甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

ジャンボフェリーで四国へ渡る!

2018年12月27日 20時25分22秒 | 四国へ海を越えて

 ナンバに着いたのは、何時ごろだったかな。まだ時間がありました。大きな荷物をしょっているのに、道頓堀に出かけたら、きれいな夜景が撮れるかな、といういつものスケベー心がムラムラと湧いてきました。

 でも、そこは抑えて、とりあえず神戸の三宮にいかなくてはならない。そっちに行ってから、ゆっくり船に乗る算段をすればいいやと、そのままナンバの駅から阪神電車を乗り継ぎました。

 近鉄も21時過ぎというのに、たくさんのお客さんが乗っていました。阪神電車はもっとたくさんのお客さんがいました。あまり酔っぱらった人はいなくて、みんな仕事か、何かの用事がある様子です。オッチャンだけじゃなく、若い女性もたくさん乗っていた。変なリュックを背負っているのは私くらいのもので、ひとりだけ浮いていたし、電車の邪魔でしかなかった。

 なるべく人に迷惑にならないようすみっこにいたつもりですけど、帰宅するみなさんにとっては異質な存在でした。三宮は地下街もすべてお店は閉まっていて、それなりの時間になっています。前に深夜のフェリーに乗る時に三宮から直通バスに乗りましたけど、前回はバスの混雑度が高くて、とてもしんどかったので、歩いても20分程度なので、三ノ宮駅から海側にまっすぐ伸びるフラワーロードを歩くことにしました。



 不思議なもので、海側に向かって行く人はそれほどいないのに、海側から帰ってくる人は何組もいて、みんな今まで何をしていたのか、それはわからないけれど、そこもみんなONの人たちで、私みたいなOFFの人はあまりいなかった。

 男女入り混じった若者の集団にも出会ったけれど、この人たちは楽しそうだったから、まだこれから何かイベントでもあったんでしょう。駅でお別れするとか、誰かのおうちになだれ込むとか、行きつけのお店に行くとか、そのグループならではの楽しみがまだありそうでした。

 1日もあと1時間ほどで終わろうとしているのに、まだまだ終わらない人たちがいた。

 私は、もうすでに1日は終わっているのだけれど、明日につながるために25時発のフェリーに乗らなくてはなりません。そんなに寒くありませんでした。

 高速の下では、明りが煌々とついていて、23時近い時間なのにアイスホッケーの練習をやっていました。さすが、神戸の街中です。こんな夜中にアイスホッケーの練習なんて! どんな人たちがやっているんだか、私はとにかく明るいから有り難いと思いつつ、フェリーの埠頭にたどり着きました。

 ……お化け屋敷みたいな神戸税関の写真になりました。ただ私がへたくそなだけです、念のため。


 チケットは一番乗りで買い、乗れることが確定しました。とはいうものの、出発は二時間後で、仕方がないので港のあちらこちらをフラフラすることにしました。

 神戸のポートタワーの方に歩いていきました。ほんの十分程度でたどり着けるところです。でも、港なので人がおらず、街灯もなく、薄暗いのです。まるで白黒映画の主人公になったような気分です。

 トラックも通らず、クルマも幹線道路からは一本ずれているので、高速道路とその下の国道はバンバン走っているのに、それと平行している海側の道はとても静かでした。

 向こうは西日本につながるけれど、こちらはすぐ海にぶつかる道なので、深夜に走るクルマたちは通りません。その代わりに、港に停泊している船が発見できました。突き当りはすぐ海になっていた。

 帆船の日本丸。乗組員は、もう寝ているのかもしれない。でも、停泊しているので、明かりはついていました。



 その反対側には、これも客船らしく、銀河丸とありました。



 今は眠っているけれど、朝になれば、これらの船はまた活動しなくてはならない。今だけの休息であり、私は今、ほんの数時間だけ船に乗らせてもらうため、ここに来て、少し時間があったので、写真を撮って遊んでいた。

 すぐに時間は着て、二回目の慣れたところで、スンナリ前の方に並び、前回と同じような座席で仮眠することにして、私は時間前に船に乗り込みました。

 本も読まず、デッキにも出ないで、ひたすら眠ろうと努力したんですけど、うとうとしたくらいで、あまり眠れないまま(時々は意識はなくなりました)、ジャンボフェリーの歌で起こされて、高松東港に着いたのでした。

 若かったら、寝過ごして小豆島まで行けたんだろうけど、ぐっすり寝込むことができなくて、簡単に目が覚めてしまいました。残念ですけど……。


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