ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

無花果

2006-09-18 | 日々の落書き。


ここ一ヶ月ほど、もひとつ体調がよくなくて、咳がずっと続いています。
薬を飲むと少しラクなんですけど。
ひどいときは咳に、花粉症(秋にもなるんです)のくしゃみに、鼻水に・・・もう何がなんだか・・・

おまけにこの連休は台風が接近!ということで、お家でおとなしくしていよう、と決めていたのでした。
日本海にそれたおかげで、こちらは大きな被害はなかったのですが(ブルーベリーの鉢がわれたくらいで)、九州などでは大きな被害が出たようです。
私の住んでいるところでも、数年前大きな台風を経験したので(茶色く濁った川に、観光バスが取り残されてる映像がよくテレビで映し出されていました)、あのときの恐怖感を思い出すと、とても他人事には思えません。
台風の勢力はだいぶ衰えたようですが、これ以上大きな被害はでませんように。


ということで、今日は久しぶりに色鉛筆で無花果を描いてみました

私は無花果ジャムが大好きなのですが、スーパーで売られている無花果は、値段のわりにそのまま食べるには味がもうひとつ。
うちのおとーさんなんて「無花果なんて、買って食べるもんじゃない」って言うし・・・。
そりゃあ、昔はたいていどこの家でも庭に植えられていましたよ。
私なんか、小さいころはあのぐにゅっとした感じがきらいで見向きもしませんでした。
それが今では、「無花果、欲しいねえ。植木鉢で、育てられへんやろか」と真剣に考えるほどに。

この無花果は、そんな思いでいる私に、おとーさんが青空市みたいなので買ってきてくれたものです。
絵にするまで時間がたってしまったので、描いたあとはすぐジャムにしました。

明日の朝のトーストが楽しみ~

花梨酒飲んで、無花果ジャムのトースト食べて、風邪を治すぞ~~~!
ゴホゴホ・・・
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1周年記念&管理人の輪を広げよう!バトン

2006-09-15 | 日々のこと。
ブログを始めて、今日でなんとか1年たちました。
あれこれ悩んだり(TBって何!?、どうするの!?)、落ち込んだり(せっかく書いたのに消えた・・・、へんなTBが送られてくる)、時間がかかったり(これは今でも)しながら、こんなものぐさな私にも知り合いが少しずつ増え、今では日々の楽しみのひとつになっています。
それというのも、このブログを見てくださったり、コメントしていただいた皆様のおかげです

今やすっかり日常生活に定着し、おかげで家事が多少(?)手抜きになったり、本を読む時間が減ってしまったりしていますが・・・
でも、こうやって文章を考えたり、書いている時間は、自分自身の時間だなあと満足もしています。

共通の趣味や好みを持った方々に出会えたり、普段なかなか会えない友人、知人、身内への近況報告になったり、ブログを始めて本当によかったなあ、とつくづく思います。
まあ、こんな調子ではありますが、これからもぼちぼち書いていきますので、よろしくお願いしますね



ところで。

先日(って、ずいぶんたってしまいましたが)jesterさんから、管理人の輪を広げよう!バトンを受け取りました。
いつもお邪魔している方々のところを回っていたので、自分のところにきてびっくり!
バトンは2度目ですが、回ってくると緊張して(?)どきどきしますね。

ブログ開設1周年を記念して、やってみました。


* * * * * * * * * * * * * * * * * *


バトンを受け取った方は下記にHNの記載をお願い致します。



┗新空ちはら→佐和コウイチ→藤ちょこ→日原玲→虎津
→狸狗子→絢→ 佐佑→ルク→三笠麻都→愛水麻彩
→狸狗子→絢→ 佐佑→ルク→三笠麻都→愛水麻彩
→Kou→miyuki→マロン→みなみ→美波→そのみ
→バイアリー・ターク→jasumin→新歌→はらぺーにょ→ruca
→まつかぜ→jester→くっちゃ寝


1.貴方のHNを教えて下さい


くっちゃ寝と申します。
どんな食いしん坊のおばさんか・・・と思われそうですが(笑)。


2.貴方のサイト名を教えてください


ほぼ是好日。といいます。
禅語で「日々是好日」というのがありますが、これは
この一日は二度と来ないかけがえのない一日。その一日一日を精一杯生きる。
というような意味です。

でも毎日100パーセント出して過ごすのはちょっとしんどいでしょ。
糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」で、毎日でなく「ほぼ日」というのがうまいなあ、と思っていたのでそれをお借りしました。
「ほぼ」って、ちょっと力が抜けてる感じで気に入ってます。


3.いつからこのサイトを始めましたか?


