以前、住んでいない家の火災保険を払っていたことがありました。その時も、いつものことながら、自らのボケが怖くなりました。
洗濯機が調子が悪くなってたのは、もうだいぶ昔のことでした。洗濯は回っているのか、回ってないのか、そもそも洗濯とは、こんなにゆるい流れで回ることなのかと思っていたら、とうとう回る気持ちもなくなったようで、ダウンしてしまった!
いったい何年使ったことでしょう。モーターはヒタチということで、ヒタチの洗濯機でしたっけ。信頼してたのかなぁ。いやぁ、たまたまヒタチだったのか。二十年近くの付き合いでした。
脱水は、どこかがゆるいのか、やけくそなのか、脱水を始めたら、轟音が家の中に鳴り響きました。そうなると、何も聞こえなくて、ただ神様のお怒りがおさまるまで、私たちはただひたすら耐えるみたいな感じになりました。おそらく家の中だけではなく、ご近所に轟いていたんでしょうね。そして、早く終わってくださいと、お祈りするような気分だったのかな。
その脱水もできなくなって、とうとう洗濯機を買いました。もうずっと週末ごとに電気屋さんをめぐりましたが、決断したのはごく最近のことでした。
その洗濯機がうちに来たら、なんと、排水口がいかれていることが判明した。すべてはここから本体そのものもおかしくなったんでしょう?
本当に、どうなっているんだろう。どうしこんなことになるのか。
それはもちろん、私たちがグータラだから、日々のメインテナンスをおこなってないから、そうなるのです。……というふうに理解はしているつもりなんだけどな。
洗濯機探し、購入、水道屋さん探し、点検、もうそれにかかりっきりだったようです。
あれ、私は関係ないみたいに書いてますね?
そうなんです。電気屋さん回りには参加したけれど、水道の点検その他に関してはすべて奥さん任せにしていました。
「もう少し考えてよ!」
そう言われたけれど、「うん、そうやな。修理せなあかんな。」と、当たり前のことしか言わなくて、すべてをお任せしていました。ああ、この態度!
どうして、そんな、すべてを任せているんだ。自分で積極的に関わらなきゃいかんじゃないか!
はい、そうなんです。わかっているんです。でも、忙しいとか言いながら、何もしてこない、興味のないことは他人任せ、それが私の本質でした。
ほら、今も、こんなどうでもいい所で言い訳している。
本当に、役に立たない、肝心なところは抜けている、キリギリス野郎の私です。
今日も、せっかくの日曜だから、18キップの旅をするみたいです。
どこに行くの? ハイ、明智光秀が主役の大河ドラマがあるみたいだから、岐阜県の恵那市にでも行ってみます。明知鉄道に乗れたらいいけど、それは無理かもしれないから、中山道を歩いてみますか。
1 東濃を真冬のキリギリスは行く
2 洗濯機静かに動くお正月
3 お正月新聞配達やや寝坊
ゴハン食べたら、出発してみます!