甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

藪から、焚火から 暮らし09

2018年02月18日 14時24分36秒 | 暮らしとことば

 1973年のNHKの大河ドラマは、司馬遼太郎原作の「国盗り物語」でした。斎藤道三が平幹二郎さんで、なかなかのはまり役でした。あんな見事で達者な人がいたら、流れ者から大名にまでなれるかもしれない、という気にさせるほど上手に演技されていました。

 織田信長は高橋英樹さんで、今も現役で役者さんをされています。当時はこれまた私の信長像を決定づけてしまうほどの印象がありました。よく見る信長さんの肖像よりもがっしりしていて、顔もあまり似ていないような感じなのに、肖像の方がニセモノで、本物はこちらだったのではないかと思いました。

 その信長さんが、ムチャクチヤなことを家来にも、敵にもしてしまう。ドラマではそのような細かなムチャクチャは取り上げなかったけれど、記録として残っていますから、何だかこわいし、今思えば、そのような天才にはつきあいきれない感じです。(2017シーズンの大河の信長は海老蔵さんでした。武蔵よりもこわかったですね。彼にはつらい1年だったろうに……)

 オッサンになった今、自分を見てみると、変なオッサンではあるけれど、一般的なオッサンの部類の中には入ると思うし、絶対に天才ではない。若い頃なら、「自分は何かの天才ではないか」と思うこともできますが、オッサンの今は、天才よりもふつうの人とつきあいたい感じです。天才はこわいし、その人に権力があるなら、すぐに怒られてしまうかもしれない。まあ、凡才ナンバーワンの私なら、ヘコヘコしながら文句も言わずやっていけるか? できたらそんなストレスはない方がいいです。



 そして、羽柴秀吉が火野正平さんでした。彼の現在の事務所の先輩が近藤正臣さんで、2人がやがて対決することになるなんて、おもしろいしかけです。とにかく、正平さんはここで新しい秀吉像を築いてしまう。従来の重厚長大の秀吉ではなくて、あくまでも軽いけど、気の回る、気配りとアイデアの秀吉さんを演じていました。

 それもまあまあ好きだったけれど、「柔道一直線」で近藤さんを知っていた私は、何かと光秀役の近藤さんが、信長さんにスカウトされて、できれば本能寺の変を起こさないで、一緒に天下を取って欲しいような思いで見ていましたっけ……。

 近藤さんになのか、光秀さんになのか、よくはわからないけれど、肩入れしていたのは確かです。その光秀さんが農民たちに襲われて亡くなってしまうのは、何だかザンネンでした。上手に琵琶湖の坂本にまで逃げ落ちて、籠城するとか何かできればよかったのです。でも、誰も味方はいないわけで、光秀さんを倒した人が信長さんの権力を引き継ぐ仕掛けですから、とにかく誰かに倒されなきゃいけなかったのでしょう。何だか残念です。



 というのを初出の時に書いていました。さて、今は2018年の2月です。ピョンチャン・オリンピックみたいなのをやってますよ。私はほとんど見てないけど、うちの奥さんは見ています。時差がないので、ずっと朝から晩まで見ることができて、彼女には得なのやら、疲れるやらでしょう。お昼のフリースタイルスキーはさすがに見ないみたいでしたけど……。
 

* 空欄に適切な道具・日常にある物を入れて見てください。

81【(ふ    )に掛ける】……より分けて、使いたいものを選別する。

……粉などを選別する道具は? 大粒の物が上にとどめられて、細かな物が下に落ちます。

  
82【(      )に振る】……努力や苦心の結果を無駄にしてしまうこと。
……自分の人生をそこへ引っかけたままにした? 安部公房さんはこれにこだわった人でしたね。 ←私もおもしろいこと書いてます! こじつけなんだけど……。

83【(      )を高くして寝る】……心配が何もないこと。安心して寝る。
……頭をのせるための道具。昔のお武家さまはどうしてあんな高い物が必要だったのか不思議です。  

84【身から出た(      )】……自分のしたことの結果として、自分が苦しむこと。
……鉄に付着するつまらないものは? 体からアカじゃなくてこんなものが出るんですか、おもしろいです。

85【身も(   )もない】……外にはっきり出しすぎて味わいがないこと。
……中身とセットになるものは? 器の上に来る物は何でしょう?

86【昔とった(   )】……過去に鍛えた腕前。腕に覚えがある。体で覚えたものは簡単には忘れない。
……それを使うにはコツがいる道具の持つ部分の名称をお答えください! お餅を作るときに使う道具です。

87【目を(   )のようにする】……目を大きく見開いて神経を集中する。
……まん丸くする、その目の形からこのことばができたのでしょうか? これも器ものです。

88【(も      )】……評価の基準。「自分の――で判断してはいけない。」
……結局、人は自分の基準でしか物事を判断できないところがありますが、他人の度量や人柄の善悪をはかるときに使う道具は何ですか? そんなもので計ろうとするから無理が生まれるんですけどね。

89【焼け(     )に火がつく】…一度別れた男女がもとの関係にもどる。
……燃え尽きた恋愛関係には、愛情のかけらもないと見るのは他人の視点であって、当事者同士は、どんなきっかけで再燃するかわからない、というのが愛の世界なのかなあ、私は実感はないです。とにかく、たき火をして残った物にはどんな物がありますか?

90【薮から(       )】……意外なところから何かをされること。
……動物だったら「ヘビ」ですが、道具だったら何ですか? それで人を突くのかなぁ。明智光秀さんは「藪から竹槍」だったんではないですか。何だかかわいそうです。

91【割れ(       )にとじぶた】……どんな人にもふさわしい配偶者が存在する。
……「ふた」とセットにするものは何ですか? まるで私たち夫婦みたいなものだ、としみじみ思って納得しています。



★ 答え 80・引き金  81・ふるい[篩い]  82・棒
    83・枕       84・錆(さび)   85・蓋(ふた)
    86・杵柄(きねづか)   87・皿    88・ものさし  
    89・棒杭(ぼっくい)  90・棒   91・鍋


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