いつも撮りに行くサクラ、木曜日の夕方に、1時間くらいかけて見に行きました。
ホントに好きですね。ありきたりの、いつも通りの写真しか撮れないのに。そして、もうみんながこのサクラに会いたいとあちらこちらから集まってきているというのに。
だから、津市美杉の淡墨桜は、もう私は卒業かなとは思うんです。でも、ただ年に一回だけだし、ソメイヨシノでみんながガチャガチャする前の、静かな春を味わうために、行ったんだと思います。今シーズンは、もうこれで最後にします。
夕方だけど、クルマはたくさん止まってたんです。さぞかしたくさんの人がいるんだろうとサクラの木のある方を見上げてみたら、二人しか見えません。あと、こちら側に三人くらい、あれ? クルマの数と一致しません。
おかしいですね。
上から見下ろすように撮りました。やはり三人程度。どうしてもおかしい。
それに、この上のポジションで自動的にシャッターを切らせているカメラがあります。そういう仕掛けをセットした人はどこにいるんだろう。
この茶畑の写真、拡大して見ると七人の人が隠れていました。まあ、それでクルマと人との計算があったのかな。みんな三重県から、ここに集団でやってきて、西からの光を待っているようです。
いや、夜になるのを待っているんでしょうか。みんな空に向けて三脚を構えてたから、時間の経過と空とサクラを撮ってたんでしょうか。
ものすごい情熱。飽きっぽい私は、そうした粘り強い皆さんと仲間にはなれなくて、一通り見たら、今年のサクラの満開は今なんだな。もう少ししたら、ソメイヨシノが大群でやって来るんだと思ったところでした。
旅に行けてないから、大人しくしています。そのうち、いいこともあるでしょう。