甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

トンカツと揚げ出し

2020年09月20日 20時53分30秒 | ザンネン日記・身辺雑記

 写真は、2014年のロールキャベツの写真です。あともうしばらく、涼しくなってきたら、うちの奥さんもまた作ってくれるかな。今は暑いですから、とてもそんなの無理です。

 昨日の朝、突然奥さんに、「大阪に行こう」と提案して、強行して行って、今日の夕方には帰ってきましたけど、あまりに強行過ぎたのか、彼女はそのまま倒れこんでしまいました。母と何か月ぶりで向き合うのもしんどかったし、準備も大変だったし、大阪に着いてからも落ち着く暇はなかったようです。

 申し訳なかった。それで、夕方は、彼女は寝込んでたので、仕方なしに近所のスーパーに行き、何か買おうかとなりましたが、煮物が食べたいのに、そんなにいいものはなかった。それなら、自分で玉子焼きでも作ればいいものを、グータラなので作らなくて、結局トンカツと揚げ出し豆腐でした。それと、即席みそ汁、ああ、何たる貧弱な暮らし。

 彼女がいないと、私はこんな食生活になるらしい。いや、本気になったら、ちゃんとすると、強がっても、何の実績もないし、ゴハンさえ炊くのが面倒なはずです。

 そうか、それが私の暮らしなのか。一人で暮らすことはできないな。いや、そうなればちゃんとする。……、どうせ口先だけです。たぶん、何もしない。

 学生の頃、友だちがカレーライスを作ったというと、それだけで感動したものでした。彼はわりと自力であれこれ工夫していろいろ食べていた。

 私は、変な工夫はしたんですよ。インスタントラーメンの麺で焼きそばを作ってみようとか、焼きそばなら、焼きそば用の麺を買ってくればいいのに、インスタントラーメンをどういう水加減で焼きそばっぽくさせるかとか、変な研究をしていました。もちろん、フライパンからそのまま食べ、洗うのはフライパンだけでした。お皿って、持ってたっけ? とにかく、危ない食生活でした。

 だから、誰かがどこかに食べに行こうとか言ってくれると、ノコノコと着いていきました。自分からどこかへ行く。店を決めるのも、一人で行くのもできない根性なしで,めんどくさいから、すべてフライパンで作れるものを食べてる日もあったでしょうか。

 カップ何とかは、なかなか高価なもので、とても簡単には買えない贅沢品でした。いやはや、みみっちい生活していました。それと比べると、少しはましになったけど、奥さんが疲れたら、すぐに転落してしまう。

 私は、何を食べて行くのか。どれだけ自分で食べるものを作れるのか、これは今後の課題です。自給自足なんて、夢のまた夢です。

 そして私は、世の中のみんなが大好きなこと、キャンプとか、バーベキユーとか、焼き肉パーティーとか、実はあまり好きではないんでした。

 ああ、面倒だなといつも思っているし、いったいこんなところで私は何をしているんだろうという、ひねくれた気持ちがすぐ湧き上がるんだから、それはもうとんでもないヤツです。

 いつまでも変てこな焼きそばを食べておけ! みんなとメシ食うな! おしゃべりもするな! ひとりで酒飲んでおけ!

 ああ、私って、とんでもないヤツだ。……また、自虐だ。

 心の中は、とんでもないいじけた性格が広がっているみたいです。仕方がない。それも私。時々素直に目をキラキラさせるのも私。まあ、たいていはボンヤリしています。

 大阪から帰ってきましたが、静かな日曜の夜です。虫たちはあまり鳴いていないなあ。星も出ていません。



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