9月に入って、コロナは落ち着いたと思ったのか、あの人たちは自分たちのことをまず安定した地位・ホジションを築きたくて、総裁選なるものを始めました。
とにかく、Sさんでは自分たちの地位が危ないから、それを守るためには、誰でもいいから、とにかく違う顔をすげ替えようという魂胆のようです。
かくして、だれかが新しい総裁になり、国民の支持とやらは6割くらいになるのでしょう。ご祝儀相場というのがあるのだから、それで6割で、しばらくしたらどんどん下がるか、不思議な安定を見せるか、どちらかでしよう。
そして、あの人たちは思うのです。「国民をだますのなんて、ちょろいもんさ」と。
そりゃね、あんなにお下劣で、人の話は聞かなくて、自分の都合ばかり優先させ、都合の悪いことは証拠も官僚たちにすべて抹殺させて、真面目な公務員なら耐えられないことでも、強引にやらせてしまう。やたら外国まわりが楽しみの、とても恥ずかしい、とてもズルイあの人が8年近くもトップにいられたのだから、あの人たちの間でも、「いい加減国民も目を覚ませばいいのに、簡単にだまされてるよなあ」と思ったことでしょうけど、また、だまされたりするのかな。
いえ、国民ははるか昔に希望は捨ててたのかもしれないです。でも、世の中がこんなになってみると、やはりしっかりとした政治が必要だと感じてるはずなんです。でも、いざ選挙の日が近づいたら、またどうでもよくなってしまうのかなあ。問題は山積だし、本来は政治の力で国と国との問題を解決していかなきゃ、今の時代はダメだと思うんだけど、みんな内向きですね。
第一、他に投票したい人がいないのだから、選挙といってもひどいもんです。与党はいつもの産業振興と諸団体の利益優先、野党はみんなバラバラで、何を言っているのかちっとも伝えたいことが不明で、みんなで連帯して何かするのかと見ていたら、仲間割れと足の引っ張り合い、もう、誰も信頼できないよ、なんでもいいや、景気のよさそうな集団に投票するか? と見てみたら、あの人たちの魔術が通用するのは関西圏だけで、よその地域からしたら、あの人たちの化けの皮は簡単にはがれているのに、関西の人だけは単純にだまされてたりします。
そして、よその地域の人たちは、「どうしてあんなガラの悪い、無鉄砲な奴らが責任ある地位につけるのか、関西って意味不明の土地やわ」となってしまうのでした。
みんなが何とかしてほしい、そう思っているのに、どこもかしこも停滞しています。日本も、北朝鮮も、中国も、ロシアも、ミヤンマーも、アフガニスタンも、どこもみんなです。
政治家は、自分では自分を変えることはできないようです。あるものをアレンジしたりはするし、新しい開発は税金を使えば済むのだから、それはするでしょう。でも、自分のまわりを切り捨て、あれもこれもやらないことなんて、あの人たちはできないだろうな。
そして、停滞はつづくのです。基本は現状維持なんだけど、私たちはすでに現状をとんでもないところまで至らさせたのだから、それを少しでも自然回復の方へ進まなくてはならないのに、それはできないみたい。
仕方がありません。自分のまわりだけでも、自然とは何かを考えて、何か実践できることをしなくてはいけません。
クルマに乗らない。テレビは見ない。お酒はなるべく飲まない。ゴミは出さない。ゴミになるものは買わない。余裕があっても、要らないものは買わない。余計なストックは持たない。リサイクルできるものは、できるだけリサイクルする。
まだまだ足りないな。そして、すべてできてないことです。ああ、できもしないことを書いて偉そうなことを言っている。
私なんて、とんでもないウソつきだ。でも、私しか頼るものはないから、私は、この当てにならない私と、思いついたことをなるべくすぐにやっていきたいと思います。