ウィリアム・モリスのことに興味を持っていて、その作品を改めて見たいと思っていた。ビクトリア・アンド・アルバート博物館に彼の作品が展示されているのを以前に見たことがあり、もう一度見たいと思って何度か足を運んでいるのだが、その一画が閉鎖されているということが続いていた。今日、ようやく見ることができた。
モリスの作品はLevel 4にあるBritish Galleries 1760-1900という区画のなかにある。これまでは「いちご泥棒」くらいしか見なかったのだが、よくよく眺めるとかなりの数の作品が展示されていた。この区画内だけで以下の17作品が展示されている。他の区画では、この博物館のカフェの一室がモリスによるデザインである。
1 ‘ARTICHOKE’ embroidered wall hanging (Designed 1877, Worked 1877-1900)
Design for ‘VINE’ wallpaper (1873-1874)
2 ‘VINE’ wallpaper as produced (1874)
3 ‘TULIP AND WILLOW’ furnishing fabric (Designed 1873, Printed from 1883)
4 ‘WILLOW BOUGH’ wallpaper (1887)
5 ‘TRELLIS’ wallpaper (Designed 1862, Produced 1864)
6 ‘STRAWBERRY THIEF’ furnishing fabric (1883)
7 The works of Geoffrey Chaucer (1896)
8 A book of verse (1870)
9 ‘TULIP AND TRELLIS’ tile (Designed 1870, Made 1870-1881)
10 ‘DAISY’ tile (Designed about 1862, Made 1862-1881)
11 ‘PRIMROSE’ tile (Designed about 1862, Made 1862-1875)
12 ‘PEACOCK AND DRAGON’ curtain (1878)
13 The bullerswood carpet (1889)
14 Cabinet painted by William Morris (1861-1862) (Designed by Philip Webb)
15 ‘LA BELLE ISEULT’ (1858) (Oil on canvas, William Morris’s only known painting)
16 ‘BIRD AND ANEMONE’ printed cotton furnishing (Designed registered 1881)
17 ‘WANDLE’ cotton (1884)
8のA book of verseは現在、日本の美術館に貸出中とのことで、現物を見ることはできなかった。
15の‘LA BELLE ISEULT’は婚約者であったJane Burdenをモデルに描いた油絵である。ロセッティの「プロセルピナ」とはかなり雰囲気の違う作品である。
このほか展示会場に設置してあるビデオで、モリスの壁紙の製作工程を解説していた。木版によるもので、30の版木と15色の染料を使い、乾燥工程も含めて全工程に4週間を要したのだそうだ。版木のなかには、現在も使われているものがあるという。
私はモリスの作品が好きなわけではない。ただ、昨年12月29日付「モリスのこと」に書いたように、彼の思想に興味があるだけだ。
モリスの作品はLevel 4にあるBritish Galleries 1760-1900という区画のなかにある。これまでは「いちご泥棒」くらいしか見なかったのだが、よくよく眺めるとかなりの数の作品が展示されていた。この区画内だけで以下の17作品が展示されている。他の区画では、この博物館のカフェの一室がモリスによるデザインである。
1 ‘ARTICHOKE’ embroidered wall hanging (Designed 1877, Worked 1877-1900)
Design for ‘VINE’ wallpaper (1873-1874)
2 ‘VINE’ wallpaper as produced (1874)
3 ‘TULIP AND WILLOW’ furnishing fabric (Designed 1873, Printed from 1883)
4 ‘WILLOW BOUGH’ wallpaper (1887)
5 ‘TRELLIS’ wallpaper (Designed 1862, Produced 1864)
6 ‘STRAWBERRY THIEF’ furnishing fabric (1883)
7 The works of Geoffrey Chaucer (1896)
8 A book of verse (1870)
9 ‘TULIP AND TRELLIS’ tile (Designed 1870, Made 1870-1881)
10 ‘DAISY’ tile (Designed about 1862, Made 1862-1881)
11 ‘PRIMROSE’ tile (Designed about 1862, Made 1862-1875)
12 ‘PEACOCK AND DRAGON’ curtain (1878)
13 The bullerswood carpet (1889)
14 Cabinet painted by William Morris (1861-1862) (Designed by Philip Webb)
15 ‘LA BELLE ISEULT’ (1858) (Oil on canvas, William Morris’s only known painting)
16 ‘BIRD AND ANEMONE’ printed cotton furnishing (Designed registered 1881)
17 ‘WANDLE’ cotton (1884)
8のA book of verseは現在、日本の美術館に貸出中とのことで、現物を見ることはできなかった。
15の‘LA BELLE ISEULT’は婚約者であったJane Burdenをモデルに描いた油絵である。ロセッティの「プロセルピナ」とはかなり雰囲気の違う作品である。
このほか展示会場に設置してあるビデオで、モリスの壁紙の製作工程を解説していた。木版によるもので、30の版木と15色の染料を使い、乾燥工程も含めて全工程に4週間を要したのだそうだ。版木のなかには、現在も使われているものがあるという。
私はモリスの作品が好きなわけではない。ただ、昨年12月29日付「モリスのこと」に書いたように、彼の思想に興味があるだけだ。