ドラマ中のCM禁止=視聴者に配慮、広告減も―中国(時事通信) - goo ニュース
日本国では、放送局が”韓流ドラマ”を大量に放送したところ、国民の間に反感が生まれ、スポンサーに対する不買運動にまで発展する事件が発生しました。この事件から、公共性の高い電波をめぐる、放送局、スポンサー、視聴者、そして政府(何故か日本政府ではなく韓国政府…)の4者による混戦模様が見えてきます。
中国では、来年1月1日から、ドラマでCMを放送することが禁止されるそうです。当局は、”視聴者を満足させるための措置”と説明しており、ネットの世論調査でも、90%以上が賛成意見なほど評判は上々のようです。中国政府が、国民のために視聴者の意見を重視したとなりますと、日本の放送局よりも民意を尊重にしていることになるのですが、疑問がないわけではありません。何故ならば、スポンサーを外すことができれば、その影響力をも番組から排除することができるからです。リッチな中国企業が多額の広告料を支払えば、放送局は、政府よりも、スポンサーの意向を汲んだドラマを制作するかもしれません。さらには、外国企業が、自社の製品が登場する舞台として、おしゃれな生活空間をCMとして放映すれば、お茶の間のテレビを通じて視聴した国民は、外国の自由な生活様式に憧れを抱くかもしれないのです。
中国においては、放送局、スポンサー、視聴者、そして政府(中国政府)の4者の関係は、政府の優位が明白です。日本国の放送局の視聴者軽視も問題ですが、中国政府によるCM禁止は、やはり、視聴者、つまり、国民を完全にコントロールしたい中国政府の意向の現れなのではないかと思うのです。
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日本国では、放送局が”韓流ドラマ”を大量に放送したところ、国民の間に反感が生まれ、スポンサーに対する不買運動にまで発展する事件が発生しました。この事件から、公共性の高い電波をめぐる、放送局、スポンサー、視聴者、そして政府(何故か日本政府ではなく韓国政府…)の4者による混戦模様が見えてきます。
中国では、来年1月1日から、ドラマでCMを放送することが禁止されるそうです。当局は、”視聴者を満足させるための措置”と説明しており、ネットの世論調査でも、90%以上が賛成意見なほど評判は上々のようです。中国政府が、国民のために視聴者の意見を重視したとなりますと、日本の放送局よりも民意を尊重にしていることになるのですが、疑問がないわけではありません。何故ならば、スポンサーを外すことができれば、その影響力をも番組から排除することができるからです。リッチな中国企業が多額の広告料を支払えば、放送局は、政府よりも、スポンサーの意向を汲んだドラマを制作するかもしれません。さらには、外国企業が、自社の製品が登場する舞台として、おしゃれな生活空間をCMとして放映すれば、お茶の間のテレビを通じて視聴した国民は、外国の自由な生活様式に憧れを抱くかもしれないのです。
中国においては、放送局、スポンサー、視聴者、そして政府(中国政府)の4者の関係は、政府の優位が明白です。日本国の放送局の視聴者軽視も問題ですが、中国政府によるCM禁止は、やはり、視聴者、つまり、国民を完全にコントロールしたい中国政府の意向の現れなのではないかと思うのです。
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