まだ現役で働いていた頃に富山からの出張帰りに「特急ひだ」が
すれ違い待ちで飛騨金山駅に停まったことがありましたんや。
一度、途中下車したいなと考えながら、とうとう今日に実現ですわ。
(JR高山本線 飛騨金山駅舎) (岐阜県下呂市金山町)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
(JR飛騨金山駅 プラットホーム内の表示板)
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昔もこんな感じで木の札が架かって居たような記憶がおます。
この町がJR高山本線で北上したら飛騨の国の入口だとは知ってましたんや。
実は現在の岐阜県下呂市に落ち着くまでには色んな事がおましたんやてぇ。
確かにJRの駅の辺りは昔から飛騨の国で下原村ちゅう集落だったとか。
(金山橋) (下呂市金山町)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
この橋は1928年(昭和3年)に国鉄の高山本線が延伸されて
飛騨金山駅が出来るのに際し
金山町の市街地と国鉄の飛騨金山駅を結ぶ為に造られたようでんな。
駅の辺りは飛騨の国でっけど町の中心地は美濃の国に成るんだって。
江戸時代には複雑に領地が絡み合って境界争いも有ったそうですわ。
(旧・金山町時代の マンホールの蓋)
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ここが下呂市と云われても少し違和感がおますんやけど。
2004年(平成16年)3月1日に5町村が合併して下呂温泉が
この辺りで一番名前が通っているので下呂市に成ったようでっせ。
このマンホールの蓋は昔の益田郡金山町時代の物かな?
(飛騨川 大船渡の渡し跡)
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昭和3年に金山橋が出来るまではここが唯一の渡し場だったそうな。
こちら側は江戸幕府の天領で高山の代官が統治する飛騨の国でおます。
川の対岸は尾張徳川家の領地で飛騨街道が南北に通る宿場町だったとか。
平安時代の西暦820年に金山の渡しの船頭二人には徭役を免じる様に
との文書が残っているそうで金山という名前は古くから在ったんだね。
(同じく下流側を 大船渡の渡し跡)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
画像の左側・山の向こう側は苗木藩1万石は遠山家の領地だったそうな。
そこは、もう美濃の国で加茂郡の田島村と呼ぶ集落が在ったとか。
苗木藩はたったの1万石なのに城持ち大名だったという珍しい藩だっせ。
現在の岐阜県中津川市の苗木城を関ヶ原の戦いの前に豊臣秀吉から
追い出された遠山氏が奪い返して徳川家康が認知した小藩でおます。
前の領主が城を奪い返してそのまま大名に成った珍しいケースでんな。
その後は明治維新まで領地替えもなく続いた中世からの名門だっせ。
江戸城内で小大名の入る「柳の間詰め」では陣屋しか持たない
小大名を押しのけて「柳の間」の最上席に座る格式だったとか。
(馬瀬川と飛騨川の合流地点)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
画像の左側を流れる川を「馬瀬川=まぜがわ」と呼びまんねんてぇ。
そこに橋が写ってますやろ~ 「境橋=さかいはし」ですわ。
名前の通り橋の左側が美濃の国で右側が飛騨の国に成りますんや。
前回もブログに書き込みましたんやけど昭和の30年代までは
この合流地点から下流を飛騨川と呼んでましたな。
画像の右手が現在の飛騨川の本流でっけど昔は益田川(ましたがわ)と
鉄ちゃん爺やなどは人文地理の勉強では教えられたもんですわ。
デジカメを左に振ったら飛騨街道は金山宿と云う地区に成りまんねん。
(現在の 下呂市金山地区)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
こちらは尾張徳川家の領地に成り江戸や名古屋へ送る荷物の
抜け荷を防ぐためのお役所が置かれていたんだって。
この町の先でも郡上藩や江戸時代後半には旗本二家の領地があり
現在でも尾張徳川藩との境界を定めた石碑が残っているそうですわ。
このように飛騨の国は一国全てが元禄時代以降は天領だったけど
美濃の国は四つの藩が入り組んで村民同士の争いが絶えなかったとの事。
(飛騨川の 上流方向を撮影)
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こちら側は昔の「益田川=ましたがわ」で江戸時代には高山代官所の
出先機関が置かれていたそうで、飛騨川に流す材木には厳しいチェックが
されて材木の1本1本に記号が入れられて下流に流していたんだって。
その出先検査場は白い建物の見える向こう側に在ったとのこと。
ここから先は尾張徳川藩の領地を通過するので全てを記帳しないと
木曽谷からくる尾張藩の材木と区別する必要が有ったんでしょうな。
飛騨川から木曽川を経由して伊勢湾の中島港まで材木を流して
それから幕府は江戸まで材木を輸送していたようでっせ。
(下呂市金山支部の 交通安全幟)
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だから飛騨の国ではお米は一国合わせても5万石前後しか取れないのに
江戸幕府が飛騨一国全てを天領にしたのは良質な飛騨の木材と
飛騨の匠の技を独占したかったからだ、との説が書かれてまんな。
それでは駅前まで戻ってコーヒータイムとしまひょ。
(JR飛騨金山駅前 みのや)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
JR飛騨金山駅前は飛騨の国だと、何度もお話してまっしやろ。
でも屋号が「みのや」と掲げてあるのは飛騨川の向こ側の
私は金山集落からやってきたと云う意味なのかも?
