いつも通る道にダチュラは咲いています。何もかも遅かった今年の草花の最後を飾るように、今ごろ華々しく垂れさがっています。
アジサイとおんなじなのか、放っておくとどんどん伸びて、形が整えられなくなるのか、いつもこの道沿いのダチュラは、花が終わったら三分の一くらいの大きさに切り戻されています。
そこまでしなくていいのに! と、私は思いますが、木のオーナーさんは、ちゃんとダチュラのことを知り尽くしていて、花たちは咲きたくなったら、もとの三メートルくらいまで高さを回復させて、いくつもの花をつけているようでした。
今年は、夏ごろだったか、花が咲いていて、これで最後のダチュラなのかなと思ってましたが、冬の初めに咲き乱れることにしたみたいでした。
もう、いろんなところで季節のサイクルが狂いまくっているのかもしれない。
それで、一句ひねったんですよ。
1 明日は雨 冬のダチュラは うすきいろ
これだ! と思ったんだけど、写真を撮っている時に、そうでもないなと気持ちがふらついてきました。赤茶色? しおれた色? ああ、どうしたらいいんだろう。
2 冬ダチュラ 仕事の帰り日曜日
3 冬ダチュラ 誘ってくれる人はなし
最後のは、昔、ダチュラはエロチックな花でもあるんだよ、とかいうのを読んだ記憶があったので作りましたけど、説明不足だし、訳が分からない。