甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

やもりくんとともに

2021年05月25日 21時27分05秒 | 草にうずもれて

 ほんの少しだけ不気味だけど、うちのやもりくんです。本人だって、自分のおなか側から写真は撮られたくなかったと思うんだけど、今年初めて見たので、ありがたいことだと思って、撮らせてもらいました。

 こんな風にして、うちのまわりをガードしてくれているようです。ゴキブリなんかも食べるんだろうか。できたら食べてもらえるとうれしいけど、本人たちのためには何だか気の毒です。それよりはもっといいものを食べてもらいたい。とはいっても、蛾とか、昆虫とか、そういうものになるんでしょうか。

 それが食べ物として決められているのであれば、やもりくんもそれを食べざるを得ないんでしょうね。

 人間だって、いろんなものを食べています。ハチノコ、バッタ、もっといろんなものがあるんでしょう。昆虫食という文字を見ただけで、やはり私はドキッとしてしまう。まだまだ修行が足りなくて、食べられない気がします。

 でも、実は昆虫食は流行りなんですよね。困ったことです。

 それで、やもりくんは夜に家のまわりの虫たちを食べてくれる。他にもうちの庭を走り回っているトカゲ、カナヘビくんたちは、庭のいろんな生物を食べているようです。草食ではないらしく、肉食のようです。

 先日は、庭の草刈りをしていて、ヒョコヒョコ出てきたミミズを丸のみしているトカゲくんを見ました。あんな長いのをかまないでグビグビ飲んでたけれど、息苦しいよなあと、私は少し同情していました。もう少しオシャレに食べたらいいのに、何だかワイルドでした。

 いろんな生と死の興亡があるものだと、自分のことはそっちのけで見ていました。


 そしたら今日、仕事場の机の引き出しに小銭を探していて、たぶん、そこにあるだろうというところでチクッと刺された感じがありました。

 まさか、引き出しの中にハチ?

 と見てみると、そのまんま、何年か前に使った針が紙にさして置いてあって、間違ってその紙を触って、それでチクッ刺さったみたいでした。

 そんな、何年も使いもしないモノを引き出しに入れておくなんて、なんていう不効率、なんていうムダなことをしています。

 左手の薬指の先、爪のすぐ下にささって、しばらくしたら忘れていたんですけど、さっきお風呂に入っている時、どうして薬指の先が痛いんだろうと思ったら、それは今日のお昼のできごとでした。

 たくさん傷を負いつつ、たくさん忘れたまんまで、突然に痛みを思い出し、何があったかすぐに思い出せない、現実の痛みと過去のできごとが歪んでいて、私の場合はなかなかつながっていないんです。

 そして、あれ、おかしいなと思いつつ、何が原因なのかわからぬままとんでもなくなったり、いろいろするのかなとふと思いました。

 そう、トカゲのように、あまり何も考えないで、シッポがなくなっても、あんなに苦しい思いをしてミミズを食べたのもすぐに忘れて、また腹減った、ミミズ食べよう! みたいなことしていくのかな、という気がしました。

 何ごともつながらなくて、その場、その瞬間しかありません。腹減った。眠い。オシッコしたい。何だかイヤって言いたい。いいオッサンなのに、私はまるで赤ちゃん返りしているんでしょうか。

 いや、そうじゃないな。ただのボケのオッサンになってるだけで、そんないいものではありませんね。

 トカゲの方がまだましだし、やもりくんはもっとステキです。カッコイイし、かわいい。目もとてもつぶらな瞳です。

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