鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

和泉の国一之宮 大鳥大社を 再び訪れて

2017-04-08 19:39:31 | 神社
(225系 JR西日本 郊外型電車)


(JR阪和線 鳳駅名標)


大鳥大社までここから徒歩で約15分ぐらい。

昨年の4月に訪れた際は神職さん不在でしたんや。

ご朱印を頂けなかったので再度の参拝ですわ。

(大鳥大社 一の鳥居)


(大鳥大社の 由緒書き)




前回は平日でもあり、別に気にもしまへんでした。

ここはご朱印が貰えないんだ、ぐらいで済ませた感じ。

その直後に47都道府県を山形県にて完全踏破してみると
次は何を目標にして、日本各地を訪ねるか考えましたんや。

(河内の国 一之宮 枚岡神社)


昔の日本国には六十六州が在り、その各地に平安時代から
最も崇拝されていた「一之宮」「一宮」と呼ばれる
神社が、現在も存在する事に気が付きましたんや。

もうこの歳だから六十六州の全ては回り切れないが
半分ぐらいでも、訪れて観ることにしますかな。

やはり地元の大阪府からスタートするのが基本でっしゃろ。

我が町を含む「河内の国」の一之宮は枚岡神社ですわ。

恥ずかしながら、我が街の一之宮にあたる枚岡神社に
昨年11月に初めて参拝したような鉄ちゃん爺やですけど。

(河内の国 枚岡神社=ひらおかじんじゃ ご朱印)


そして摂津の国では「住吉大社」さんになりまんねん。

ここも昨年の9月に、ご朱印を貰ってますんや。

(摂津の国 住吉大社 ご朱印)


現在の大阪府は昔の国で云えば「摂津」の東半分「河内」
そして「和泉」の三か国から出来ましたんですわ。

「摂河泉=せっかせん」三つ合わせて、こう呼ぶ事も。

そんな訳で三つ目の「大鳥大社」へ出かけましたんや。

(和泉の国 一之宮 大鳥神社 ご朱印)


これで「摂津」「河内」「和泉」の全てが完了!

と思ったら、摂津には「坐摩神社=ざまじんじゃ」が
他にもう一つ、在ることが分かりましたがな。

ここは大阪の船場におます、今月中にも行けまっしゃろ?

(大鳥大社の ご神域)




大鳥大社は周囲が約4kmぐらいの深い森になってまぁ。

ここは日本武尊(ヤマトタケルノミコト)をご祭神に
大鳥連祖神(オオトリノムラジオヤガミ)さまなども
合わせてお祀りされてますんや。

大鳥連(おおとりのむらじ)が本来の氏神さんで
ヤマトタケルノミコトを後からお祀りしたんだろうな。

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)のお墓は我が家から
北西に約500mぐらいの処に大きな古墳が在るんですわ。

そんな訳で我が街とも深い、ご縁が有るお方なんでっせ。

(日本武尊=ヤマトタケルノミコトの銅像)


日本書紀を紐解けば、景行天皇の皇子で東国へ征伐に向かい
現在の静岡県や千葉県で豪族を服従させ、ヤマトへの帰路
伊吹山での戦いで大きな傷を負い現在の三重県亀山市で死亡。

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)のご遺体は白鳥となり
ヤマトの御所市を経由して河内の国は古市に降りた後に
最後はここ大鳥の森に留まわれたと記されてますんや。

我が街にも「白鳥神社」が在り、お祀りをされてまっけど。

(大鳥大社の ご神紋)


ヤマトタケルノミコさまの象徴は「白鳥」ですわ。

その「白鳥」をご神紋にされているようでんな。

(大鳥大社 二の鳥居)


前回に訪れた際には、この鳥居は丸い柱で出来ている
普通に考えて写真も撮らなかったような記憶ですわ。

だけどネットで検索したら柱は八角で造られていると判明。

(大鳥大社 八角の柱で造られた 二の鳥居)


八角の柱で出来た珍しい鳥居だと、今回は確認しましたで。

鉄ちゃん爺やも、こんな鳥居を見た記憶がおまへんわ。

(大鳥大社 拝殿)






(立派な 桧皮葺の屋根)


大鳥大社は出雲大社に次ぐ古い建築の様式だと云われ
この建て方を「大鳥造り」と呼ぶんだって。

拝殿の裏手に本殿が見えてますが中には入れまへんで。

(大鳥大社の 本殿)




ネットで調べると一之宮は一つだけじゃ無いんだとか。

神社同士の争いもあって複数の一之宮が存在するそうで
五畿内を外れると三つも四つも有っても不思議じゃない。

でも伊勢神宮の様に別格で一之宮に含めない神社も
全国には多くあるようにも聞いてますんや。

出雲大社だとか熊野那智大社に熱田神宮などの皇室に
関連するような神社は、確かに選ばれてまへんな。

だから当時の朝廷の支配下に無かった東北北部や
北海道には一之宮など本来は存在しまへんのや。

基本的には西暦927年(延喜5年)に完成した
延喜式の第9巻~10巻に記載されている神社から
式内社(しきないしゃ)と呼ぶんだけどね。

選ばれたそうで当時の国司が赴任すると真っ先に
参拝したのが一之宮と呼ばれる神社なんだって。

一之宮から三之宮までが普通は選ばれたようだけど
上野の国では一之宮から九之宮まで有るのには驚き!

これから全国の一之宮を訪れながら、色んなお話を
順番に紹介しようと考えてますんや。

明治以降になってから「一之宮」を名乗るようになった
北海道神宮などは「新一之宮」と呼ぶことも有るとか。

それじゃ今日はこれでお仕舞にしまひょ。

ほんなら~ これで、さいなら~🎵



























コメント (16)
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