途中で出会った古老の方にお聞きした話によると昭和の40年代までは
飛騨金山駅は高山本線では高山駅や美濃太田駅に次ぐ大きな主要駅で
貨物の取り扱いも多くSLが方向転換する駅でもあった様でんな。
(下呂市営 げろバス)
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JR飛騨金山駅から金山町の市街地まで約2kmぐらいでっしゃろな。
小型のコミュニティ・バスで確か片道が100円だったと記憶しまぁ。
(ギフチョウのパネル)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
そうなんだ~ ここで発見されたからギフチョウと名付けられてるんだ。
実物は見たことも無いんだけど名前だけは聞いたことは有るね。
それでは次の列車が間もなく到着だから改札口から構内へ入りまひょ。
(JR飛騨金山駅構内で 自分撮り)
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(JR飛騨金山駅 下り線ホーム)
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それでは本日の宿泊地・下呂温泉へ向かうことにしまひょ。
目指す下呂駅は二つ目の駅でっけど20kmぐらいおますかな。
この辺りは中山七里と呼ばれる殆んど村落も無い処を走ってまっせ。
(JR高山本線 車内から飛騨川を撮影)
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(JR高山本線 普通列車内にて 自分撮り)
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前回と同じように飛騨川の渓谷とダム湖を交互に繰り返しながら
JR高山本線は一路、下呂温泉を目指して走りますよ。
(飛騨川の ダム湖の横を通過中)
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(JR焼石駅 駅名標)
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最近に噴火した御嶽山さんはここから東へ約30kmぐらい
だけど「焼石」なんて意味深な名前が付いているのは何故かしら?
勿論、東側に高い山が有るので御嶽山が見える事はおまへん。
(国道257号線 が見えました)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
飛騨川を挟んで国道41号線から分離して右手へ行くと付知を経由して
岐阜県の中津川市へ抜ける国道でっせ、一度だけ走ったことが有るけど。
まもなく下呂温泉が見えてくるはずでっせ。
(JR高山本線 下呂町に入りました)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
右手に下呂温泉の街並みが見えて来ましたね。
でも二両編成の普通列車には観光客は乗ってない感じ。
観光客はやはり特急「ワイドビューひだ」をご利用でっしゃろな。
(特急ワイドビューひだ 高山駅から到着)
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私の乗ってきた普通列車は下呂駅で下車したのは鉄ちゃん爺や含めて4人。
対する特急列車では数百名の観光客が下呂駅で下車しはりましたで。
やはり天下の名泉「下呂温泉」だから平日でも宿泊客は多いでんな。
(JR下呂駅前 観光協会の看板)
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(下呂温泉の由来) (JR下呂駅前広場にて)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
それじゃ飛騨川の「いで湯大橋」を渡って温泉街の方へ行きまひょ。
ホテルのバスが駅前にはお出迎えでっけど、わては歩いて行きまぁ。
(飛騨川 いで湯大橋のガス灯)
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下呂温泉に泊ったのは何せ47年前のことだから風景は一変してまんな。
こんな奇麗な橋じゃなくて、記憶ではありふれた田舎の橋だったはず。
(飛騨川の 露天風呂)
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水着着用の男性だけでっから失礼して1枚だけ写させてもらいまひょ。
昔はもっと情緒があって温泉らしい感じだったけどな~