2005年9月15日です。

 
4.管理人歴はどれくらいですか?


ちょうど1年です。
 

5.サイトのジャンルや属性について割と詳しく説明してください


最初、絵日記みたいなのをやりたくて、お絵かきのできるgooを選びました。
しかし!マウスでお絵かきなんて、このぶきっちょの私には無理だと悟り、さっさとあきらめてしまいました。
で、おもしろかった本や、感動した映画、おいしい料理など、自分の好きなものについて書くようになりました。
でも、せっかくスキャナを買ったので、これからぼちぼち落書きも描いていきたいと思っています。


6.訪問者に是非行くべきだ!!と貴方がオススメできるサイト様を 5つ必ず書いて下さい (できれば簡単にジャンルの説明もお願いします)


アーティチョークさんのブログ、晴れ時々ジャズ

音楽がないと生きていけない、とおっしゃるアーティチョークさんのブログです。
何をかくそう、私がブログを始めるきっかけとなった方なんですよ~。
このブログを読むと、アーティチョークさんのジャズに対する愛情がひしひしと伝わってきます。
って、私はジャズの知識もなく、ジャズといえばアメリカ、と思ってたくらいですから(アーティチョークさんはヨーロッパのジャズを紹介されています)。
音楽(つまり音ですね)を言葉で説明するって難しいと思うのですが、それをされているアーティチョークさんってすごいなあ、と思います。
音楽のお好きな方は、ぜひ!


kyumamaさんの元気の素

私が密かに楽しみに見ているkyumamaさんの水彩画のブログです。
身近にある花や野菜を、水彩や色鉛筆でさらりと描いておられるのですが、とても素直な描き方で素敵なんですよ~。
道端に咲いてる花や、毎日見慣れている野菜でも、こんないい素材になるんですね。
kyumamaさんの絵を見るたび、ああ、私もこんなふうに描けるようになりたいなあ、と思いながら見させていただいてます。


アーティチョークさん、kyumamaさん、よろしくお願いしますね




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贅沢な時間

2006-09-13 | 日々のこと。

↓でも書いたように、恵文社一乗寺店へ行ってきました。
この日京都は真夏に戻ったような33度の蒸し暑さ。
かなりくじけそうになり、京都駅の近くの本屋さんにしようかなあ、なんて思っていたのですが、せっかく場所を調べ地図に印までつけてたのに、今日行かなかったら行くときないし、と気合を入れなおして満員のバスに乗りました。

そのバスというのは、懐かしい206のバス
土曜日ということで観光客も多く、久しぶりに乗る満員のバスにうんざりもしましたが、このバスに乗ると以前私が行ってた大学や、バイトに通った清水坂を通り、K大のある百万遍へ行きます。
今日は初めてその先、高野まで行き、そこでバスを降りました。
ここからは地図を頼りに歩きます。
曇り空で思ってたほど暑くなく、場所もすぐにわかりました。

どきどきしながらドアを開けると・・・。
そこには、本にかこまれた豊かな時間がゆったりと流れているようでした。

本屋さんとか図書館といった空間はどこでも好きなほうなのですが、ここはそれともどこか違う・・・。
本屋さんなの少しに薄暗く、お客さんの出入りもあるのに静かで、とても贅沢な時間と空間の中に自分がいるようでした。

絵本の専門店かと思っていたのですが、絵本はごく一部にすぎず、デザイン、民藝、衣食住、京都、などなど、とても多彩な品揃えでした!
気になったのはリトルプレスといわれる小冊子
表紙が素敵で、センスがよくて、思わず手にとってしまいます。

