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たまたま目が覚めたら、四時過ぎだった。何時間寝た? 五時間くらいか。もう少し眠れるはずだけど、なんだか寝れない、なんて思う。
たぶん、気のゆるみがでてるんだろう。朝になったら仕事に行かねばならなかったら、意地でも寝るのだろう。何てことだ。一度緩めたら、踏みとどまれないのだろう。
人なんて、そんなものなのか。私も人並みということか。
外は明るい感じで、障子の向こうに光があるみたいだった。月が南から照っている気配があった。満月は過ぎたんだろうな。寒いから月を見ようなんていう心も起こさずにふとんの中へ戻った。
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気づいてみると、風も吹いているようだった。昨日は春一番も吹いたぞ、南風から一転して北風の西高東低の冬型の気圧配置になるぞ、福岡あたりでは三月中旬の気候だ(12日の昨日?)などということだった。
確か、昨日クルマの中で気温を見たら、マイナス1℃だった。こんなの久しぶりだ。寒いんだなと思ったんだった。
昨日、なにが春一番なのか、あまり感じないままに家に帰り、音だけで雨を知り、今ごろあんなに降っているのか、とよそ事に聞いていたけれど、夜中に起きた自分としては、朝になったら穏やかになってくれと祈るような気持ちではある。
雨は上がるのかもな。風は吹くんだろうか。月は寒くて見られないし、覚悟を決めて外に出ても、西の山のほうへ消えてるかもしれない。
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風の吹く夜明け前だ。もう一度寝るだろうか。それは本読んでからにしよう。岸田劉生の晩年のことを読んでいるから、あと数十ページ読めたら考えよう。