![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e9/816ab7aab299274e7dd273575cf5416c.jpg)
ショウジョウバカマ1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/05/8e4d16664ed52dbae70b8ed6c7a77bb9.jpg)
ショウジョウバカマの全身
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/36/a862138b664f47c9f952462c380647b2.jpg)
ショウジョウバカマを上から撮影
この花は、開花の始まりは柱頭が飛び出し雌性期で始まり
開花後は雄性期となるそうである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/27/787d7932fedeea8f208249cf97b48253.jpg)
鍋足山の山頂の下には、至る所にダンコウバイの黄色の花が
咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/bd/5087c34959800fd3839e3484b30924d5.jpg)
ダンコウバイの花、クスノキ科クロモジ属
小さい花が数花ずつまとまって枝先につく、花びらは6枚あります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/ac/36cd565f10ff5d7ccc7f701aa05f7b86.jpg)
ミツマタの花を背面から撮影、あっりゃ虫がついていました。
ジンチョウゲ科ミツマタ属
中国原産で室町時代に日本に渡来した。
谷沿いの道には、ミツマタが群生していた。
枝が必ず三本に分かれて出るのでこの名前がついた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/22/c8ac3c966ab8959c326d6f1e90ff1a39.jpg)
鍋足山・山頂にはほこらが有った。
手前の絶壁の上には、東展望台と呼ばれるところがあり
周りの風景が見渡せる。
登山道は樹林帯の中なので展望は無いが、足下の花が
励ましてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/12/300c6853ff29ee7cbd52805846dc7dec.jpg)
私が登山口に使った大石コースの登山口手前にある
小中の大石の説明板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/82/ad48f17b07805cca28e4f76a16849e4e.jpg)
常陸太田市の市指定天然記念物の小中の大石
路肩のスペースに車を止めて、大石集落の家で作業している
婦人に登山口を尋ねたら、折からトラックから板材を降ろしていた
主人らしい人が、わざわざ仕事を中断して説明に来てくれた。
鍋足山に登るのか?
というので、そうだと答えると、一人か?という。
どうも一人で登るのが心配だったのだろうか。
一人だというと、見通しの良い場所まで出てきて、あの家の前の
ガードレールに沿って舗装道路を歩いていくと、右に登山口の
案内が出ているから判るよという。
親切に感謝してお礼を言って、教わった道を歩き出した。
日差しはカンカンだし、静かな川沿いの道をあるいて、何気なく
ガードレールの下を見ると、どうもアズマイチゲと思われる大輪の
白い花が土手下に咲いていた。
やがて天然記念物の小中の大石があり、遠くの林の縁には黄色い
ダンコウバイがひときわ明るい。
小川の対岸にはショウジョウバカマが群生して満開だったが、後で
登山道にも点々と咲いているのが判った。
足下にはカキドオシが群れて咲き、小川のそばにはミツマタが花を
つけていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/a0/f87b8073c176b7e4a874f88950ee4134.jpg)
カキドオシの花
やがて右に「鍋足山入口」という案内がたっていた。
「普通登山口」とか書くだろうがとつぶやきながら、何となく可笑しい
さっそく入り口から山に入ったのだった。(笑)
足下に点々と咲くショウジョウバカマを眺めながら、樹林帯の急登を
ジグザグに登っていく。
あまりの暑さにジャンパーをザックにしまい込んだが、汗だらけだった。
二段目の急登を上り詰めると、予期せぬイワウチワの花が咲いていた。
最初は白で、次はピンクだった。
右の斜面をのぞくと、あちらこちらにイワウチワの花が有った。
やがて幾分緩やかな道になり、丁字路の分岐についた。
面白いのは、そこに「分岐休憩所」のプレートが建てられていた。
というわけで、私もそこで昼食をとることにした。
都合良く木の切り株が有ったので、そこに腰掛けてコンビニで
仕入れたハムカツのパンを食べた。
コーラとコーヒーを飲んでいると、山頂方面から単独の男性が降りて来た
互いに花情報を交換して、私は右の山頂方面へ歩き出した。
程なく「やぶこうじ台」と書かれた地名板を過ぎると、岩山らしい道になり
右に笹原、手前方向に大中宿の案内板がある分岐に出る。
そこを直進するとデコボコした岩のむき出しの道になり、薄い表土のため
風で倒れた大木が目立つようになる。
左右にダンコウバイの黄色い花を眺めながら、見上げるような岩山を
登っていくと東展望台と書かれた絶壁の上に出る。
しばらく絶景に見とれてたたずんだ。
崖下に先ほどのダンコウバイが見下ろせた。
そこから少し登ると、そこが鍋足山の山頂だった。
おしまい
尚、私はここから左の猪の鼻峠方面に下って笹原登山口に抜けた。
ハッチメ滝を通るコースは、谷底をあるくアドベンチャーコース
だった。