それに加えて、個性的な雑貨の数々。
カード、ブックカバー、文房具、バッグに、アクセサリーに、画材に・・・、もう頭がくらくらしそうでした。
本にしろ、雑貨にしろ、ひとつひとつがこだわりの品という感じで、よく山積みにされてるベストセラーの本すらなかったような・・・(たぶん)。
こっちで絵本を見、あっちで雑貨を見、また違うコーナーに寄り道し、ふと気がつけばもう予定の時間!
ああ、何を買って帰ろう、と悩んでたら結局30分ほどオーバーしてしまいました

で、買ったのが上の写真の品々です。
絶対もう一度来るぞ!と心に決めたのと、この後のことを考えて、小さめ(?)のものにしました。
絵本は荒井良二さんのを買うつもりで、いろいろ迷ったあげくやっぱりコレだなあと、rucaさんと同じ『にせニセことわざずかん』にしました。
あとは、須賀敦子さんのエッセイが手ごろな大きさになっていたので、その中から『ヴェネチアの宿』と、帰りの電車で読むつもりで、堀井和子さんの『ヴァカンスのあとで』。
それと月光荘のスケッチブック、カード数枚。

あわてて選んだので、あとになって「あ~あれも欲しかったのに」と気がつきがっかり・・・。
できれば近くに住んで、「ときどきぶらりと立ち寄って、気に入ったものを買う」というシチュエーションが一番いいんだけどなあ。

今のところ、長女に「素敵な本屋さんだったよ~」と吹き込んで、京都の大学に進学するようしむけている、自分勝手な母です
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思い出のびっくり箱

2006-09-11 | 日々のこと。
土曜日、京都へ行ってきました。
最近涼しくなってきたなあ、と喜んでいたのに、夏の暑さが未練がましく「そう簡単には去りまへんで~」とばかりに居座った1日。
なんでまたこんな日に~と恨めしく、汗を拭き拭き、空をニラミながらのお出かけでした。

実はきのう、大学時代に所属していたサークルのOB会があったのです。
あれから四半世紀以上の時が過ぎ(!)、不義理な私はほとんどの方と連絡もとっていなかったのですが、今回そんな私にも連絡をいただきまして(*)、もう驚いたのなんのって。
それ以来、この日をず~っと楽しみにしていたのです。

当時私は女子大に通っていて、そのきらびやかな雰囲気とぬるま湯のような世界に居心地悪さを感じていました。
そんなとき偶然足を踏み入れてしまったK大のそのボックス。
これがカルチャーショックというものだったのでしょう。
窓のない薄汚れたボックスなのに、妙に居心地よくて、ここに来れば必ず誰かいてくれるという安心感もあり、私は友達とふたり足繁く通いました。

ここで過ごした1年と少しばかりの時間が、その後の私の性格に大きな影響を与えたことは確かです、いろんな意味で(笑)。
今ではそれを長女が受け継いでいるようで、将来心配なんですけど


その後私のほうもいろいろ忙しくなり、そのサークルとはすっかり疎遠になってしまいました。
K大生でもなく、ほんのいっとき所属していただけなので、もう二度とみんなに会うことはないだろうなあ、と半ばあきらめてもいました(何より、同窓会をしようなんて考える人たちではない、と思っていたし)。
それでも何かのおり、たとえば一日中子どもの相手をして社会が遠のいて不安だった時期に、何度か新聞に投稿し、ひょっとして誰かの目にとまっているかも、なんてどこかで励みにしていたのかもしれません(名字が変わっていたのにね)。


4年前、一緒に通ってた友達が亡くなりました。
私は当時の思い出を一緒に語り合う友達すら失ってしまったのです。
突然の友達の死と、自分にとって青春とよべた時代がそのまま封印されてしまったような淋しさで、泣いたり落ち込んだりもしました。
その後少し体調を崩した時期もありますが、それでも生きてる者の強さなのか、ここまでなんとかやってきました(それというのも、私にぼんやりする時間を与えてくれなかった(?)家族のおかげでしょうね)。
そんな私に、今回の同窓会の誘いは、何よりうれしいプレゼントでした


で、待ちに待った当日。
なのにここでも私は不義理をしてしまいました~。
プレOB会というものがあったのにそちらに出席せず、百万遍まで行くのならもう少し足を伸ばして・・・と、rucaさんに教えてもらった恵文社一乗寺店へ行ったのですよ(この話はまた別の機会に)。
寄るところがあるから遅れる、なんて言ってごめんね~

寄り道したせいで出町柳で夕立にあうし、夕立の後の蒸し風呂のような暑さの中、汗だくで百万遍まで歩き、お店を探して大変でした~
おかげで(?)緊張感も薄れ、汗で化粧もとれ、けっこう自然体でみんなと再会することができた・・・かな?


