『比較福祉社会学の展開』2024年12月新発売!!2022年『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンCブログ!!
海のコミュニティと山のコミュニティ。
来年度の教材として使うためにNHKのBSハイビジョン?の番組を録画したものを夕方から見ていた。
1時間だろうと思ってみていたが、2時間番組であった。
小生およびうちのゼミで関わっている<仙台市若林区荒浜>の1年間を、2005年から1年間にわたって取材した番組である。
当然、東日本大震災の前の1年を通して美しい<荒浜地区>を撮影したものだ。
無理を言って昨年末にお借りしたものを、何と今日全編見ることができた。お正月も気になって少しは見ていたのだが、メモを取ることもなく
<漫然とちょっとの時間だけ>拝見した。
今日は、そのお借りしたDVDを明日お返しするために、コピーをしようと目論んだ。
目論みは見事に挫折。
コピー防止機能が付いている?
コピーできないのである。
残念。
明日お返しして、また春にお借りするしかない。
貸していただけるであろうか。
先ほど知ったばかりであるが、<荒浜地域>には、<貞山掘>という地域のシンボルがある。
また、年に1度秋に地元6つの町内会が争う運動会の会場<荒浜小学校>がある。
荒浜地区は、漁師の町でもあり、農家の町でもある。
漁師と農家が日々<おすそ分け>し合う姿がリアルに描かれている。
四季を通じて、地域が<一つのかたまり>として、動いている。
子ども達も、その<かたまり>の中で、すくすくと生活している。
東日本大震災でその海のコミュニティは完全に崩壊した。
蘇らない、甦れない<荒浜>、は今後どこを目標に、何を目標に歩んでいくのだろうか。
山のコミュニティは、高齢化が激しい。津波にあうことはないが、土砂崩れは起きるだろう。
おすそ分けができるような近隣社会も存在しにくくなっている。
自然災害は、いともたやすく、戦後から最近まで続いていた<コミュニティ>を破壊した。
自然災害に立ち向かう、<コミュニティの再構築>が急務であるが、それがいかにして可能か。
具体的な処方箋は、医者でも書けない。
番組タイトルは、<イナサ>。南東の風のことだそうだ。
この番組は、<風>がキーワードとなっている。
地域社会学、福祉社会学を学ぶものには、必視の番組である。
////////////////
昨日のアルコール
350cc の発泡酒
今朝の血圧と脈拍
右・・・125-80-71
左・・・129-77-78
1月27日(日)のつぶやき
やっと成績評価報告票が完成。 blog.goo.ne.jp/kyotonc/e/a806…
「やっと成績評価報告票が完成。」 blog.goo.ne.jp/kyotonc/e/a806…