
今年の春、モクレンはあちらこちらで見ました。たぶん、意識しているから、必死こいて見ました。黄色いモクレンも、紫ががったモクレンも見ましたが、やはりモクレンは、白い花にゾクッとしました。
そのころは、杉花粉のピークではあるわけですが、どういうわけか、写真を撮っているときはアドレナリンが出て、アレルギー症状を抑えてくれてたような気がします。
キレイなモクレンに心を洗われるような、ドキッと胸ときめくような、そういう感じをずっと味わってきました。
1 白モクレン 思い出は空へ消えて
2 白モクレン 淡々と過ごす朝の否定
イマイチ意味のわからない五七五になりました。ああ、俳人としてもダメな私です。

私は、タロウさんが好きなのに、太陽の塔も好きなのに、とてもタロウさんにはなれそうにありません。爆発していないし、少ない才能を育てていないです。……今さら私の才能なんて伸ばしてもしょうがないですけど、諦めないで、つまらない五七五書いていきます。

カネゴンも好きでした。さっきのタロウさんとよく似た感じ、よく似た夕陽で撮りました。そうです。私は、つまらない写真家でもあったのです。せいぜいこれも撮り続けていきます。

最後に、もう1枚、もうまわりで見かけなくなったモクレン。本当に、信じられない光景です。どうしてこんなに神々しいのか、もう信じられない光と影です。
3 モクレンや メールを友へと 送る
4 モクレンや パルミラ神殿のがれき
5 モクレンや 何にもできていないわたし
6 モクレンや 宿題は 手つかずのまま
★ 熊本が大変なことになっています。どうして救助は進んでないように見えるんでしょう。
あまりに広域で、あまりに続いていて、落ち着いて活動できないし、自分の位置を確保するのに手一杯なのかもしれません。
やはり、地の神様が落ち着いてくださらないことには、私たち人間は安心できないです。