私は好きでも、トリたちは私のことなんかなんとも思っていない。
去年の秋、金毘羅さんで鳥たちと交流できたと思ったのに、あれは幻だったんですね。
私の知り合いで、職場で鳥のヒナを発見して、ツバメの巣に帰してあげようとしたら、親に落とされたから、仕方なく自分で飼ってあげることにした人がいます。
彼女は、職場に持ち込んでヒナを育て、手にフンをされても、じっと耐えてエサやりを続けているようです。
てっきりツバメのヒナだと思っていた、彼女は言います。でも、見せてもらったら、ツバメのヒナではなくて、スズメのヒナのようでした。そりゃツバメとしても、人間にスズメのヒナを押し付けられたとしたら、当然巣から蹴落とすだろうと思いました。
そりゃ、そうでした。それを気づかない人間の方がどうかしていたようです。彼女は少しとぼけたところがある人でした。
先日、散歩をしていたら、田んぼのアゼのところに並んでいるカモたちを見つけました。みんなじっと東の空を向いて一心に何かを見つめていた。一羽だけはぐれ者がいたけれど、この初夏に鳥たちはどうしてこんなところにいるんでしょう。
何だか不思議でしたよ。
ムクドリも最近見ました。なんと近くで撮れたのでしょう。びっくりするくらい近い。
そして、キジのご夫婦も見かけました。キジのオスは、彼女をかばうためなら、わりと大胆に道を歩いて見せたり、奥さんを逃がしてやらなくちゃという気持ちが前面に出ていました。キジの男は見直さなくてはならない。
そんなこんなのトリライフです。お仕事しなくちゃね!