これじゃご婦人方は水着でも入るには躊躇するよね。
(いで湯大橋から 飛騨川の上流を撮影)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
斜めに飛騨川を渡っているのはJR高山本線の鉄橋でっせ。
普通は川を渡るときは直角に交わるように鉄橋は架けるんですわ。
JR高山本線の橋梁はほとんどが山が迫っている関係で
こんな斜めに川を渡るケースがほとんどでんな。
白い建物は下呂温泉の有名ホテルの1軒でおます。
(橋の欄干 飾り金具)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
駅前の由来の碑にも書かれてましたが白鷺が見付けた温泉。
橋のあちこちに白鷺を描いた欄干の飾り金具が目立ちまんな。
(林羅山の銅像) (下呂温泉の白鷺橋にて)
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江戸時代初期の陽明学者林羅山が摂津の有馬温泉・下野の草津温泉
それに飛騨の下呂温泉を天下の三名泉と称する本を残してますんや。
下呂温泉が年間150万人の宿泊客を記録した平成の初め頃に
記念碑として立てたんやそうな、他の2箇所にはおまへんけど。
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(下呂温泉のホテル前から撮影)
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遠くに見える白い建物が下呂温泉では有名な水明館と呼ぶホテル。
ホテルの手前が飛騨川で逆にホテルの向こう側がJR下呂駅ですわ。
こんな高級なホテルは鉄ちゃん爺やには縁がおまへんけど。
(下呂温泉の マンホールの蓋)
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(本日の宿泊ホテル)
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建物はいささか古いけど宿泊客の安くて料理が美味しいとの書き込み
それでこのホテルをネットで予約したんですわ。
御嶽山の噴火で風評被害が続出しキャンセルが増大したそうでっせ。
この日も鉄ちゃん爺やを含めて宿泊客は8組18名だけでしたがな。
これじゃホテルは幾ら平日だと云っても赤字でっしゃろな。
(白樺ホテル 夕食)
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飛騨牛のすき焼きコースに生ビールが中ジョッキで2杯。
これで1泊2食付きで税込の12800円はお安いですね。
これなら次回もここに泊りたくなりましたよ。
ほんなら、今回はこれでお仕舞いでっせ。
次回は秋の高山祭りを2回ぐらいに分けて紹介しまひょ。
それじゃ、さいなら~♪
すれ違い待ちで飛騨金山駅に停まったことがありましたんや。
一度、途中下車したいなと考えながら、とうとう今日に実現ですわ。
(JR高山本線 飛騨金山駅舎) (岐阜県下呂市金山町)
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(JR飛騨金山駅 プラットホーム内の表示板)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
昔もこんな感じで木の札が架かって居たような記憶がおます。
この町がJR高山本線で北上したら飛騨の国の入口だとは知ってましたんや。
実は現在の岐阜県下呂市に落ち着くまでには色んな事がおましたんやてぇ。
確かにJRの駅の辺りは昔から飛騨の国で下原村ちゅう集落だったとか。
(金山橋) (下呂市金山町)
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この橋は1928年(昭和3年)に国鉄の高山本線が延伸されて
飛騨金山駅が出来るのに際し
金山町の市街地と国鉄の飛騨金山駅を結ぶ為に造られたようでんな。
駅の辺りは飛騨の国でっけど町の中心地は美濃の国に成るんだって。
江戸時代には複雑に領地が絡み合って境界争いも有ったそうですわ。
(旧・金山町時代の マンホールの蓋)
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ここが下呂市と云われても少し違和感がおますんやけど。
2004年(平成16年)3月1日に5町村が合併して下呂温泉が
この辺りで一番名前が通っているので下呂市に成ったようでっせ。
このマンホールの蓋は昔の益田郡金山町時代の物かな?
