ここ何年か、ずっと果樹園のオーナーになりたいと思ってきました。なかなかなれそうにありません。
カゴシマの家には、キンカンとか、ポンカンとか、カキとかあったみたいだけど、もう伐られたんだろうか。
そんな庭木じゃなくて、本格的な農園で、作業車で農園内を走り回るとか、そんなことを夢見たこともありました。
でも、どこにもそんな土地はなくて、買おうと思うから大変だけど、貸してくださいといえば、今の世のなかあちらこちらにあるのだと思われます。あとは私のやる気次第だと思われますが、いざとなるとしり込みするし、このままずっとオーナーにはなれないのかな。
かわりに、狭い自宅の中に、勝手に種から生えてきたビワ、サクランボ、アボカドそういうのを生やしていくだけでしょうか。
その時は本気で、ブドウ(たぶんデラウエア)、お茶、レモン、カリン、梅、ジューンベリー、ブルーベリーと、いろんな実のなる木も植えましたけど、梅だけはかろうじて収穫できるけれど、他は全く見込みがありません。そう、これは柚子の木? と半信半疑でトリたちが植えてった木も伸ばしていますが、これが実をつけるのはいつのことなんでしょう。
カリンとレモンは枯れました。日照時間の問題なんでしょうか。お隣りにおうちができて、陰になることも多くなって、彼て行きました。
ジューンベリーも少し危ない。ブドウはもうずっと伸び悩んでいます。ブルーベリーは一本だけだから、仲間がいないと育たないそうです。それに、すぐ隣に元気なアジサイがいて、夏の間はずっと圧迫されてるから、アジサイを植え替えなきゃいけないのに、ずっとホッタラカシなんです。
タイトルの四つの果樹、どれもうちにはありません。いつか、農園のオーナーになった時に植えるんだと思ってましたけど、どれくらいそういう木々の相手ができるんだろう。
いや、やりたいと思ったら、すぐにやればいいだけだから、要は私のやりたい気持ち一つなんでしょう。いつか、やりたいと思ってたこと、実現したいです。
大林宣彦さんの映画で、たぶん、「時をかける少女」だったのか、♬ももくりさんねん、かきはーちねん、なしのばかめはじゅうはーちねん、と歌うシーンがあったように記憶しているんですけど、まちがってたかな。
他の果樹もあれこれ合わせて歌ってくれていて、ためになる歌を大林さん作詞してるなと感心したことがありましたっけ。他の映画だったかな。
そのおバカな梨と同じくらいに、柚子は時間がかかるというけれど、今の世の中はそんなのん気なことをしていなくて、接ぎ木をするんでしょうね。
そしたら、わりとすぐに結果が出るみたいだけど、そんな苦労も楽しいと思うんだけど、基礎ができてないから、農業を学べるところに行かなきゃダメかな。まあ、今後のこと、考えたいと思います。
古本屋さんにもなりたい。カキも作りたい。私はゼリーみたいな干し柿も過ぎでした。ジューシーな干し柿もいいんだけど、カチコチの干し柿も食べたいね。もうなんだっていい感じです。そう、イチジクも作りたい。
そう、いつも食べてるヨーグルトに入れられる果物ばかリイメージしているみたい。何なんだろうな。ホントにおバカなのは私でしたね。