この日みんなに会うことは、楽しみでもあったけど、どんなおじさん、おばさんになってるんやろ~と、当時のイメージが強烈だっただけに不安でもありました。
しかし!
ほんとうに、みんな変わってなかったですね~。
あの時のまんま!
少し頭が白くなったとか、薄くなったとか、お腹が出てきたとか、もちろんそういうことはありましたが。
誰一人、めちゃくちゃかっこよくもなってないし、お洒落にもなってないし(笑)、脂ぎったオジサンにもなってなくて、ひと安心。

昔のように飲んで討論、果ては殴りあい、ということもなく(いや、2次会ではどうだったか知りませんが)、いいおじさん、おばさん達が熱かった学生時代を懐かしみ、本当に楽しいひとときでした。
個人的にもっともっと話をしたかったし、今だから話せるマル秘話なんかも聞きたかったけど、翌日が次女の中学校最後の体育祭ということで、2次会はあきらめました~
みんなの飲みっぷりを知っている私としては、悲惨なことにならないよう祈るのみでしたが・・・(鴨川に飛び込む人はいなかったでしょうね!)。


長年、○○さんの奥さんとか、○○ちゃんのお母さんとか、○○家の嫁という立場でいた私には、旧姓で呼ばれることがとても新鮮でした。
それと、みんなの活躍ぶりを聞いて、すごいなあ!と感心したり、よく続いたね~と安心したり(?)、私もがんばらなきゃね、とパワーをいただきましたよ(最近、年だから、とあきらめてること多いし)。

みんなそれぞれ、ここまでくるのは大変だっただろうなあ、本当はいろんなもの抱え込んでいるんだろうなあ、とは思うけど(そういう年ですから)、でも、昔と変わらない様子を見せてもらって、本当にうれしかったです。

みんな全国各地(あるいは海外)に散らばっているので、この次というといつになるのかわかりませんが、足腰の達者なうちに(?)また集まれたらいいですね。

ところで。
久しぶりに会った私は、みんなから「痩せたね」と言われてはじめのうちは喜んでいたのですが(本人はこの暑さでダイエットに失敗し、はきたいスカートがはけずおちこんでいたので)、学生時代の私ってそんなに・・・?と思うとちょっとショックでした。
う~ん、やっぱりね・・・
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思い出の記録

2006-09-07 | 日々のこと。

きのうは紀子さま男児ご出産のニュースでもちきりでしたね。
そのニュースを見ていた次女が、「私って、何時に生まれたん?」と尋ねたのをきっかけに、久しぶりに押入れの奥から育児日記を引っぱり出してきました。
↑の写真はその一部です。

家族みんなで「うわ~、かわいい」「なに、これ~」とすっかり盛り上がりました。

正直言って、一番驚いたのは私です。
あの忙しかったふたりの子育ての合間に、こんなにがんばって描いてたんだ~って
これはもう家族の宝物。

子どもの記録や家族の行事だけでなく、自分の気持ちも書いていたので、ときには愚痴やこれは読まれたらヤバイというようなことも書いてあるのですが・・・
あの頃は自分の時間なんてほとんどなくて、ある意味書くことでストレスを発散していたのでしょうね。

次女に「なんでもうひとり生んでくれへんかったん?弟か妹、欲しかったな」と言われ、「だってお母さん、膝ふたつしかないもん。ふたりしか、抱っこできひんかった」と答えました。
ほんとに大変だったんだよ~
まだ赤ちゃんの次女を抱っこしたら、長女まで「抱っこ~」とせがんで、ふたりを膝に乗せ途方にくれたものでした・・・。

それが、今やね~。
一言何か言うと、文句でかえってくるんだから

それでも、こんなに描くパワーを与えてくれた子どもたちに感謝。








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