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海女さんとケンチャンの物語!(その2)

海女さんの一人が、焼きたてのアワビを私の前のプレートの上に置いてくれた。

軍手が1枚用意されている。熱すぎるからである。

少したってから、そのアワビを食べ始めた。焼きたてのアワビをいただくのは、生まれて初めて。

アワビの刺身の経験はあるが、コリコリしていてこれも良い。しかし、アツアツのアワビの方が断然美味である。

口いっぱいにほお張りながら、ビールを飲んでいたその時。

「ケンチャン、はい!、アワビだよ!」と別の海女さんの声。

ケンチャンって、誰???

常識的に考えて一人1アワビだと思ったが、午後の講演の謝金の一部がアワビに化けるといういわゆる1つのサプライズかとも一瞬思い、また小生はケンチャンではないという思いもあったが、その別のチャーミングーな海女さんが置いてくれたので「はあ、どうもです」と小生の返事。

一つ目がまだ完食できていないし、二つ目は私の目の前に置かれたまま。

すると・・・・、

どこからともなく「私のアワビがない!!」と悲鳴が。

一瞬、私が犯人に。

冤罪だあ!!

アツアツの二つ目のアワビをその方に、謝りながらお渡しした。一同そのやりとりに大爆笑。

後で考えた。

これは巧妙に仕掛けられた演出ではないかと。

海女さんのリーダーがターゲットを「ケンチャン」と呼び、別の海女さんが、意図的に二つ目のアワビを置くようにしているのではないかと。

海女さん、賢こ!かしこい!賢島!

確かに誰か一人がカモにされるが、団体全体の雰囲気が和むし、その場面が思い出として残るし・・・。

また、今回の「海女小屋体験」をして、新鮮な海の幸をお腹一杯になるまで味わいたいと思う。

費用は5000円だったと記憶しているが、3倍ぐらいの価値はある!

私は、N氏のご好意に甘えてしまった。N氏には、講演後の飲み会1、飲み会2まで面倒見ていただき、ありがとうございました。記して感謝申し上げます。

海女さんの皆様、いたいけなキョトンCを次回は、いじらないでくださいな。

そして、ケンチャンと呼ばれた方は、ご用心ですぞ!

この貴重な体験をプログラムに組み込んでいただいた、志摩市観光大使ボランティアを兼ねておられる、そしてヨン様家族の一員であられるS様(あとで名刺を見ると、M県ケアマネジャー協会の理事様!)ありがとうございました。

 

 

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