甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

1970.6月の父の休日

2017年12月01日 09時47分36秒 | 父たちの日記やことば

1970.6.8 月曜  晴れ
 子どもらが登校したら、なんともの静かでしょう。切手を買うため早く郵便局に行ったけれど、発行日をまちがえていて、あら、情けなや、どういうことでしょう、お父さん。
(6.15に万国博の第二次切手が発売されていて、それを父に頼んだんでしょうけど、1週間早く来てしまったようです)



この小型切手シート持っていましたが、もうどこかへ行ってしまったなあ。残念。この銀色の屏風が酒井抱一だったんですね。当時の私は銀色だから、何だかガッカリしたんです。小学生をだますには金色でなくてはね!


 横になっていたら、9時過ぎに子どもたちの預金をしにいくのでした。十時よりパチンコ行ってますといったところ。会社の同僚に会う。彼はどうだったろうか。もう、いない。
十三時まで(パチンコで)遅くなりました。

 急いで帰ると、下の子にスーパーで逢う。一緒に帰るのでした。

 十四時前、妻が帰ってくるのを迎えがてら、キングスポーツ店前にて待っていた。二十分。下の子のバットを買って頂く。下の子は大喜びです。帰って早速下の子にせきたてられて広場へ二人で行って野球する。上の子がいないせいか、下の子元気なし。

 十六時過ぎ家に帰る。また、下の子と金魚すくいに行く。一匹もらってきました。一匹いたのが、二匹になったので、下の子も満足である。

 風呂(銭湯)に行く前、上の子とキャッチボールをする。風呂へ十七時すぎ、上の子と行く。下の子も僕らのところが良いとかで(母と一緒の女風呂から)来る。帰りは三人です。

 夕食後、テレビ見ながら、トランプ遊びもする。

 横になって(みると、トランプを)遅くまでになりました。二十二時半寝ることにした。




 仲のいい夫婦だったんだなあ。どちらかがいないと、どちらかが子どもたちを連れて迎えに行ってたりしたんだから、小さな世界の中で、なるべくすれ違わないように、いつも相手を意識して、ひそやかに生きていたんだなと思います。

 今の私たちに、父や母のようにドキドキしながら迎えに行くとか、あるかなあ。

 ないような気がする。父や母たちよりもラブラブ度が低い気がする。今からでもせいぜい頑張ります。




★ 父たちのこと、少し思い出しました。ああ、いっぺんに1970年的気分です。でも、あの時の心細さやあの時のヤンチャクレな気分はありますか? なかなかよみがえりませんね。ホワッとした気分だけです。

 父はホントに母を愛していたんでしょう。母もそれに答えていたし、今も父を支えに生きています。

 私はどうなんだろう。ちゃんと奥さんを愛しているかな。二人のつながりは最高だ、という思いもあったけど、今はどうだろう。確かめないといけないし、私という人間が信用できないですね。もっと自分を見つめないといけません。何も悪いことはしていないし、奥さんを愛してますけど、それだけです。もっと自分が他人に何かをしてあげられる広がりを持たなくては! 自分のことばかり考えるエゴイスティックな自分しかない気がする。

 反省します。(2018.12.2)



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