みみっちい私の情けない話

　今日２２時過ぎに帰宅しました。わりとぶっ飛ばして帰ってきたので、ビュンビュン感が体をめぐっていたました。自分の中ではカッコよくコーナーリングをしていたり、街の風景が次から次と流れていく感じで、それと家に帰ってからのモッサリした感じとのギャップで、わけもなく充実した気分でいました。

　今夜は、久しぶりにラベルの「ボレロ」をＢＧＭに選んだので、もう気分はジョルジュ・ドンです。ムクムクっとバレエしながらステップしているみたいにクルマは走りました。

　実際は、流れに合わせてそれなりに走っていただけなんですけど、気分だけはパリの凱旋門あたりのロータリーを音楽に合わせて走っている。

　今晩は、パリジャンだったんですね。



　そして、家に帰り、すぐにお風呂に入りました。シャンプーが切れていたので、詰め替え用のシャンプーを用意して、ボトルに入れ替えました。

　みみっちい私は、丁寧にしぼり出した後、ビニールの入れ物の中にお湯を入れて、残っているシャンプーを溶かして、ザーッと頭にかけました。ドヒャッとお湯に溶けたシャンプーが顔にも流れてきて、目が痛くなりました。

　油断していたのかどうか、ただのボケというべきか、シャンプーは右目に入り、痛くなりました。何度お湯をかけても、顔を洗っても痛さがなくなりません。

　だったら、もう目を洗うしかないのです。

　わかっているので、薄目をあけて目を洗いました、たぶん。

　でも、ついさっきまで目は痛かった。どうやら目の玉までシャンプーはやってきたようです。だったら、眼球についたシャンプーを落とさなくちゃ！

　それで、目を開いて水で洗った、はずなんですけど、まだ痛いなあ。

　ということは、目を開けて洗わなかったということなのかなあ。こんなオッチャンなのに、何をやっているんでしょう。これは大変です。ちゃんとしないと！