◆ 嘉手納の空
1 冬の蚊や二時間ごとに大イビキ(2005/12/12)
今朝も、6時過ぎに二度寝に入った途端に、ヤツはやってきて、「早く起きろ」と起こしに来ました。フトンかぶってやりすごしたけれど、ついさっき壁で休憩していたので、やっつけてやりました。血を吸って卵を産もうと考えていたと思うのですが、やっつけてしまった。その血の色の赤黒いこと……!
2 初雪や会議終わって飲む珈琲(2006/2/6)
七年前は会議も白熱していました。今の職場はあまり会議が盛り上がりません。過半数を獲得した自公政権のように、適当に会議の時間を過ごして、どんどん採決していくような感じです。もっと話し合わなきゃいけません。まるで結論が見えているから、話し合わないのだと思われますが、わかっていても、議論をふっかけるような会議があればいいのになあと思います。
3 冬の雨嘉手納の空に機影なし(2006/12/14)
嘉手納基地は今も健在です。もちろん普天間基地もまだあります。ボクらは、沖縄の基地問題に無関心すぎます。何とかならないのかと思いつつ、だれかが何とかしてくれるだろうという人任せの態度でいます。基地をなくす方向に千円とかで募金できたり、米国の人たちと議論したいです。でも会話ができませんね。会話ができなくても、ジェスチャーででもわかってもらいたいなあ。
4 特攻が冬も行われたとは知らず(2007/1/5)
5 灯り消しガマのできごと聞く秋や(2009/11/6)
沖縄に行くチャンスがあって訪れ、ガマをめぐり、単純に感想をのべた俳句と、城山三郎さんの作品を読んで、冬の特攻にほとほとどうしてそんなムチャな作戦を立てたのかと、当時の首脳部がうらめしくなります。真剣に考えた上での戦略だったとは思えません。時間つぶしというか、本土防衛のための準備をするための米軍へのいやがらせだったのか、もうムチャクチャなことを考える首脳部のみなさんたちです。今もそれほど変わっていないような気がします。多少ソフトになり、選挙の時にはペコペコしますが、心の中はまるで七十年前と同じ首脳部のような気がします。こわいし、情けない。でも、まだ議論しよう! なぜなのか知りたいという人たちがいてくれるから、少しはましかな?
6 時計草切られて根元だけとなる(2011/11/21)
昨年までは時計草(パッションフルーツ)の花が咲いてました。今年は苗を買わなかったし、去年の苗も死んでしまったので、宇宙船みたいな花の咲く時計草を見ることができませんでした。来年は植えようかな。来年は2月の冬季オリンピック、6月のワールドカップと、楽しみが前半にあります。夏から秋は時計草かな。
7 杉玉や大吟醸で散歩する ……意味がわかりませんね。あまりに近いモノをくっつけすぎです。
8 冬の暮れ散歩の人の好奇の目 ……電車オタクの私が、変な目で見られたというだけの内容です。イマイチですなあ。困ったねえ。最近、本当にダメな感じです。