鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

東下り(あずまくだり)初日  浅間神社を訪ねて~🎵

2017-09-08 21:49:45 | 神社
夜明け前に我が家をスタートし、在来線を乗り継ぎ
約7時間で予定通り静岡県に辿りつきましたで。

なにせ鈍行列車の旅なので、お笑いくださいね。

物好きな人は鉄ちゃん爺やの他にも多いんでっせ。

大阪駅から豊橋駅まで相席した60歳代のご夫婦も。

青春18きつぷの、お仲間でしたんや。

JR由比駅は静岡市の清水区になるそうですわ。

(JR東海さんの電車です)


(JR由比駅の駅名標)


前回に紹介しましたが、ここで昼食をと考えました。

「生のシラス丼」を食べるのが目的でしたんや。

(由比の 桜えび通りの看板)


桜えびは6月初旬までがシーズンで、既にお仕舞でんな。

これはネツトで検索して織り込み済みでしたんや。

「生のシラス」なら食べれるとの情報がおました。

駅近くの食堂で尋ねたら、本日は生シラスが獲れなかった。

何故か、今年は不漁が続いているんだよねとのこと。

釜揚げのシラスじゃ、食べる気がしまへんがな。

わざわざ途中下車したのに、残念でした~

諦めて、デジカメ撮影で次の電車を待つ事にしまひょ。

(ここは昔の東海道 由比の宿)


(国道と昔の東海道が合流地点)


右側が昔の東海道でJR由比駅前を通過してますんや。

「由比正雪の乱」が江戸時代におました、その張本人は
ここ「由比の宿」の生まれだったようでんな。

三代将軍・徳川家光公の亡くなられた直後の話でおます。

(難所だった 薩捶峠の標識)




(旧の街道から 薩捶峠を望む)




江戸時代には箱根峠・鈴鹿峠と並び三大難所だったとか。

現在も山並みが海岸線まで張り出している関係で
東名高速道路も国道1号線も海岸に追いやられてまぁ。

台風などの高波で通行止めになることも有るとか
現在でも静岡県内では難所の一つなんだって。

ここをJR東海道本線もトンネルで通過してますな。

反対側をデジカメで撮影したらこんな感じでっせ。

(由比の陸橋から 富士山の方角を撮影)


山並みの上に富士山が薄っすら見えてますんやけど
鉄ちゃん爺やのデジカメではダメのようでんな。

肉眼なら、何とか富士山らしく見えてますんやけど。

それでは次の列車が来ますんでJR由比駅へ戻りまひょ。

(JR由比駅を通過する 特急電車)


東海道本線と言われながら、走っている特急はこの
「ワイドビュー富士川」と夜行寝台の「瀬戸・出雲」だけ。

東海道新幹線が開通してからは東海道本線とは名前ばかり
ローカル線に転落して、久しいように感じますんや。

(JR由比駅構内の 観光用パネル)


由比の宿の本陣などが描かれているようでっけど
ズームで撮影するのを怠ったので見えまへんわ。

昼食は次の富士宮市に変更して先へ進むことにしまひょ。

4つ目のJR富士駅でJR身延線に乗り換えますんや。

(JR富士宮駅 駅名標)


ここから駿河の国・一之宮である浅間神社まで徒歩約15分。

確か8年ぐらい前に訪ねてますんで今回が二度目ですかな。

(浅間神社 二の鳥居)


(浅間神社の 楼門)




(重要文化財の標識板)


この神社を正式には「富士山本宮・浅間神社」と呼びまぁ。

「あさまじんじゃ」じゃなく「せんげんじんじゃ」と読みまぁ。

ここが本宮で、奥宮は富士山の頂上にあることはご存じかも。

富士山の噴火口は禁足地で、内院は8合目の深さに当たるとか。

そんな訳で、現在でも8合目から頂上までの富士山頂は
浅間神社(せんげんじんじゃ)の所有地になりまんねんで。

(富士山本宮・浅間神社の拝殿)






