四時頃、十六夜の月が出てるかな、それとも雪かなと目が覚めました。すると、月は出ていないみたいで、前日のような明るさはありませんでした。
十三日未明は、それはもう明るくて、本でも読めそうな感じだったけれど、もう少しあたたかだったら、散歩でも行きたいくらいだったのに、今朝の未明は、寒くて、またも寝てしまいます。
それから3時間しっかり寝て、目覚める直前には変な夢を見ました。
ヨーロッパの街、ベルギーかルクセンブルグか、とにかくどこかの街中にいました。大きな広場があって、広場を囲む建物群には大きなモニターなのか、それとも映像を映しているのか、次から次と子どもたちの顔や絵みたいなのが浮かび上がります。プロジェクションマッピング?
もう私は興奮して、このお祭りみたいなところを写真を撮ったり、落ち着かずに動き回ります。そして、一緒にいるはずの奥さんは、南の島の王様・ラドニス二世に見初められて、「あなたはとても素敵な女性だ」と言い寄られています。王様は冒険ダン吉みたいなかっこうだったかなあ。
「まあ、ウチの奥さんは大丈夫! それにしても不思議な王様だ。奥さんにはおもしろい体験かな?」とか思ったのか、いや、そんなことより目の前のころころ動いていく光景に心奪われて、肝心の奥さんをそのままにしてしまいます。……起きた後、どうしてヤキモチ焼かなかったんだよと自分が情けなくなりました。体を張って変な王様から彼女を守らなきゃいけないのに、目先の写真を撮ることばかりに夢中になるなんて、起きた後、目覚めが悪かったのです。それで、奥さんのフトンの中にもぐりましたが、すぐに追い出されてしまいます。そりゃ、わけがわかりませんよね、ウチの奥さんにしてみれば……。
「うわあ、すごいなあ」とかなんとか言いながら、私はヨーロッパの街を撮り続けていました。それほどに興味のひかれるお祭りみたいだったんですけど、まつりそのものはどんなだったかわかりません。とにかくたくさんの人々が広場を行ったり来たりしていました。
あちらこちらで変なイベントが行われていて、男の子を丸刈りにして、「ヤマダを探せ」ゲームをしよう! とか、みんなが変なことをあれこれしている。何だそれ……。
「それにしてもウチの奥さんはどうしただろう?」と思ったら、夢の中の奥さんと話ができて、
変な王様のところからもどってきた。贈り物をくれるというから住所は教えてきた。という話を聞きます。何かもらえるのはいいけれど、ウチの奥さんを奪われたら困るなあ、と思ったら、目が覚めました。わりと明るい午前七時すぎでした。
あれまあ、ウチのおくさんも、見る人から見たらステキなんだ、こりゃ大事にしなきゃと思って、今はしみじみしています。
奥さんを大事にしなさいという警告夢でしたね。せいぜい大事にしようと思います。
十三日未明は、それはもう明るくて、本でも読めそうな感じだったけれど、もう少しあたたかだったら、散歩でも行きたいくらいだったのに、今朝の未明は、寒くて、またも寝てしまいます。
それから3時間しっかり寝て、目覚める直前には変な夢を見ました。
ヨーロッパの街、ベルギーかルクセンブルグか、とにかくどこかの街中にいました。大きな広場があって、広場を囲む建物群には大きなモニターなのか、それとも映像を映しているのか、次から次と子どもたちの顔や絵みたいなのが浮かび上がります。プロジェクションマッピング?
もう私は興奮して、このお祭りみたいなところを写真を撮ったり、落ち着かずに動き回ります。そして、一緒にいるはずの奥さんは、南の島の王様・ラドニス二世に見初められて、「あなたはとても素敵な女性だ」と言い寄られています。王様は冒険ダン吉みたいなかっこうだったかなあ。
「まあ、ウチの奥さんは大丈夫! それにしても不思議な王様だ。奥さんにはおもしろい体験かな?」とか思ったのか、いや、そんなことより目の前のころころ動いていく光景に心奪われて、肝心の奥さんをそのままにしてしまいます。……起きた後、どうしてヤキモチ焼かなかったんだよと自分が情けなくなりました。体を張って変な王様から彼女を守らなきゃいけないのに、目先の写真を撮ることばかりに夢中になるなんて、起きた後、目覚めが悪かったのです。それで、奥さんのフトンの中にもぐりましたが、すぐに追い出されてしまいます。そりゃ、わけがわかりませんよね、ウチの奥さんにしてみれば……。
「うわあ、すごいなあ」とかなんとか言いながら、私はヨーロッパの街を撮り続けていました。それほどに興味のひかれるお祭りみたいだったんですけど、まつりそのものはどんなだったかわかりません。とにかくたくさんの人々が広場を行ったり来たりしていました。
あちらこちらで変なイベントが行われていて、男の子を丸刈りにして、「ヤマダを探せ」ゲームをしよう! とか、みんなが変なことをあれこれしている。何だそれ……。
「それにしてもウチの奥さんはどうしただろう?」と思ったら、夢の中の奥さんと話ができて、
変な王様のところからもどってきた。贈り物をくれるというから住所は教えてきた。という話を聞きます。何かもらえるのはいいけれど、ウチの奥さんを奪われたら困るなあ、と思ったら、目が覚めました。わりと明るい午前七時すぎでした。
あれまあ、ウチのおくさんも、見る人から見たらステキなんだ、こりゃ大事にしなきゃと思って、今はしみじみしています。
奥さんを大事にしなさいという警告夢でしたね。せいぜい大事にしようと思います。