(飛騨川 大船渡の渡し跡)
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昭和3年に金山橋が出来るまではここが唯一の渡し場だったそうな。
こちら側は江戸幕府の天領で高山の代官が統治する飛騨の国でおます。
川の対岸は尾張徳川家の領地で飛騨街道が南北に通る宿場町だったとか。
平安時代の西暦820年に金山の渡しの船頭二人には徭役を免じる様に
との文書が残っているそうで金山という名前は古くから在ったんだね。
(同じく下流側を 大船渡の渡し跡)
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photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
画像の左側・山の向こう側は苗木藩1万石は遠山家の領地だったそうな。
そこは、もう美濃の国で加茂郡の田島村と呼ぶ集落が在ったとか。
苗木藩はたったの1万石なのに城持ち大名だったという珍しい藩だっせ。
現在の岐阜県中津川市の苗木城を関ヶ原の戦いの前に豊臣秀吉から
追い出された遠山氏が奪い返して徳川家康が認知した小藩でおます。
前の領主が城を奪い返してそのまま大名に成った珍しいケースでんな。
その後は明治維新まで領地替えもなく続いた中世からの名門だっせ。
江戸城内で小大名の入る「柳の間詰め」では陣屋しか持たない
小大名を押しのけて「柳の間」の最上席に座る格式だったとか。
(馬瀬川と飛騨川の合流地点)
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画像の左側を流れる川を「馬瀬川=まぜがわ」と呼びまんねんてぇ。
そこに橋が写ってますやろ~ 「境橋=さかいはし」ですわ。
名前の通り橋の左側が美濃の国で右側が飛騨の国に成りますんや。
前回もブログに書き込みましたんやけど昭和の30年代までは
この合流地点から下流を飛騨川と呼んでましたな。
画像の右手が現在の飛騨川の本流でっけど昔は益田川(ましたがわ)と
鉄ちゃん爺やなどは人文地理の勉強では教えられたもんですわ。
デジカメを左に振ったら飛騨街道は金山宿と云う地区に成りまんねん。
(現在の 下呂市金山地区)

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こちらは尾張徳川家の領地に成り江戸や名古屋へ送る荷物の
抜け荷を防ぐためのお役所が置かれていたんだって。
この町の先でも郡上藩や江戸時代後半には旗本二家の領地があり
現在でも尾張徳川藩との境界を定めた石碑が残っているそうですわ。
このように飛騨の国は一国全てが元禄時代以降は天領だったけど
美濃の国は四つの藩が入り組んで村民同士の争いが絶えなかったとの事。
(飛騨川の 上流方向を撮影)
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こちら側は昔の「益田川=ましたがわ」で江戸時代には高山代官所の
出先機関が置かれていたそうで、飛騨川に流す材木には厳しいチェックが
されて材木の1本1本に記号が入れられて下流に流していたんだって。
その出先検査場は白い建物の見える向こう側に在ったとのこと。
ここから先は尾張徳川藩の領地を通過するので全てを記帳しないと
木曽谷からくる尾張藩の材木と区別する必要が有ったんでしょうな。
飛騨川から木曽川を経由して伊勢湾の中島港まで材木を流して
それから幕府は江戸まで材木を輸送していたようでっせ。
(下呂市金山支部の 交通安全幟)
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だから飛騨の国ではお米は一国合わせても5万石前後しか取れないのに
江戸幕府が飛騨一国全てを天領にしたのは良質な飛騨の木材と
飛騨の匠の技を独占したかったからだ、との説が書かれてまんな。
それでは駅前まで戻ってコーヒータイムとしまひょ。
(JR飛騨金山駅前 みのや)
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JR飛騨金山駅前は飛騨の国だと、何度もお話してまっしやろ。
でも屋号が「みのや」と掲げてあるのは飛騨川の向こ側の
私は金山集落からやってきたと云う意味なのかも?
途中で出会った古老の方にお聞きした話によると昭和の40年代までは
飛騨金山駅は高山本線では高山駅や美濃太田駅に次ぐ大きな主要駅で
貨物の取り扱いも多くSLが方向転換する駅でもあった様でんな。
(下呂市営 げろバス)
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JR飛騨金山駅から金山町の市街地まで約2kmぐらいでっしゃろな。
小型のコミュニティ・バスで確か片道が100円だったと記憶しまぁ。
(ギフチョウのパネル)
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そうなんだ~ ここで発見されたからギフチョウと名付けられてるんだ。
実物は見たことも無いんだけど名前だけは聞いたことは有るね。
それでは次の列車が間もなく到着だから改札口から構内へ入りまひょ。
(JR飛騨金山駅構内で 自分撮り)
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(JR飛騨金山駅 下り線ホーム)
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それでは本日の宿泊地・下呂温泉へ向かうことにしまひょ。
目指す下呂駅は二つ目の駅でっけど20kmぐらいおますかな。
この辺りは中山七里と呼ばれる殆んど村落も無い処を走ってまっせ。
(JR高山本線 車内から飛騨川を撮影)
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(JR高山本線 普通列車内にて 自分撮り)
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前回と同じように飛騨川の渓谷とダム湖を交互に繰り返しながら
JR高山本線は一路、下呂温泉を目指して走りますよ。
(飛騨川の ダム湖の横を通過中)
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(JR焼石駅 駅名標)
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最近に噴火した御嶽山さんはここから東へ約30kmぐらい
だけど「焼石」なんて意味深な名前が付いているのは何故かしら?
