甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

2018年の12月末 旅のメモから

2024年09月26日 20時49分22秒 | あこがれ九州

2018年12月31日 3:35am 眠れなくなって、とうとうフトンから飛び出た。しばらく、体が冷えて寒いくらいになるまで起きていようと思う(この時は指宿の家の中にいました)。

 少しお腹もすいてきたけれど、そこは我慢して、とりあえずメモを打ち込んでおこうと思います。まあ、どうせたいしたことは考えていないけれど、書いておきますね(と、自分に呼びかけているようです)。



12月27日 7:35am 多度津駅に停車中の電車内にて
 (18キップで普通電車で移動しているので)今治、松山にいつ着けるのか全く不明。そのうちにたどり着くと思うけれど、道のりは長い。重い荷物を背負って歩くのはリュックがかわいそうで、自分の背骨や腰も心配で落ち着かない。

 この駅で停車中に奥さまが作ってくれたオニギリを食べた(26日の夕方に作ってくれたものだ)。みさきちゃん(がくれた)シェルレーヌも食べようかな(と書いたのに、結局臼杵まで食べなかった。みさきちゃんというのは、知り合いの女の子で、珍しくオッサンにプレゼントしてくれたらしい。)



12月27日 8:59am 観音寺の港へ(駅からずっと西の方の海をめざして)歩いたが、達成できず。(駅に戻る道を)違うルートで歩いてみたら、意外と遠回りになってしまって、乗らなければいけない電車に乗り遅れそうだったが、駆け込みセーフで、西条行きの普通電車に乗る。いつ西条に着くんだろう。トイレはどうする。汗かいた。……こんなことばかりして乗ったり、フラついたり、無目的に歩いているみたいです。



12月28日 13:14pm 大洲駅にて
 くもり空、雪もチラホラ、女子高生はみんな制服、天下の大洲高校あり。「おはなはん」(樫山文江さんがデビューしたNHKの朝ドラ)のテーマ音楽が町のお昼のチャイム。……どうして「天下の」と付けたのだろう。意味不明です。

 中江藤樹先生は、15~27歳まで大洲にいたそうです。藤樹先生は何をした人? よくはわからないけど、たくさんの人に支持された人だ。肱川橋は工事中だし(この夏の豪雨で被害を受けたらしい)、ここらあたりは盆地で、降る時は40cmも(この冬だって雪が積もるのだそうです。お城の受付のおばちゃんに聞きました。



12月28日 16:04pm 八幡浜と臼杵間のフェリーの中
 二等席、若者二人はトランプを気合いを込めてカードをおでこに掲げ、お互いの数字をあてっこするゲームをしていたのに、今は寝転がっている。先ほど電話をしているのを聞いていたら、二人は宮崎の若者らしい。友だちと駅で会う約束をしていた。……仲良しの二人だったんだな。こんな遊びをしながらフェリーに乗る若者がいたんだなあ。

 私は本を読んでいるつもりだったが、寝転がっているうちにストンと寝たらしい。

 あと何分(このフェリーに)乗るんだろう(結局、それから1時間くらい乗っていて、17時前に臼杵の港に着いたのだった)。

 九州が(水しぶきが吹き付ける窓の向こうに)見えてきた。うねりが心地よい感じ。

 この若者たちはJRで帰るんだろうか(駅まで迎え云々を話していたわけだから、多分そうだ!)。四国で何をしてきたんでしょうねえ。私は大分で何を食べるんでしょう。昨日は失敗したかな。昨日食べたのは松山の官庁街近くだったもんな。いい食べ物屋さんに出会えなかったのも仕方ないよ(そうだろうか。私は一人だとあまりステキなお店に出会えないですよ。というか、怖じ気づいちゃうのかも)。



 海はすごい。生き物みたいだ。波の一つ一つも生きているし、海全体も意志があるみたい。そこに船を出すというのは、すごく勇気の要ることだ。私にはできません。私は地べたをはいつくばっているんだからね。このうねりがたまらない。風は確かに強いが、船は堂々として進んでいる。乗っている我々はユラユラ揺さぶられている。

28日は臼杵にお泊りして、次の日に指宿に着いたんだったかな。のんきな旅をしていたようです。すべてコロナ前で、何も思わない普通のひとり旅だったのか……。今もこんなことできるんだろうか? やりたいけどな。




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