(富士山本宮・浅間神社の 拝殿内部)


(富士山本宮・浅間神社の本殿)


(富士山本宮・浅間神社の 本殿を自撮り)


拝殿の後方に位置する本殿は二階建てのような特殊な構造。

三間社流と呼ばれる全国でも珍しい、お社になってまっせ。

(富士山本宮・浅間神社の ご朱印)


(浅間神社の 神紋)




(浅間神社 境内の枝垂れ桜)


前回に訪れた際は4月だったので枝垂れ桜が五分咲きでした。

今回は夏場なので、葉桜では趣として、やや劣りますかな。

(天皇陛下の和歌が記された絵馬)


(皇后陛下の和歌が記された絵馬)


楼門の左右に今回も掲げられてましたんや。

前回も気が付いてましたが同じ、お歌なのか
別の和歌なのかは、分かりませんでしたけど。

(湧玉池の標識)




富士山に降る大量の雪と雨は、やがて麓に至り
ここ浅間神社の境内に湧水として現れますんや。

水温は年間を通して13℃を維持しているんだって。

国の天然記念物に指定されている「湧玉池」でっせ。

(浅間神社の 湧玉池)








浅間神社の境内にはこんな石が置かれてましたで。

火山弾では、こんな大きいのは珍しいと書かれてますな。

(名勝 富士山の火山弾)


(南極から持ち帰った石)


(浅間神社の 鉾立て石)


鉾立て石は浅間神社の祭礼に際して、鉾を立てる石だとか。

(湧玉池から流れて 御手洗川=みたらいがわ)






(浅間神社の 境内の流鏑馬の像)


(浅間神社の 参道)


参拝も終わりましたので、遅めのお昼ご飯としまひょ。

二の鳥居の前にこんな横丁を見つけましたんや。

(浅間神社の門前 お宮横丁)






富士宮と言えばB級グルメで有名になりました「焼きそば」

画像は省略しますが大阪の「焼きそば」と味については
どっこい~ どっこい~ そんな感じがしましたけど。

(浅間神社 二の鳥居と自撮り)


(二の鳥居を ズームアップ)




ご当地で一世を風靡し大昭和製紙さんが寄贈されたんだ。

都市対抗野球でも優勝した、有名な企業でもおました。

現在は日本製紙という企業に統合されたようでっけど。

それでは今夜の宿へ向かうことにしまひょ。

(富士山五合目行の バスが発車)


(JR富士宮駅 長いプラットホーム)


その昔に、某宗教団体の貸し切り列車が発着したとか
現在は無用になつた、長いホームが残ってますんや。

参考のために大石寺というお寺で破門にしたとか。

(JR富士宮駅で自撮り)


振り返ったら富士山が姿を見せてきましたんや。

この時期は夕方しか富士山の姿を見ることが出来まへんな。

(富士宮市内から 富士山を撮影)




(スーパーホテル 天然温泉・富士本館)


今宵の宿は静岡県の富士市内のビジネスホテルでおます。

ひと風呂浴びてから駅前に繰り出すことにしまひょ。

(JR富士駅前の 居酒屋)


(さかなや道場 まぐろ居酒屋)


(静岡県内 漁港の標識)


本マグロと書かれているのに釣られて入店しましたんや。

少し高めでしたが初日なので、奮発しての夕食でおます。

(生ビールで お疲れさま~🎵)


(本マグロ 中とろ刺身)


(本マグロの 三貫盛り)


画像の左から、赤身・中とろ・大トロの 三貫でした。

やはり本マグロだけあって味の方は抜群でしたよ。

(富士市の マンホールの蓋)


(富士市内から 夕やみ迫る富士山)


初日はこんな感じで夜が更けてきましたんや。

次回は伊豆の国・一之宮である三嶋大社から
続いて相模の国・一之宮である寒川神社へ。

いよいよ~ 関東へ向かう、お話になりまんな。

ほな~ これで、さいなら~🎵