花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

宝篋山・小田城コースの謎の標石

2014年01月13日 20時00分26秒 | アウトドアー

これは宝篋山の小田城コースのGPS軌跡図である。


こちらは軌跡を入れる前の地図で、画面中央やや下側に
304メートルの標高点が記載されている。

この標高点のある場所は、小田城コースのなかで
大峰平展望所を経由するコースに有る。

ところで、大峰平展望所の標高300メートル付近には、三角点と
読める標石が立っているのを見つけた。

どう見ても「さんかくてん」と読めると思う。まあ「てん」と言う字が
旧字体と思えるが、どうでしょうか


こちらは、その裏面で非常に判りづらいが、どうも「山」と言う字が
書いてあるように見える。

但し地図には三角点の表記は無い。
国土地理院の地図にも三角点の表記が無かった。
有るのは、その場所より標高の高い304メートルの標高点だけである。


これは最初の軌跡図の中の大峰平周辺を拡大したもので
三角点のポイントと標高点のポイントが離れていることが
判ると思う。

お断りしておくが、304メートルのポイントは、この辺が一番
高そうだなと思ってポイントした地点が、たまたま地図の標高点と
重なったもので、偶然である。
だから正確に位置情報が合っているとは言えない事をお断りしておく

問題は、三角点と読める標石が、何なのか判らない事である。
どなたかご存じの方がいないだろうか。


三角点や標高点の詳しい解説は、国土地理院の子供のページに有る
詳しい解説は、各記号をクリックすると表示される

参考のために測量士補試験の重要事項という「地形図の読図」という
PDF文書もネット上に有ったのでお知らせします>

 軌跡図の中で、往路と復路の軌跡が
重ならず二重になっている部分があるが、これはGPSの誤差によるものです。
出発する時点では、誤差は2メートルでしたが、樹林帯などを歩くと
電波の受信状態が悪くなって、GPSの誤差も大きくなりますので、このような
結果になってしまいました。
但し、大峰平展望所付近は、迂回コースなので、元々の硯石や七曲とは
離れています。上と下に「大峰平分岐」と表示された部分で合流します

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宝篋山で語源の判らない地名が「おみざらし」ですね。
以前は、水場とか言われていましたが、現在は飲める状態では有りませんね
ずいぶん前に登った頃は、茅葺きのような屋根がかかった池が有りました
現在は、それも朽ち果てて、ちょろちょろ流れる湧き水がありますが、トブの
ような状態になっています。
しかも上の方にバイオトイレが設置されているので、言わずもがなですね。
最初は、御身さらしがなまったもので、みそぎの場所かなと思いましたが
確かなものが何もありませんね。

それから、小田城コースの前山分岐の先に、堂平という地名が有りますが
以前は、ここに「昔ここにお堂が有って平坦な場所だったので堂平と呼ぶように
なった
」と説明書きが有った記憶があります。確か観音堂跡と聞いたような
気もしますが、確かでは有りません。
土地の言葉で「どんでぃら」と言っていたとか。
数百メートルに渡って平坦な尾根道が続く静かな場所で、私のお気に入りです。

昨日、ここを歩いていたら、ケースに入れた猟銃を担いで猟師さんが下山して
来ました。
「イノシシですか」と聞いたら「アハハ、ダメだったよ」と笑ってました。
せっかく捕っても、汚染で食用にはならないので、猟師さんも大変です。
「ご苦労様です。」と声をかけて分かれました。