
正月の二日、ナンバに出かけました。日本橋とか、歩いたんですけど、何も見つからなくて、騒がしい街にこれ以上いたくないと怒ってしまいました! それから、バスに乗るのもイヤになって、歩いて家まで帰ってきました。
表紙は、難波八阪神社の拝殿です。大きな獅子頭になっています。本殿は、もうすごい行列で、お参りするのに30分かそこら待たなくてはならなかったみたいで、もうペコリと心の中でお参りして、そのまま歩いていきました。とにかく、私の大阪の家は西にあるのです。海に向かって歩かなくちゃ!

ということで、環状線の高架をくぐり、その下の変な看板の写真を撮り、ここはお店なんだろうか? 飲み屋さん? いや、もっと怪しい店に見えますね。
南海電車の忘れられてる路線、天下茶屋から汐見橋を越え、川のそばまでやって来て、木津川水門を見上げ、

ここ、知り合いの方が作ったとかいう話は聞いたことがありますが、まさかその人単独の力でできるわけはないから、その方はどういう面で貢献したのかしらないけど、とにかく、何かこのプロジェクトに関わったんでしょうね。
でも、せっかく作ったのに、この水門が活躍してるのを見たことはありません。まあ、そういうのをわざわざ見に行く余裕はないから、この水門、できたときからずっと動いてないのかもしれない。時々は動かしているんだろうか。だったら、みんなに宣伝して、何日に試運転しますよ、と教えてくれたら、たくさんの水門ファンは見に来ると思うんだけどな。
管理しているのは、大阪市なんだろうか。大阪府なんだろうか。とにかく税金を使って作ったんだから、みんなに宣伝してくれたらいいのにな。

お正月なのに、川の端を自転車で行ったり来たりしているおじいさんがいました。私だって十分怪しい、正月なのに、ひとりでボソボソ歩いている変なオヤジでしたけど、このおじいさんは目的があるのかないのか、それがよくわかりませんでした。
私だって、人が見たら、どうしてヘコヘコ歩いているんだ。どこをめざしているんだ? まるで、わからなかったでしょうけどね。

さあ、とうとう黄昏の渡し船乗り場に着きました。西日も力がなくなっている。16時半だったかな。ということは、ちょうど15分ごとの運行の便が来るところでした。
私が乗り込む側は、小さな男の子とそのお母さん、そのオジイチャンの3人と私だけでした。向こうからは数人。やはり、正月2日から渡し船に乗ろうという人は、そんなにいないみたいでした。
私は、それから、近所のブックオフに行きました。それで、バックストリートボーイズのベストアルバムと、イーグルスの変なギタリスト・ジョー・ウォルショの知らないアルバムを買いました。2枚で800円くらいだったかな。
いっぺんに幸せな気分になれました。何なんだろうね。歩いたから、よかったのかなぁ。