勿論、東側に高い山が有るので御嶽山が見える事はおまへん。
(国道257号線 が見えました)
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飛騨川を挟んで国道41号線から分離して右手へ行くと付知を経由して
岐阜県の中津川市へ抜ける国道でっせ、一度だけ走ったことが有るけど。
まもなく下呂温泉が見えてくるはずでっせ。
(JR高山本線 下呂町に入りました)
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右手に下呂温泉の街並みが見えて来ましたね。
でも二両編成の普通列車には観光客は乗ってない感じ。
観光客はやはり特急「ワイドビューひだ」をご利用でっしゃろな。
(特急ワイドビューひだ 高山駅から到着)
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私の乗ってきた普通列車は下呂駅で下車したのは鉄ちゃん爺や含めて4人。
対する特急列車では数百名の観光客が下呂駅で下車しはりましたで。
やはり天下の名泉「下呂温泉」だから平日でも宿泊客は多いでんな。
(JR下呂駅前 観光協会の看板)
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(下呂温泉の由来) (JR下呂駅前広場にて)
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それじゃ飛騨川の「いで湯大橋」を渡って温泉街の方へ行きまひょ。
ホテルのバスが駅前にはお出迎えでっけど、わては歩いて行きまぁ。
(飛騨川 いで湯大橋のガス灯)
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下呂温泉に泊ったのは何せ47年前のことだから風景は一変してまんな。
こんな奇麗な橋じゃなくて、記憶ではありふれた田舎の橋だったはず。
(飛騨川の 露天風呂)
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水着着用の男性だけでっから失礼して1枚だけ写させてもらいまひょ。
昔はもっと情緒があって温泉らしい感じだったけどな~
これじゃご婦人方は水着でも入るには躊躇するよね。
(いで湯大橋から 飛騨川の上流を撮影)
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斜めに飛騨川を渡っているのはJR高山本線の鉄橋でっせ。
普通は川を渡るときは直角に交わるように鉄橋は架けるんですわ。
JR高山本線の橋梁はほとんどが山が迫っている関係で
こんな斜めに川を渡るケースがほとんどでんな。
白い建物は下呂温泉の有名ホテルの1軒でおます。
(橋の欄干 飾り金具)
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駅前の由来の碑にも書かれてましたが白鷺が見付けた温泉。
橋のあちこちに白鷺を描いた欄干の飾り金具が目立ちまんな。
(林羅山の銅像) (下呂温泉の白鷺橋にて)
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江戸時代初期の陽明学者林羅山が摂津の有馬温泉・下野の草津温泉
それに飛騨の下呂温泉を天下の三名泉と称する本を残してますんや。
下呂温泉が年間150万人の宿泊客を記録した平成の初め頃に
記念碑として立てたんやそうな、他の2箇所にはおまへんけど。
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(下呂温泉のホテル前から撮影)
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遠くに見える白い建物が下呂温泉では有名な水明館と呼ぶホテル。
ホテルの手前が飛騨川で逆にホテルの向こう側がJR下呂駅ですわ。
こんな高級なホテルは鉄ちゃん爺やには縁がおまへんけど。
(下呂温泉の マンホールの蓋)
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(本日の宿泊ホテル)
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建物はいささか古いけど宿泊客の安くて料理が美味しいとの書き込み
それでこのホテルをネットで予約したんですわ。
御嶽山の噴火で風評被害が続出しキャンセルが増大したそうでっせ。
この日も鉄ちゃん爺やを含めて宿泊客は8組18名だけでしたがな。
これじゃホテルは幾ら平日だと云っても赤字でっしゃろな。
(白樺ホテル 夕食)
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飛騨牛のすき焼きコースに生ビールが中ジョッキで2杯。
これで1泊2食付きで税込の12800円はお安いですね。
これなら次回もここに泊りたくなりましたよ。
ほんなら、今回はこれでお仕舞いでっせ。
次回は秋の高山祭りを2回ぐらいに分けて紹介しまひょ。
それじゃ、さいなら~♪