花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

地質年代にいよいよチバニアン(千葉時代)が採用される見込み

2017年12月11日 11時37分06秒 | スポーツ・トレッキング
今朝のNHKで、千葉県市原市の養老渓谷から、地質年代における国際的な呼び名として
チバニアン(千葉時代を表すラテン語)が、国際地質科学連合の作業部会で審査され
イタリアの2か所を破って、正式名称の候補地となったことを受けて、生中継されていた。

今後、正式決定されるには、3段階の審査をパスしなければならないが、作業部会の
結論が覆された例は少なく、来年には国際的に通用する地質年代チバニアンが認められる
見込みだそうです。

地球誕生から今日までの歴史で、地球の磁場は11回も逆転してきたと言われており
早い話、北と南がまるで逆を示す時代が有ったということ。
その痕跡を示す地層が養老渓谷に有ったということです。

その研究は、茨城大学と国立極地研究所の研究チームが行い、千葉時代を意味する
チバニアンという名称で国際地質科学連合に申請していました。

イタリアからも2チームが申請していましたが、各国の専門家による投票で6割の
支持を集めて、作業部会の審査をパスしたという事です。

国際的に通用する地質年代に、日本の地名が採用されるという快挙で、養老渓谷には
連日多数の見学者が押し寄せているそうです。
私も早速行きたいところですが、養老渓谷は遠いなー

地元市原市は、見学者の増加で今月の17日まで、土日限定で小湊鉄道の月崎駅と
現地近くの田淵会館付近を結ぶ無料バスの運行を開始したそうです。
それにあやかろうとギョウザやキムチにチバニアンの商標登録をする商店もある
とかで、私は苦笑するしかありませんが。

詳しい学術的な事を知りたい方は、茨城大学のHPのこちらをご覧ください
訂正、大学の名称に誤りがありましたので訂正いたしました。
関係者の皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。

また国立極地研究所のHPはこちらです

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本日の筑波山











GK中村超絶守備で北朝鮮完封

2017年12月11日 00時27分26秒 | スポーツ・トレッキング
サッカー東アジアE-1選手権の日本代表は、海外組を呼べない事情で、国内組
だけの選手で構成されていたが、難敵北朝鮮を1-0で撃破した。

その一番の功労者は、何といってもGKの中村(航)、再三にわたって北朝鮮の
猛攻を防いだ。

ミドルシュートを横っ飛びに飛びながら、体をひねってキャッチするという
超絶美技で防いだりして、北朝鮮の選手がグランドをたたきつけて悔しがる
場面が何度もあった。

それが北朝鮮に、心理的な圧力として働いたのか、日本のDFの後ろに抜けたとき
GK中村が前に飛び出して防ごうとしたが、それも交わして無人のゴールに
シュートしたのだが、中村にとられる事を恐れたのか、ボールを上にけりすぎて
コールできないというシーンも生み出した。
まさに「神様、仏様、中村様」である(笑)

日本代表は、DFやMF全員が守備に回った北朝鮮の分厚い守りを攻めあぐね
なかなか決定的な得点チャンスが無かった。

それでも最後まで攻める気持ちが切れなかったので、FWの川又の上げたパスを
右サイドにいた今野が、頭で駆け上がってくる井手口の前に落とし、井手口が
落ち着いてゴールを決めた。 ロスタイムの見事なゴールでしたね。


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富谷山の富谷観音を訪ねて

富谷山(とみやさん)365mは、旧岩瀬町の採石場のある山で、国道50号から
入っていくと、採石場で大きくえぐられた山容が痛々しい山である。

その山の一角に、聖武天皇の勅願により行基が開いたという小山寺があり、
国指定の重要文化財に指定された三重塔が有る。
新・分県登山ガイドの「茨城県の山」にそのように出ていたので、ちょいと
覗いて見ようという気になった。
桜川市の観光案内で富谷観音の住所を調べて、カーナビに入れた。

富谷観音の入口につくと、近くに大きな駐車場が有った。
どうやら「ふれあいの森」が作られたおり、一緒に駐車場も作られたらしい
寺の入口から先は、車の通行止めになっている。
入口の外に、しっかりしたトイレもたっていたが、男子トイレには枯れ葉が
散らかっていた。


小山寺入口


入口左側の案内板


上の写真の富谷観音の由来部分をトリミングで拡大したもの

三重塔の国宝のみならず、仏像などの彫り物も有名な僧や仏師の作である


入口から舗装された道を右にカーブして歩いて行くと、大きな山門が立っている


山門の全景、中に仁王像が祭られていた


山門の天井の彩色


山門の前は、山麓の入口へと続く階段が、延々と下にのびていた。


山門の近くに建つ、小山寺の文化財の説明版


山門から本堂に登る急な階段、登り口に不老長寿の湧水が流れていた


登って左奥にある三重塔、国指定の重要文化財、いわば国宝である


三重塔の説明版


右奥には本殿がそびえている。これは茨城県指定の文化財
残念ながら開いておらず、仏像などの彫刻は見ることができなかった


鐘楼、これも茨城県指定の文化財


三重塔の前から下の入口に抜ける脇道が有る


駐車場に建てられている近辺の山の植生分布が表示されていた


富谷ふれあいの森の案内板

富谷観音入口から左に登っていくと、右の上に鉄製の展望台が作られていて
展望台からは、東は難台山から加波山、筑波山などが見え、天気の良い日は
富士山なども見えるという
右には日光連山も見えていたが、期待していた浅間山は、手前の山にさえぎられて
見えないようだ。

行った当日は、寒い曇り空の日で、筑波山が霧かカスミに覆われて、まるで
墨絵のようにうっすらと山頂部のみが見えていた
眺めていたら雨が降り始めたので、早々に退散してきた。

中央部に筑波山の山頂部が浮いていた。左手前は加波山系の山