買や児童買春、そして臓器提供の真実。

一見残酷そうに見える一方で、明日の希望も見出せない人々の魂の叫び。

モラルや憐憫を破壊する冷徹な資本主義の現実と人間の飽くなき欲望の恐怖を描く衝撃作です。

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ハプニング

2008年12月05日 | ○○な話

ハプニング

製作: 2008年 米

出演: マーク・ウォールバーグ・ ズーイー・デシャネル




ある日突然、アメリカ全土からミツバチが姿を消したのを皮切りに、街で人が次々と倒れていく異常現象が始まる。

連絡も取れなくなり、情報はだんだん少なくなっていく。

原因も分からないまま世界はパニック状態に陥り、“何か”に人々は追い詰められていく…

『シックス・センス』『サイン』のM・ナイト・シャマラン監督が、“何か”に追い詰められ、人類滅亡の危機から逃げ延びようとする家族を描くサスペンス映画

正体のわからない、見えないものに襲われる事ほど怖いものはない。

しかも、時間の経過ともに被害は拡大し、得られる情報も少なくなる。

どの情報が正しいのか、何を信じたらいいのかすらわからなくなる。

目に見えずに迫り来る何物かは見えないのに十分に恐怖を与えてくれる。

そして、それに襲われた人々は目に見えて悲惨な死に方をして、さらなる恐怖を与える。

絶望の淵に立たされた主人公の最後に選んだ行動とは・・・。

この映画のお勧め度:☆☆☆☆ 

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高野 和明/幽霊人命救助隊

2008年12月04日 | ○○な話

高野 和明 著 幽霊人命救助隊 」を読みました。



受験を苦に自殺してしまった予備校生幽霊神様が言います。

49日以内に100人の自殺志願者の命を救うことができたら、天国に行かせてあげよう。」

頼みの綱は、3人の仲間と神様からもらったいくつかの小道具

過酷なサービス残業を強いられてうつ病になった人、愛情に飢えたまま育ち、社会の欺瞞や批判から自分の心を必死に守る人、消費者金融に手を出して借金地獄に陥った人、銀行の貸し剥がしに合い会社が倒産して莫大な負債を負った人・・・。

一人、また一人と苦労して助けていくうちに、幽霊達自身も、孤独・貧困・いじめ・借金苦・失恋など人が死ぬ数々の理由や、人間の弱さや強さ、命の尊さに気付いていく・・・。


救助隊のメンバーが予備校生、ヤクザの親分、中小企業の社長、暗い雰囲気の若い美女の幽霊。

しかもそれぞれ生きていた時代が微妙に違うので、話がかみ合わなかったり、なつかしい流行語が飛び出したりと笑える場面がたくさん出てきます。

そんな、あり得ない設定の中に、自殺志願者の動機および背景などの現代の世相がリアルに浮かび上がってきます。
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蟹喰う会

2008年12月03日 | ○○な話

寒くなってきましたね。

寒い季節に美味い物と云えば、です。

日夜、強烈な所長ハリケーンに曝されて、さながら蟹工船のような境遇に置かれている我が事務所のメンバー達ですが、先日、有志で「蟹喰う会」を開催しました。

昨年もこの時期に開催したらしいのですが、その時私は他へ出稼ぎに出ていたのでそんな会があるとは全然知りませんでした。

今年は是非参加して下さい!と言われて”蟹喰い名人?のHさん”が断る訳がありません。

丁度、夜勤明けの疲れも
なんのその、目指した先は・・・

な、なんと、銀座!

銀座で蟹!! しかも食べ放題!!

ま!マジすか?

てな按配で、行った先はみゆき通り面したビルの地下にある「個室宴会 吉乃翔」と云う店です。

店の場所は表通りからはちょっと看板が見づらく、しかも地下2階で何やら秘密クラブ?めいた店構えでした。(そもそも私は秘密クラブと云う所に行った事自体ありませんが・・・)

 

この店、日本料理をはじめとして、たらば蟹食べ放題牛しゃぶしゃぶすき焼きふぐ各種鍋料理、等 多彩な料理のコースプランを 2980円~ 用意しているとの事。

銀座にしては超リーズナブル!な店です。

我々は、「たらば蟹・牛しゃぶしゃぶ食べ放題」をオーダー!!

店の中は可動式パーテーションで細かく仕切られていて、人数によって自由に部屋の大きさを変えられるようになっていました。

さあ~喰うぞ!と意気込んでいましたら、先に牛肉が・・・。

の準備が出来るまで、取り合えず「しゃぶしゃぶ」でもと云う事らしいです。

 

お腹も空いているので、一先ず、「しゃぶしゃぶ」を平らげて・・・

いよいよ、お待ちどうさま!

たらば蟹」の登場です!

 


当然、冷凍物でしょうけども、なかなか美味い!!

 

足にギッシリと身が詰ってます!

 

その後も、みんな、黙々とを平らげていました。

 

一頻り食べたあとの最後の仕上げは”うどんすき”。

しゃぶしゃぶ鍋」にうどんを入れて、ほぐしたカニのこれでもか!と投入!!

 

野菜の旨みが混ざりあった、なんとも贅沢な”うどんすき”に仕上がりました。

満足、満足の「蟹喰う会」でした。

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伊坂 幸太郎/重力ピエロ

2008年12月02日 | ○○な話

伊坂 幸太郎 著 重力ピエロを読みました。



半分しか血のつながりがない「」(泉水)と、弟の「」。

は、私の母親がレイプされたときに身ごもった子である。

ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱うの勤め先が、何者かに放火される。

町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っているは、現場近くに、スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく・・・。

仙台市内で起きる連続放火と、そこに残された見事なグラフィティアートと英語の文字。

その謎を、泉水、春の兄弟と、その父親が追う。


血の繋がりとは何か・・・

殺人の是非・・・

ミステリーのようで、ミステリーの枠からはみ出しているのが伊坂作品の共通点か?

魅力ある登場人物や雑学的な知識など、トータルで楽しめる作品です。

本作中に「オーデュボンの祈り」の主人公がでてきたりして、サービス精神もあります。

まだ読まれていない方はそちらから読む事をお勧めします。

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